2010中東旅行23<Br>キリスト洗礼の地で国境を眺めていたら、対岸で洗礼が始まったので慌てて動画撮影をした件
いきなりだが、ここがイエスが洗礼を受けた場所だ。
左側の大きな建物が「大聖堂/トリニティ教会(The Basilica/The Church of The Trinity)」、右側が「大理石の階段(The Marble Steps)」、この「大理石の階段」の下が洗礼の地であるとされる。
バブティズムサイトにはこんなモザイクの絵が展示してある。大聖堂と「大理石の階段」そして以前この地を流れていたヨルダン川の図だ。
「大理石の階段」は、670年この地を巡礼に訪れたイタリア人の記録と違わぬ物として1400年後に発掘された。これら発掘された五つの教会の遺構と近年の研究成果が、ここが洗礼の地であることを証明しているとのこと。なるほど、だからキリスト教のいろいろな宗派がここに教会を建てようとしているのか、で…
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いきなりだが、ここがイエスが洗礼を受けた場所だ。
左側の大きな建物が「大聖堂/トリニティ教会(The Basilica/The Church of The Trinity)」、右側が「大理石の階段(The Marble Steps)」、この「大理石の階段」の下が洗礼の地であるとされる。
バブティズムサイトにはこんなモザイクの絵が展示してある。大聖堂と「大理石の階段」そして以前この地を流れていたヨルダン川の図だ。
「大理石の階段」は、670年この地を巡礼に訪れたイタリア人の記録と違わぬ物として1400年後に発掘された。これら発掘された五つの教会の遺構と近年の研究成果が、ここが洗礼の地であることを証明しているとのこと。
なるほど、だからキリスト教のいろいろな宗派がここに教会を建てようとしているのか、である。
大聖堂から「大理石の階段」と洗礼の地を望む。
ここからほんの少しだけ歩くと、再びヨルダン川に出る。
フェンスとドアがあるのは、ここは正真正銘まじりっけなしの国境だからだ。
川の両岸にテラスがあり、洗礼の地に最も近いヨルダン川を間近に見ることができる。
川の向こう側はイスラエル/パレスチナだ。
一般的な日本人である私にとって、バプティズムサイトの最大の見所は、実はここだった。以前紹介したヨルダン川もその狭さに驚いたが、ここは両岸にそれぞれの国のテラスがあるため、更に興味深い。ヨルダン側にいる私としては、自然とイスラエル/パレスチナ側をじろじろと見る。
向こう側は川岸までバスで乗り付けてくるんだなあ。
などと感慨にふけっていたら、対岸で洗礼が始まった。
宗教についての知識が多くない私には、対岸で洗礼を行っている宗派がどこなのか全く見当がつかない。
夏の休暇シーズンだというのに、バプティズムサイトには観光客は多くなかった。
キリスト洗礼の地であるというだけでなく、緩衝地帯なしのイスラエル・ヨルダン国境を生で見ることができる場所だというだけでも、訪問する価値はあると思うのだが。
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