16年間50回500日間以上の海外旅行経験を元に、子ども・赤ちゃんと行く海外旅行のノウハウと旅行記をまとめています

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・2006 韓国・水原 5日間



この旅行記はページ数が多いのでメニューをつけました。

準備1 「ソウルの定宿」、  準備2 「出発前夜」
1 「成田空港」、  2 「アシアナ航空107便 ソウル行き」
3 「水原 クリスタル荘旅館」、  4 「水原なのに豚カルビ」
5 「エバーランドへ」、  6 「エバーランド」
7 「大衆食堂」、  8 「水原民俗村」
9 「深夜… 大人の秘密」、10 「ムグンファ号でソウルへ /Best Western 東大門ホテル」
11 「ナンタ (NANTA) と トケビストーム (Tokebi Storm)」、 12 「春川タッカルビ」
13 「テンジャンチゲを食べて仁川国際空港へ」、 14 「帰国 全日空908便 成田行き」


 



3 「水原 クリスタル荘旅館」


 仁川空港からは、ソウルだけだはなく近郊都市、地方の主要都市に結構たくさんのバスが出ています。「ソウルはもう飽きた」という長男の意見で、今回はソウルから地下鉄で1時間ほどの場所にある水原市をベースにしました。

  案内所でバス停を教わり7Aの出口を出るとそこは近郊都市へのバス乗り場。水原には10-20分置きにリムジンが出ています。ソウルに行くのと変わらない頻度。値段もW12000とリーズナブル。あっという間に来たバスに乗り80分ほどで水原のキャッスルホテル前に着きました。


  入国書類には滞在先を"Castle Hotel,Suwon"などとぬけぬけと書きましたが、ここは水原で一番のホテル。ツインが20万ウォン以上します。でも韓国のこういう「良い」ホテルは、値段に中身が伴わないケースが多いのです。ロビーやサウナだけ妙に立派なのに、部屋は「20万でこんなもん?」という思いをもう嫌と言うほど繰り返してきたので、あまり泊まる気がしません。もちろん基本的に「お金がない」ためですが。(苦笑)

  駅前の観光案内所で、この周辺に安い"荘旅館"はないかと質問すると、駅前の路地を示して、「ここに行けば道沿いにたくさん安い宿があります」とのこと。「お勧めの宿はありますか?」と聴いたところ「自分で見て判断して下さい」との返事。なるほど。家族連れの外国人旅行者に勧められるような宿はない、ということですね。よ〜く分かりました。^^
韓国・水原・クリスタル荘旅館
  路地に入ると早速左側に怪しい荘旅館があります。ここはどうだろうと外観を眺めていると、宿の人がたまたま飲み物を買って戻るのに出くわしまた。

「こどもいるの?洗濯機あるよ」

さすがプロ。子連れが洗濯機に弱いことを良く知っています。この言葉にぐらっときた私は「大きなオンドル部屋ありますか?」と質問。

「一部屋だけあるよ。1泊W50000」

どんなものかと部屋を見せてもらうと、典型的な安い荘旅館のオンドル部屋。ただ広さは12畳ほどあり、3畳程度のバスルームにはちゃんとバスタブもあります。お湯の出も悪くありません。場所もベストなので価格交渉を開始します。

「いくらでしたっけ?」
「1泊5万ウォンです」
「高いなぁ。安くしてもらえませんか?」

本当は高いとは思わないのだけれど、私は、アジアで何かの値段を聞くと、条件反射的に交渉モードに入ってしまうのです。

「高くないよ。普通の部屋でも4万ウォンだし」
「でも3泊するんだから、ちょっとまけて」

       (中略)

「…じゃぁ3泊で13万ということで。」

この3で割り切れない値段に、緊迫した交渉の経過を感じて下さい。(笑)


  ガイドブックなどでは「韓国の荘旅館は"MOTEL"と名乗ることも多く、安い宿泊施設でもあり、同時に連れ込み宿でもあることが多い。その境界線は曖昧で利用者はあまり気にしない」といったことが良く書かれていますが、もう一度外に出て宿の外観を見てみると、どう見ても連れ込み宿です。^^;
クリスタル荘旅館内部1クリスタル荘旅館内部2

 

 




4 「水原なのに豚カルビ」

 水原と言えば牛カルビの本場です。

  市内を始めちょっと郊外にもたくさんのカルビ屋があり、水原在住の日本人にお勧めの店も教わっておきました。せっかく食べるのならおいしい方が良いに決まってます。


  移動の疲れもあるのでちょっと早めに夕飯を、ということになったのですが、どうもタクシーを拾う気になりません。宿の周りを歩いてみたい、周囲にどんなお店があるかを確認してみたい、そんな気分が先行したのです。そこで、家族で歩行者ゾーンとなっている宿の前の道を徘徊しました。雑貨屋、コンビニ、軽食堂、様々な食べ物屋、飲み屋。大抵のことはこの道一本で済んでしまいそう。さすが駅前の繁華街。
デジカルビ店1

  そこで発見したのがこのお店。牛のカルビではなく豚肉のカルビ「デジカルビ」を扱っています。火もちゃんと炭火みたい。「ここで食べちゃおうか」ということになり、そのまま夕飯になりました。

  実は我が家、ここ数年韓国では牛のカルビは食べていません。理由は、(1)お金がない、(2)下手な牛カルビより豚カルビの方がおいしいことも少なくない、(3)牛の焼き肉は日本で食べた方がおいしいように思う、(4)お金がない、(5)お金がない、(6)とてもお金がない、といったところです。

  値段は牛のカルビが一人前(200gが基本かな?)2〜3万ウォンなのに対し、豚のカルビは一人前(300gの店も結構あります)5000〜8000ウォン。牛カルビはタレに漬け込むことで牛肉の風味を殺してしまうこともたまにありますが (鮮カルビを頼めばつけ込んでない肉も出てきます)、豚ではまずそういうことが起きません。値段の差が味の差に比例しない印象をうけているのです。(別の料理なのにこんなというのは野暮だとは承知の上で ^^;)
デジカルビ2デジカルビ3
  肉が焼けたら、サンチュにご飯(大抵別価格W1000)、テンジャン(韓国味噌)、好みで葱のキムチやニンニクなどを乗せ、その上に肉を一切れ乗せます。そしてそれを軽く丸めて口の中へ。う〜ん、うまい! ^^

  値段が安いため、父も牛では言わない台詞を口にします。「肉が足りなかったら追加するから、どんどん食べろよ」と。牛でこの台詞を言えるほど、我が家は裕福ではないのでした…
 

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