香港ドラゴン航空361便 (2006.9-10 父一人旅アジア周遊49)
ダイバードで娘の運動会に行けなかった私は、家族に平謝りするハメになった。なんだか謝るために一時帰国したかのようだ。
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香港ドラゴン航空361便
(2006.9-10 父一人旅アジア周遊49)
ダイバードで娘の運動会に行けなかった私は、家族に平謝りするハメになった。なんだか謝るために一時帰国したかのようだ。
もっとも私にだって自分の用事もある。この一時帰国を利用して、かたづけなければならないことを大急ぎで処理する。これでも一応社会人なのだ。それに今回のような旅行はなかなか出来るもではない。せっかくのチャンスを棒に振るほど、私はお人好しではないのだ。
旅行再開、といっても義理堅くバンコクに戻る必要はない。
今回は東南アジアエリアでは香港行きに安いチケットがあったのでそれを利用することにした。香港ドラゴン航空のディスカウントチケットだ。往復で2万円ちょっと、香港は燃料サーチャージも他所より安めなのでありがたい。これが一番安くアジアに戻ることができるチケットだった。
「香港ドラゴン航空」というのは、何度見てもインパクトがある名前だ。これが中国語で「港龍航空」、英語で "Dragon Air" ならまだ良い。が、日本語で「ドラゴン航空」と来るとやっぱりすごい。よく分からないけれどすごい。日本人社員が電話で「はい、ドラゴン航空でございます」というたびに心の傷を重ねるのではないかと心配だ。
しかし、この航空会社はなかなか良い。
アジアの優等キャリアであるキャセイの本拠地、香港の航空会社だ。あんまりキャセイに劣ってしまっては使ってもらえない。中国メインランドの新興航空会社とはまったくレベルが違う。
東京へはA330を飛ばしている。
これはA300の期待にA320/340のシステムを搭載した機材でなかなか良い。少なくとも日系がアジア各地に飛ばすおんぼろ767などよりよほど快適で安心だ。
エコノミーの座席も窮屈ではない。また、AVODこそ搭載していないが液晶モニタがそれぞれのシートにあるのも良い。チャンネル数もまぁまぁだ。
私は機内食に特別期待はしない方だ。街や家で食べる1000円の食事の方が絶対においしい。しかし、敢えて比較するならば、ドラゴン航空のミールは、最近のエコノミークラスの平均水準をしっかりクリアできていると思う。赤ワインも意外とおいしかった。
そしてドラゴン航空名物のデザート、ハーゲンダッツのアイスクリーム。私はアイスクリームなどそんなに食べないが、機内だと気分転換になって良い。エコノミーでアイスクリームを出すのは、ドラゴン航空とバージンアトランティック航空、あとはどこがあったかな?
と5時間程のフライトはあっという間だった。
飛行機の本当のサービスは安全性と定時性だ。数日前ダイバードで振り回された身としては、定時に出発して定時に到着することが何よりだと感じる。
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