世界、大人の社会科見学!

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旅の道具

ヨルダン現地報告、旅のデジテルものその3ラジオ最強伝説 - 最後の国産小型短波ラジオ? ICF-SW22

2016/07/22

もう現地でもなんでもないのだが、旅のデジタルモノの続きを。

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まだ説明していないアイテムのうち、ipod classicに関しては今更何かを書くこともないだろう。今でこそポータブルハードディスクも320Gで5000円程度と安くなったが、ipod classicは音楽も動画も見ることができ160Gのポータブルハードディスクとしても活用できる。ハードディスクを搭載しないネットブックなどでは貴重なストレージとなるし、携帯音楽/動画プレーヤーとして160Gは未だ最大の容量だ。

実は私はitunesが嫌いで、かなり長い間ipodを使って来なかった。しかし160Gという容量の前に屈服し、既に2台のClassicを使っている。1台は車載専用機だ。少し前までMP3対応カーオーディオなどに数万円を払っていたのがばからしくなる。

ipodの動画は、本体で見るだけが脳ではない。

前にも紹介した ipod野郎 というフリーウェアを使えば、itunesでipodに入れた動画や音楽を、接続したPCで見ることもできる。

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この何が便利かというと、イヤフォンをしなくてもそこそこ大きな画面で、ベッドでごろごろしながら映画など動画を見ることができるということだ。寝る前にこれはかなり良い。

SIMフリーの携帯は、以前に何回か紹介したHTCのS21HTだ。
携帯の電波システムが合致する国なら、バカ高い国際電話やローミング料金を支払わなくても、現地で買ったSIMで安上がりに通信できる。

そして、今回鼻息荒くお勧めしたいのが、ラジオだ。

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このラジオは、SONYIFC-SW20という、カセットケースサイズ(古い!)の短波ラジオだ。買ったのはもう10年以上、もしかしたら20年以上前になるのだが、未だに現役で活躍している。

ネット全盛の時代に、これだけデジタルモノを持ち歩きながらラジオまで持って行くことに違和感を感じる人がいるかもしれない。

しかし未だにラジオは最強の情報端末ツールなのだ。

旅先のどこでもネット環境があるわけでないことは言うまでも…


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もう現地でもなんでもないのだが、旅のデジタルモノの続きを。

farah3.GIF

まだ説明していないアイテムのうち、ipod classicに関しては今更何かを書くこともないだろう。今でこそポータブルハードディスクも320Gで5000円程度と安くなったが、ipod classicは音楽も動画も見ることができ160Gのポータブルハードディスクとしても活用できる。ハードディスクを搭載しないネットブックなどでは貴重なストレージとなるし、携帯音楽/動画プレーヤーとして160Gは未だ最大の容量だ。

実は私はitunesが嫌いで、かなり長い間ipodを使って来なかった。しかし160Gという容量の前に屈服し、既に2台のClassicを使っている。1台は車載専用機だ。少し前までMP3対応カーオーディオなどに数万円を払っていたのがばからしくなる。

ipodの動画は、本体で見るだけが脳ではない。

前にも紹介した ipod野郎 というフリーウェアを使えば、itunesでipodに入れた動画や音楽を、接続したPCで見ることもできる。

dejitmono1.gif

この何が便利かというと、イヤフォンをしなくてもそこそこ大きな画面で、ベッドでごろごろしながら映画など動画を見ることができるということだ。寝る前にこれはかなり良い。

SIMフリーの携帯は、以前に何回か紹介したHTCのS21HTだ。
携帯の電波システムが合致する国なら、バカ高い国際電話やローミング料金を支払わなくても、現地で買ったSIMで安上がりに通信できる。

そして、今回鼻息荒くお勧めしたいのが、ラジオだ。

dejitmono3.gif

このラジオは、SONYIFC-SW20という、カセットケースサイズ(古い!)の短波ラジオだ。買ったのはもう10年以上、もしかしたら20年以上前になるのだが、未だに現役で活躍している。

