重慶大厦のA座3階、何かと噂の台湾酒店に泊まってみた
ドミと安宿の決定的な違いは、プライバシーの有無だ。
まぁ守るほどのプライバシーは私にはないが、シャワーを使ってタオルを巻いたままベッドに座れるのが個室の良さだ。ドミの場合その辺を裸で歩き回る訳にはいかないので、狭いシャワー室で着替えもしなければならないのだが、疲れている時はちょっと面倒だ。
安宿は結構香港のあちこちにあって、特に銅鑼湾には高富旅館などなかなか良い宿もあるのだが、九龍側が好きな私はついつい重慶大厦に泊まってしまう。なんだかんだで尖沙咀はあちこちへのアクセスが大変に良い。2階の両替レートも香港でトップクラスだし、おいしいカレー屋もあって、ついつい泊まってしまう。
重慶大厦と言えば定番は、日本人を優先してくれ予約もできるDragon Inn、この中では最高級宿で6人まで泊まれるファミリールームもある我が家の家族に断固拒否された重慶招待所(結構いいのになぁ)、見晴らしが良くてドミも安いA座16階のトラベラーズ・ホステルあたりが定番なのだが、私はついついA座7階の第1招待所、ここは満室なら同じフロアの惠康招待所"Welcome Inn"に泊まる。
Welcome Innとのおつきあいは10年以上になる。
ここは宝石や貴石でビジネスをしている華さんの人柄が良いのだ。第1招待所がシングル100HK$,ツイン200HK$でしかも洗濯無料に対して、シングル140-160HK$とやや高めなのだが、オーナーの華さんの人柄で、未だに客が集まってくる。以前旅行人ガイドで紹介されていらい、古い旅行者には定番だ。インド系の顔立ちをした10才くらいの娘さん(?)がまたかわいくて、「ここたばこ吸っていい?」と聞いたら、困ったように笑って「窓空けて近くで吸ってね」と笑う。私はこの働き者の娘さんのファンだ。
中国メインランド、香港島などあちこちへのアクセスが良い尖沙咀はやはり一等地だし、空室さえあれば快適な部屋を100HK$で独占できる重慶大厦は、プライバシーが欲しい人には,悪い選択ではない。バス停にいる客引きを無視できればだが。
さてWelcome Innこと惠康招待所は昔から評判が良い。
結構ゆったりしてて高くはない部屋に、親切な華さん一家がいろいろ面倒をみてくれ、チェックアウト時には安めの翡翠をくれることも多い。この心意気がうれしいではないか。
しかし第1招待所も、Welcome GHがいっぱいだと、上に上げたどこかで空室を探すことになるのだが、3階まで降りてきた時派手な看板を見た。いろいろ噂がある台北酒店だ。
ここは宿の混みようや客の様子によって……
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ドミと安宿の決定的な違いは、プライバシーの有無だ。
まぁ守るほどのプライバシーは私にはないが、シャワーを使ってタオルを巻いたままベッドに座れるのが個室の良さだ。ドミの場合その辺を裸で歩き回る訳にはいかないので、狭いシャワー室で着替えもしなければならないのだが、疲れている時はちょっと面倒だ。
安宿は結構香港のあちこちにあって、特に銅鑼湾には高富旅館などなかなか良い宿もあるのだが、九龍側が好きな私はついつい重慶大厦に泊まってしまう。なんだかんだで尖沙咀はあちこちへのアクセスが大変に良い。2階の両替レートも香港でトップクラスだし、おいしいカレー屋もあって、ついつい泊まってしまう。
重慶大厦と言えば定番は、日本人を優先してくれ予約もできるDragon Inn、この中では最高級宿で6人まで泊まれるファミリールームもある我が家の家族に断固拒否された重慶招待所(結構いいのになぁ)、見晴らしが良くてドミも安いA座16階のトラベラーズ・ホステルあたりが定番なのだが、私はついついA座7階の第1招待所、ここは満室なら同じフロアの惠康招待所"Welcome Inn"に泊まる。
Welcome Innとのおつきあいは10年以上になる。
ここは宝石や貴石でビジネスをしている華さんの人柄が良いのだ。第1招待所がシングル100HK$,ツイン200HK$でしかも洗濯無料に対して、シングル140-160HK$とやや高めなのだが、オーナーの華さんの人柄で、未だに客が集まってくる。以前旅行人ガイドで紹介されていらい、古い旅行者には定番だ。インド系の顔立ちをした10才くらいの娘さん(?)がまたかわいくて、「ここたばこ吸っていい?」と聞いたら、困ったように笑って「窓空けて近くで吸ってね」と笑う。私はこの働き者の娘さんのファンだ。
中国メインランド、香港島などあちこちへのアクセスが良い尖沙咀はやはり一等地だし、空室さえあれば快適な部屋を100HK$で独占できる重慶大厦は、プライバシーが欲しい人には,悪い選択ではない。バス停にいる客引きを無視できればだが。
さてWelcome Innこと惠康招待所は昔から評判が良い。
結構ゆったりしてて高くはない部屋に、親切な華さん一家がいろいろ面倒をみてくれ、チェックアウト時には安めの翡翠をくれることも多い。この心意気がうれしいではないか。
しかし第1招待所も、Welcome GHがいっぱいだと、上に上げたどこかで空室を探すことになるのだが、3階まで降りてきた時派手な看板を見た。いろいろ噂がある台北酒店だ。
ここは宿の混みようや客の様子によって宿泊価格が変わる。
私が試しに値段を聞いた見たところ、150HK$と噂より安い値段を提示してきた。しかも「1室だけ空きがある」のだそうで、この言葉を真に受けるなら、ちょっと安くても部屋を埋めてしまおう、という魂胆らしい。
部屋を見せてもらう。
狭い曲がりくねった廊下には、結構きれいなカード式ロックの部屋が並ぶ。しかしドアとドアの間は笑ってしまうほど狭い。うじゃうじゃ部屋がある、といった感じだ。
部屋は狭い。
重慶マンションの部屋は基本狭いのだが、私が泊まった中でもっとも小さいベッドと狭い部屋だった。それでもテレビ、エアコン、トイレ、シャワーが一応あるのは、ちょっと偉い。
ベッドも過去経験した中で最も小さい。
香港サイズのベッドは小ぶりな物が多く、身長180の私は狭いのは慣れているのだが、このベッドは壁に作り付けなので、ベッドの隙間から足を伸ばすこともできない。
トイレ、シャワー、エアコン、テレビも一応ある。
窓はあるが、大きく開けることはできない。もともとちっちゃい窓なのだが、これが開くと閉塞感からかなり解放される。うー、狭い、窓がなくて息が詰まる。第1招待所もウェルカムでも、こんな閉塞感を味わったことがない。
ただリノベーションをしているので、清潔といえば清潔だ。清潔な、2畳強の、閉塞感のある密室だ。下のバス停でたむろしているアフリカ人、中東人の皆様の気持ちが分かる。
宿では管理人が防犯モニタを凝視している。
ベッドは小さいが、部屋もそこそこきれいだし、廊下が曲がりくねっていて防犯も一応意識しているので、体の小さな女の子などには、まぁ安全な方、と言っても良いのかもしれない。階段だけで外に出られるのも魅力だ。
でも、正直なところ、あんまりお勧めしたい宿でもない。
客によって値段を変えるのはある程度しかたがないとして、なんとなく信用しきれない空気が漂うんだよなぁ、ここ。
まぁどうしても選択肢がなくなったらここに泊まるのも、客引きに連れられて宿に入るよりはマシだろう。私はもう泊まろうとは思わないが。
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