16年間50回500日間以上の海外旅行経験を元に、子ども・赤ちゃんと行く海外旅行のノウハウと旅行記をまとめています

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・2006 韓国・水原 5日間



この旅行記はページ数が多いのでメニューをつけました。

準備1 「ソウルの定宿」、  準備2 「出発前夜」
1 「成田空港」、  2 「アシアナ航空107便 ソウル行き」
3 「水原 クリスタル荘旅館」、  4 「水原なのに豚カルビ」
5 「エバーランドへ」、  6 「エバーランド」
7 「大衆食堂」、  8 「水原民俗村」
9 「深夜… 大人の秘密」、10 「ムグンファ号でソウルへ /Best Western 東大門ホテル」
11 「ナンタ (NANTA) と トケビストーム (Tokebi Storm)」、 12 「春川タッカルビ」
13 「テンジャンチゲを食べて仁川国際空港へ」、 14 「帰国 全日空908便 成田行き」




13 「テンジャンチゲを食べて仁川国際空港へ」

 韓国5日目、帰国の日となりました。

  いつも思うのですが、5日目ってハングルも少し上手に読め始めて、韓国語も聞こえ始めて来る頃なんですよね。正直「さぁこれから」という気分もあるのですが、明日から仕事も学校も始まるので仕方ありません。
ソウル・東大門・大衆食堂
  例によって近場の大衆食堂での朝食なのですが、大人全員がテンジャンチゲ、次女が海苔巻き。あのー、このメニューいい加減飽きません?^^; いや、私もテンジャンだから大きなこと言えないけれど、旅行記をアップする身としてはもう少し華やかな画像が欲しいんだけれどなぁ…。

  確かにこのテンジャンチゲは妙に癖になる味です。テンジャンは日本の味噌のようなもので、事実上「みそ汁定食」なのですが、韓国の味噌は日本の物とはかなり味わいが違うので新鮮です。具だくさんなら沖縄のみそ汁も負けないけれど、なんていうか「韓国の味」なんです、これ。

  大体日本の場合、どんな安定食屋でもプロなら煮立てたみそ汁は出しませんが、韓国の物はぐつぐつ煮えて出てきます。出汁は普通アサリと煮干し。海苔巻き同様、日本にもありそうでない、韓国ならではの味です。そりゃ最後の朝食に選ぶよなぁ…。


  テンジャンチゲでお腹を満たし、ホテルから徒歩5分程度のバス停に行き仁川空港へ移動。あれ?座席バスW6000がW8000に値上がりしてる。これじゃW12000のリムジンとの競争力なくなってしまうのではないかな?


  仁川空港は昔の金浦のような出国の行列もなく、混雑で苦しんだことがありません。全日空のカウンターにチェックインし、あっという間に出国エリアへ。
仁川空港・プレイルーム
  仁川空港出国エリアには、2箇所の子どもの遊び場があります。マクドナルドにあるようなジム型の遊具もあり、完全に成田空港負けてます。^^; ここで次女を遊ばせ、体力を消耗させ弱らせ、狭い機内での移動に備えます。といってもたかだか2時間だけれど。でも、こういう施設は子連れにはありがたいですね。オムツ交換のベッドはもちろん、子どもサイズのトイレや授乳室もあって、いつも清潔です。金浦時代とは大違い。


  朝食から4〜5時間経っています。これから乗る全日空便の機内食はかなり貧相で、私はもちろん子どもたちでも満足出来ないしろもの。以前、ビジネスクラスのノーマルチケットでこの便に乗ってしまい残念な思いをしたので、一生忘れません。^^:
仁川空港・カフェテリア
  そこで搭乗前にお昼ご飯。出国エリアの韓国食は市内の3倍以上するので、値段の余り変わらないファストフッドコーナーです。妻と次女はドーナツ、長女はサブウェイ、そして私と息子は日本の誇る某ギタリストへの敬意をこめつつBerger Kingのワッパーミール。どこでも思うのですが、こことウェンディーズってハンバーガーのパテに肉の味がします。当たり前のことだと思うのだけれど、日本の他の店はいったいどうなっているのでしょう?もっとも、アメリカのマクドナルドのように、"プレミアム"を頼むと初めて肉の味がする、というのは、よけいに惨めですが。

 

14 「帰国 全日空908便 成田行き」


  全日空は成田/仁川線を捨ててます?

じゃぁ羽田線は良いかというとこれもいまいち。古いB767に旧世代のビジネス席乗せて飛ばしてますし。でも成田線にはビジネス席の設定そのものがありません。
全日空・A320
機材はA320。機体としては古くはないし良い機材なのですが、やっぱり狭いんです。いや、私は小さな飛行機が好きなので狭いこと自体には何も問題はないのですが「ギャレーがないほど」狭いのです。

ギャレーがないと言うことは、つまりミールを暖めるオーブンがないということ。従ってこの路線では全日空名物「A320弁当」が配られます。まぁソウル/成田線はこれだって知っているからいいけれどねぇ。日頃777とか使っている路線に何かで急遽この機材を割り当てた日には、ビジネス客嘆きまくりは確実でしょう。多分この機材は国内線仕様。昔稚内線で乗った記憶があります。

ソウル発の時間も変わりました。夕方発から午後発へ。つまりNHのA320は、1日1回、お昼過ぎこそこそ仁川にやってきて、ちょっとお掃除を済ませたらまたこそこそと帰って行く訳です。


    離 島 か よ 。



  ちなみに一昔前、ノースウェストが「ワールドビジネスクラス」でかなりゆったりとした座席を提供していた時代、全日空は売却直前のトライスターのY席前2列に「ANAビジネスクラス」のシートカバーをつけていました。まぁ、ミールはちょっとだけYより良かったけれど。今に始まったことではないのですね、これ。

  その代わりなのか、全日空は中国線、特に幹線には力が入ってますけれど。上海線なんか、時間の良い"Club ANA"より、時間の悪い"Club ANA Asia"の方が人気なくらいだし。わざわざ早起きしてでも"Asia"のシートに乗りたいって思わせてくれる訳で、それに比べてソウル線は寂しいですね。きっと、あまり儲からない路線なのでしょう。なんだか、運行枠確保のために無理矢理飛ばしてる様な印象を受けました。まぁ飛べば問題ないんですけれどね。
全日空A320ミール全日空A320チャイルドミール

 例によってチャイルドミールの写真撮りました。 あのー、大人のよりおいしそうなんですけど、、^^;





と言う訳で機内で「おやつ」を食べて、無事帰国しました。
長い旅行記に最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

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