ネット全盛の時代に、これだけデジタルモノを持ち歩きながらラジオまで持って行くことに違和感を感じる人がいるかもしれない。

しかし未だにラジオは最強の情報端末ツールなのだ。

旅先のどこでもネット環境があるわけでないことは言うまでもない。私の場合、ネット環境どころかテレビのない宿に泊まることも少なくない。

多少の情報ならSIMフリーのスマートフォン経由で得ることができるが、通信料金は無料ではないしあまり長時間使うわけにもいかない。無料で常時情報にアクセスできるラジオは、情報端末ツールとして最も簡便で安上がりだ。

NHKの海外向け放送であるNHKワールドは、外国語はもちろん、日本語でもほぼ24時間海外向けラジオ放送を行っている。

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中東や北アフリカでも、1日9時間の日本語放送があり、短波ラジオさえあればネットなどなくても日本の事情から取り残させる心配はない。番組表はここからダウンロードできる。

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では短波ラジオにはどのようなものがあり、海外に持って行くのにはどれが一番かというと、驚いたことにというか困ったことにというか、未だに私が20年ほど前に買った SONYのICF-SW20のマイナーチェンジ機、ICF-SW22なのだ。

実はこのICF-SW22、某巨大掲示板にも専用のスレッドがある。

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少し長くなるが、一部をそのスレッドから引用しよう。

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2 名前:It's@名無しさん[] 投稿日:2009/03/06(金) 18:32:29
SONY ICF-SW22 短波の受信周波数が少ない。機能の割に値段が高い。
イアホン端子が今更モノラル等々・・・・

カタログスペックだけを見られて決して評価の高くないICF-SW22。

実はSONYラジオの数少ない”MADE IN JAPAN”(日本製)って知ってますか?
海外では○パクリな筐体を持つラジオが作られる程、評価されてる本機。
国内でももう一度見直しては如何でしょうか?

ttp://www.ecat.sony.co.jp/audio/radio/products/index.cfm?PD=271&KM=ICF-SW22(国内版)
ttp://www.ecat.sony.co.jp/tourist/radio/acc/index.cfm?PD=1045&KM=ICF-SW22(JE)(JE版)

*日本版とJE版の違い
【国内版】<主な日本語放送>
3.625-4.275MHz(75mb)が受信可能<ラジオNIKKEI>
6.875-7.525MHz(41mb)が受信不可
SW22自身の周波数表示板に”NSB”等の一部放送局の表示有
マニュアルが日本語のみ

【JE版(ツーリスト版として販売してる所もある)】
6.875-7.525MHz(41mb)が受信可能<中国国際放送・ロシアの声・ラジオ日本他>
3.625-4.275MHz(75mb)が受信不可
SW22自身の周波数表示板に放送局の表示は無く、周波数表示のみ
(注意:SONYのHPでは何故かどちらもSW22(日本)の写真を使っている。商品飾り箱も同様)
マニュアルが日本語・英語・韓国語の三カ国語で表記

3 名前:It's@名無しさん[sage] 投稿日:2009/03/06(金) 19:14:27
○SONY ICF-SW22
1989年製ICF-SW20の周波数切換スイッチ等を一部変更して
1993年9月1日に販売されたカセットテープサイズの短波ラジオ
尚、機能の殆どやデザイン等はICF-SW20をそのまま踏襲して
いる。
【機能】
FM/MWスーパーヘテロダインSWデュアルコンバーション方式
アナログダイヤル選局ラジオ
116.5×72.5×28mm (幅・高さ・奥行) 重量:200g(電池含む)
内蔵スピーカー:4cm100mW 電源:単3電池×2本
イアホン端子:モノラルミニ(ステレオ用には変換アダプタ必要)

MW(中波)・・・・・531-1710KHz(AMワイド対応)
SW(短波)・・・・3625-4275KHz・5775-6425KHz・9375-10025KHz
11615-12265KHz・15100-15650KHz
17500-18150KHz・21325-21975KHz
(*JE版は3625-4275KHzが受信不可代りに6875-7525KHzが
受信可能になっている海外向けバージョン)
FM・・・・・76-108MHz(FMワイド仕様・VHFTV1-3ch音声受信可能)

