ビシュケクのトロリーバスと市場のお総菜
ビシュケク市内の交通機関には、バス、「マルシュルトゥカ」と呼ばれる民営のミニバス、タクシー、そしてトロリーバスがある。そのうち最も安上がりな移動手段がトロリーバスだ。バスやマルシュルトゥカの運賃が一般に5comであるのに対し、トロリーバスは3comだ。また老人は無料のようで、みんな降りる時に運転手に挨拶をするだけだった。さすが公共の交通機関という気がする。
しかしそこは旧ソ連の公共交通機関、運行頻度が全く読めない。
同じ番号のバスが数台続いたかと思うと、待っている番号のバスが1時間くらい来ない時もある。もちろん運行時刻表はあるだろうし渋滞状況などによってムラも発生するのだろうが、それでも納得しきれない程来たり来なかったりする。無料の様に思えたご老人たちは、いつ来るともしれないトロリーバスをひたすら待つのだろうか。まぁそこは旧ソ連時代に行列と待つことには慣れている強者の皆さんなので、苦にはならないのかもしれないが、冬の待ち時間はさぞ寒いだろうと思う。
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ビシュケク市内の交通機関には、バス、「マルシュルトゥカ」と呼ばれる民営のミニバス、タクシー、そしてトロリーバスがある。そのうち最も安上がりな移動手段がトロリーバスだ。
バスやマルシュルトゥカの運賃が一般に5comであるのに対し、トロリーバスは3comだ。また老人は無料のようで、みんな降りる時に運転手に挨拶をするだけだった。さすが公共の交通機関という気がする。
しかしそこは旧ソ連の公共交通機関、運行頻度が全く読めない。
同じ番号のバスが数台続いたかと思うと、待っている番号のバスが1時間くらい来ない時もある。もちろん運行時刻表はあるだろうし渋滞状況などによってムラも発生するのだろうが、それでも納得しきれない程来たり来なかったりする。無料の様に思えたご老人たちは、いつ来るともしれないトロリーバスをひたすら待つのだろうか。まぁそこは旧ソ連時代に行列と待つことには慣れている強者の皆さんなので、苦にはならないのかもしれないが、冬の待ち時間はさぞ寒いだろうと思う。
乗り方は特に難しくはない。
トロリーバスは乗り場が決まっているので、その場所で待つ。バス来たら乗り込む。降りる時3comを運転手に支払う。もしかしたら長距離の路線は違う値段なのかもしれないが、少なくとも私が乗った区間は全て3comだった。
一度このトロリーバスの終点を見てみたいと思い、南行きの11番のトロリーに乗ってみた。
さほど都市化されていないビシュケクの街を、11番のトロリーバスは南へ走る。南に走り街の中心部を離れるほど道路の周りの緑が少なくなっていく。
カザフスタン大使館に行く時に降りるミール大通りとアフンバイエフ通りの交差点から更に20分ほど走ると、終点のターミナルについた。日本人の目にはただの空き地に見えないでもない。
ターミナルの後ろには荒涼たる中央アジアの山々しか見えないが、道路を挟んだ反対側には団地とちょっとしたマーケットがあった。せっかくなので郊外の団地マーケットを見学する。
食料品が主で他に日用雑貨が多少ある、その程度の市場だ。あまり見る物もなかったが、一角に手作りの総菜を売る店を発見する。
外食事情が良いとは言えないこの街でこれはなかなかおいしそうに見える。値段は500gで10-30com程。ポテトサラダを500g買い、昼食にする。
この種の味が久しぶりのせいか、なかなかおいしかった。値段も30oomと決して高くはない。普通はみんな家で食べるのだろうが、旅行者と見てかちゃんとプラスチックのフォークをつけてくれた心意気がうれしいではないか。
この後私は、頻繁に量り売りの総菜を買い食事にすることになった。
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