レポート 「ホテルおおるり、1泊2日5300円、湯けむり号の旅」その2
2020/03/10
バスは12:30頃おおるりチェーンのホテルニュー紅葉に到着する。
このバスはそのまま帰宅する客を乗せ、それぞれの出発地に引き返す。従って帰りのバスの時間は、その日の渋滞状況によって多少変わることになるらしい。
ホテルニュー紅葉のロビー。
湯けむり号が到着/出発する時間帯には人で溢れる。
フロントでチェックイン、部屋の鍵と手ぬぐい、歯ブラシを受け取る。これが安めのビジネスホテルあたりだと前払いも少なくないのだが、おおるりは激安旅館だが前払いではない。当然清算はチェックアウト時だ。夕食でビールなどを頼む人も少なくないだろうし当然だ。
ロビーには簡単な麺を出すコーナーがある。
ニュー紅葉は温泉街の中心部から歩いて15分程かかる場所にある。私たちは温泉街の散歩を兼ねて昼食に出かけたが、歩くことが面倒なお年寄りの団体などが結構利用していた。ラーメンが525円、山菜そば・うどんが577円。カレーが630円と安めの価格設定になっている。
土産物屋や自動販売機も当然ある。
自動販売機のソフトドリンクは10円増し程度だが、ビールは350ccで300円だ。ちなみに室内の冷蔵庫は空っぽなので、自動販売機で買った飲み物を冷やしておくこともできる。
室内はこんな感じになっている。
きちんと掃除された8畳間に2畳ほどのベランダ(?)、部屋の入り口にはユニットだがバスとトイレもある。必要十分な部屋だ。
温泉街の中心部から少し離れている分、窓の下は西の河原公園だ。ホテルの横道から直接降りることもできる。
窓からは草津スキー場も見える。
ニュー紅葉に関して特筆すべきなのは、スキー宿でもあることだ。
この草津ツアーは3月下旬に行ったのだが、まだ山に雪はたっぷり残っておりスキー場も営業していた。
徒歩だと20分かかる距離だが、ニュー紅葉ではスキー場まで1日3便の無料シャトルバスを出している。
レンタルスキー店もホテル前の駐車場にあるし、フロントではリフトの割引券も置いてある。
つまりホテルニュー紅葉は極めて安価なスキー宿でもあるのだ。
ホテル発スキー場行きの昼のシャトルは12:30発なので、湯けむり号との連絡は厳しいが、2泊すれば中1日たっぷりスキーができる。実際スキー場へのシャトルバスには結構人がいた。自家用車で行けば1泊でもたっぷりスキーが可能だ。
リフト券もレンタルスキーも別料金にはなるが、2泊3日のスキーツアーが往復のバス代込みで10300円(4人以上)。これは激安スキーツアーに全く引けを取らない。
さすがホテルおおるり、やるものである。