16年間50回500日間以上の海外旅行経験を元に、子ども・赤ちゃんと行く海外旅行のノウハウと旅行記をまとめています

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・赤ちゃん・子どもと使うホテル選び、予約、ベビーベッドなどの使い方


赤ちゃん・子どもがいるなら、ホテルは日本で予約を済ませましょう

 個人手配海外旅行の魅力の一つに「自由であること」があります。航空券だけを手配して、宿探しなどは全て海外現地に行ってからという一人旅をしたことのある方なら、「ホテルなんか現地で探せば良い」と思うかもしれません。しかし、赤ちゃん・子どもがいる場合にはリスクを避ける方が賢明です。海外現地でコンベンションがあった、お祭りがあったなど、日本ではなかなか予測がつかないケースもままあるので、海外のホテルは日本で予約をしていった方が安心でしょう。

 海外ツアー客を受け入れるクラスのホテルである場合、個人で予約するより予約サイトや代理店を通した方が良い部屋をあてがわれる傾向もあります。ホテルにとっては、例え少し高い値段でも次回いつ泊まるかわからない個人客より、毎日かなりの部屋を買ってくれるサイトや代理店の方が上客なのです。私個人も、海外ツアーで利用した時悪くなかったのでと、次に個人で予約を入れたらかなり狭い部屋をあてがわれたことも少なくありません。(もちろん、ソウルのロッテホテルのように団体客と個人客を建物毎に分けるホテルもあるので、全てに当てはまる訳ではありませんが。)

日本の"海外ホテル予約サイト"を利用する

 一番安心で間違いがないのが、日本の海外ホテル予約サイトを利用することです。日本語で同一地域のホテルを検索・比較することができますし、自宅で予約を済ませてしまうことまで可能です。予約画面やサイトから送られてくるメールのプリントアウトを海外のホテルに持参すれば、トラブルは全くありません。
 また多くの場合ラックレート(ホテルの定価)ではなく、季節や曜日によってディスカウントされているので、直接ホテルのカウンターに行くより安あがりです。キャンセルも一定条件の中で可能であることがほとんどなので、積極的に利用したいシステムです。

 

海外のホテル予約サイトを利用する

 英語や現地語に抵抗がないのなら、海外のホテル予約サイトを利用するのも手です。この方法の一番のメリットは、日本のサイトでは取り扱っていないホテルが選択肢に入ることです。日本のホテルを予約するのには日本のサイトを使うのが一番であるように、海外のホテルを予約する時にはその国のサイトの内容が最も充実しています。また、日本のサイトよりも若干安い価格を提示しているケースもあります。
  ただ、システムが不安定だったりレスポンスが遅いサイトもあります。こういうサイトは、日本の様に完全にオンライン予約システムとして稼働しているのではなく、ウェブサイトを立ち上げ、送られてきたメールに人間が対応しているのだと思われます。

海外のホテルに直接メールやFAXを送る

 直接海外のホテルに連絡をとって予約をすることも選択肢の一つです。特にお祭りやイベントなどで部屋がどうしても取れない時には最後の手段になり得ます。ホテルではオーバーブッキングをすることもありますが、セールスマネージャーがいくつか部屋を確保しているケースもあるのです。ディスカウント可能なことも少なくありません。そのホテルのウェブサイトにメールアドレスがあったら、直接メールをしてみましょう。英語になりますが、文面は決まり文句で構わないので、それほど大変ではありません。一例を書いてみましょう。

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Dear Manager,


We are going to visit Guam form 3rd to 7th May, looking for Accommodations.
(5月3日から7日までグァムに行くので宿を探しています)
We are famliy and need 4 beds, so wish to stay famliy room or connecting two 2 beds rooms.
(家族連れでベッドは4台必要です。ファミリールームかコネクティングのツインルームはありますか?)
If you have please you let me know its room rates.
(もしありましたら、価格をお伝え下さい)
And if you have any discount or promotion rate, could you please inform us?
(またディスカウントやプロモーション価格がありましたら、教えていただけますか?)

Best Regards,
Hiroshi Chiba (email: chiba@travel.com)

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できるだけシンプルな文面で十分です。返事が返って来たら、価格を確認してから予約依頼の返信をします。


ホテルのベッドはどう使えばいいの?

・赤ちゃんがいる時期

  よほどの安ホテルやペンションでない限り、大抵のホテルには赤ちゃんのためにベビーベッド、あるいはベビーコットを用意しています。。ベビーベッドがしっかりした作りのベッドであるのに対し、ベビーコットはやや簡易型のものを指すことが一般的ですが、どちらも問題なく使えます。ほとんどの場合、無料で貸し出しをしてくれます。

  ホテルの赤ちゃん用ベビーベッド 奥に見えるのがベビーベッドです。
日本で一般的に使われている物とほとんど同様です。
  ホテルの赤ちゃん用ベビーコット こちらがベビーコットです。
これは籐製のものでした。
他にも金属製の枠にクッションとネットを貼った物もありました。

・赤ちゃんと安心して添い寝が出来るようになったら

  もう赤ちゃん専用のベビーベッドは必要ありません。落下防止にだけ気をつけて、親と同じベッドで眠ります。落下防止のためには、壁際のベッドを使ったり、室内の椅子の背などをベッドに寄せる、などの方法があります。また、万一に備えてベッドの横にベッドカバー(多くの場合室内のクロゼットにしまってあります)を丸めてクッションにし、落ちる可能性のある場所に置いておくと安心です。


・小学生になったそのあとは

ホテルの床で寝るYu 一人でベッドを使うのが当たり前の年齢になったら、主な問題は宿泊費の節約になってきます。チェーンホテルやアメリカのモーテルチェーンなどでは「17歳以下の子どもが親と同じベッドを使う場合は追加料金不要」などというケースがほとんどです。この例にならうホテルは多いのでベッドさえ大きければ親子で一つのベッドを使えば、ホテル代は一部屋分だけで済みます。
床に寝る、という大技を使うこともできます。(笑)


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