【長所】
・現在国産短波ラジオとして最も小型である
・電池の持ちが良い。(普通に使うと半年は持つとの話あり・・・・)
・放送受信の能力がこの大きさを考えると決して低くない。
・受信した放送を出来るだけ持ち上げて聞こえるレベルにする。
・ソニー短波ラジオで最も安い"日本製"ラジオ
【短所】
・FMを含めモノラル対応である。その為イアホン端子もモノラル
・ストラップが直付けで交換出来ない。(バラせば可能?)
・より安価のSONY ICF-SW11(中国製)より受信周波数が少ない
・海外向けのJE版が手に入れにくい
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なんとこのSONY ICF-SW22、1993年からそのスペックも価格もほとんど変わっていないのだ。

短波ラジオだけなら格安商品はいっぱいある。しかし、そのほとんどは中国製だ。もう少し勢いよく書くなら、国内メーカーのラジオもそのほとんどは中国などの海外製だ。

例えば同じSONYの短波ラジオに、ICF-SW11という製品がある。SW22の半額から8割程度の価格で売られているが、実はこれは中国製だ。

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別に中国製だからだめだと言うわけではない。ICF-SW11もそこそこの性能だ。少なくともホームセンターあたりで売っている3000円程度の短波ラジオよりは実用になる。

更に技術的な話に興味のある人は、「我が愛しのICF-SW22」というサイトを見ていただくと、ICF-SW22がどれだけ完成されたラジオかがよく分かる。

一部を引用させていただくと、

■ICF-SW22は、シリーズのICF-SW11とは異なり、短波(SW)用高周波増幅を持っている。2SK238 というFMチューナ用FETを使用している。
短波帯用の回路は、
SW RF AMP(2SK238)
SW 1stMIX(2SK508)
SW 2ndMIX(2SK209)
SW 1stOSC(2SC2223)
SW 2ndOSC(2SC2223)
SW AGC AMP(2SC1623 x 2)
と、結構な数の石を使っている。「ICF-SW22の短波は、聞きたい信号を浮かび上がらせる」と言ってる人がいたが、この回路のおかげか?

■よく比較対象にされる、ICF-SW11 の構成は、独立した高周波増幅部は持っておらず,、高周波~検波までを、ワンチップラジオICの、SONY CXA1238M で行い、低周波アンプを、CXA1522M と、2個のICでやっている。
(http://www.systemuse.co.jp/jikken_icf-sw22.htm、より引用)

SONY ICF-SW22は、ある意味短波ラジオとして完成されてしまっている。

お金に余裕のある人には、もっと高性能のSONYブランド短波ラジオを買うという選択肢もある。

しかし2万弱から3万5000円台というのは、ラジオの価格ではないと私には思える。チューニングがデジタル方式であることは一見メリットにも思えるが、アナログチューニングには感覚的に操作できるというメリットもある。旅先に持ち歩くラジオとしては、ICF-SW22は最良の選択肢だ。10年以上使い続けた私が保証する。値段も10年前と変わらず1万円と少しなのには驚きさえ感じる。

また、一応「後継機種」として、ICF-SW23という型番もある。

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スペック的にはSW-22からテレビの1-3チャンネル(FMの108Mhzまで)が受信できなくなっただけのマイナーチェンジなのだが、先に紹介した巨大掲示板では「取り寄せで買ったSW23、メイドインタイワンだった ・ ・ ・」という書き込みまであった。

dejitmono10.gif
これはほぼ間違いなくデマだ。SONYと連携してラジオの開発をしていると思われる、十和田オーディオ社は台湾に工場を持っていない。

しかしこの書き込みは、SONYの国産小型短波ラジオがなくなって欲しくないという思いの表れ的ネタなのだと思う。

もう絶滅危惧種に近いSONYの国産ラジオICF-SW22絶滅前に手に入れておいて後悔しない逸品だ。

面白いことに、ICF-SW22とSW23、後継機(新型)であるはずのICF-SW23よりICF-SW22の方が高いという逆転現象まで見られる。私ももし今のSW22が壊れたら、できればSW23よりSW22が欲しいと思う。

アメリカでFMがフルバンドで聞けないラジオは、やっぱり嫌だ。

SONYのサイトによると現行機種は、SW11とSW23ということになっている。小型短波ラジオはかさばらないしSW22は定番なのですぐに市場から消えると言うことはないと思うが、SW20→SW23というマイナーチェンジは、17年前と同様にじわじわ進行しているようだ。

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