2006.1 中国雲南省旅行記 (Natsu4歳) 5 麗江国際青年旅館 安宿と洗濯
2016/07/22
2006.1 中国雲南省旅行記 (Natsu4歳) 5 麗江国際青年旅館 安宿と洗濯
不安と猜疑心は消えないが、初めての街だし少なくとも4~5日は滞在したい。それに家族旅行者には洗濯という大事業もある。5人x数日分の洗濯はかなりの大仕事だ。これを何とかしないと移動もままならない。
昔どこかの旅行ライターが「長い旅には洗濯の休日が必要」と何かに書いていた。もっともだ。しかし彼は旅行者が不潔であることをも得意げに書いていた。曰くパンツを何日も替えない。曰く神経質では旅行は出来ない、みたいなこと。etc
おい、ちょっと待てや。金を使わないバックパッカーにも下着くらい毎日きちんと洗濯する奴はいっぱいいるぞ?というか、パンツを1週間も替えないのはお前個人の問題であって、旅行者全般の問題ではないんじゃないか?
少し昔の旅行記には貧乏自慢、長期自慢、危険自慢などくだらないことがいろいろ書かれていたけれど、この不潔自慢もその類だ。困ったものだ。
麗江では古城エリアにこだわって宿を取った。古城国際青年旅館。中国スタイルの中庭を囲む伝統的な建物と、やや新しい3階建ての建物からなる宿。4人部屋に空きがなく「伝統的」な方の2人部屋を2部屋取る。1部屋80元。
「伝統的」ということはもちろん「古い」ということ。一応トイレや24時間お湯の出るシャワーも室内にあるけれど、暖房がない部屋にはすきま風が容赦なく入り込む。日中は居心地良いのだけれどねぇ。救いはベッドに電気毛布があったこと。電気毛布がこんなに暖かいとは知らなかった。
この宿には1回10元で使える洗濯機もあり、ここぞとばかりに2回洗濯機を回す。洗った洗濯物は中庭に面した部屋の前に干す。どんなに伝統的な建物でも、家族5人の洗濯物が飾られた日には生活感いっぱいのただのボロ家になってしまうけれど、中国だからしかたない、って、どこでも同じか…
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