中国・福建省のパチモンGN125いろいろ。てかこれでいいのか?中国??
例によって更新が滞って大変に申し訳ない。
現在は2009東北リペンジ「見」ツーリングレポート中なのだが、昨年末に行った中国で、例によってGN125、及びパチモンバイクと出会うことができたので、ここで報告させていただきたい。
まずは福建省障州市の小さな工業団地駐輪場にあったGN125。
極めて見慣れた形だが、マフラーの横に見たことがないパーツがある。火傷防止か何かなんだろうな。前輪の泥よけも少しだけ新鮮だ。結構几帳面な性格のオーナーさんらしく、レインコートをきちんと折りたたんでキャリアに縛り付けている。濡れたまま団子状態にしていい加減に縛り付け「よく分からないゴムの塊」にまで昇華させた私としては、「勉強させていただきました」と頭を下げるしかない。
近くにあったGS125。
このスポーティーなスタイルは日本でも若い人などが好むと思うのだが、あんまり出回っているとは思えない。結構売れると思うんだけどねぇ。ちなみにこの工業団地の賃金はそこそこ良いのか、パチモンバイクは一台も見つからなかった。GNはあと何台かあったかな。
福建省龍岩市、SINSI GN125。
このキャリアはちょっと欲しいと思った。また、どうせならイグニッションのカバーもSINSIにして欲しいところだが、GN125のパチモンの場合「GN用のパーツが流用できます」というのも魅力のひとつになってるのかもしれない。まぁバイク全体が流用パーツで作られてるようなもんなんですけど。
同じく福建省龍岩市から、Haojue HJ125…
-----------(全文はここから)
例によって更新が滞って大変に申し訳ない。
現在は2009東北リペンジ「見」ツーリングレポート中なのだが、昨年末に行った中国で、例によってGN125、及びパチモンバイクと出会うことができたので、ここで報告させていただきたい。
まずは福建省障州市の小さな工業団地駐輪場にあったGN125。
極めて見慣れた形だが、マフラーの横に見たことがないパーツがある。火傷防止か何かなんだろうな。前輪の泥よけも少しだけ新鮮だ。結構几帳面な性格のオーナーさんらしく、レインコートをきちんと折りたたんでキャリアに縛り付けている。濡れたまま団子状態にしていい加減に縛り付け「よく分からないゴムの塊」にまで昇華させた私としては、「勉強させていただきました」と頭を下げるしかない。
近くにあったGS125。
このスポーティーなスタイルは日本でも若い人などが好むと思うのだが、あんまり出回っているとは思えない。結構売れると思うんだけどねぇ。ちなみにこの工業団地の賃金はそこそこ良いのか、パチモンバイクは一台も見つからなかった。GNはあと何台かあったかな。
福建省龍岩市、SINSI GN125。
このキャリアはちょっと欲しいと思った。また、どうせならイグニッションのカバーもSINSIにして欲しいところだが、GN125のパチモンの場合「GN用のパーツが流用できます」というのも魅力のひとつになってるのかもしれない。まぁバイク全体が流用パーツで作られてるようなもんなんですけど。
同じく福建省龍岩市から、Haojue HJ125。
Haojue (豪爵)は中華GNを手かげている大長江集団のブランドなので、その意味ではオリジナルと言って……良いわけがないが、まぁGNのラインで作ってるのかもしれないし工場が違うのかもしれないし…。多分SUZUKIに支払うお金の問題もあると思うんだけれど、なんでこういうややこしいもの作るかなぁ、でもある。しっかし米袋がよく似合うバイクだ、GN/HJって。
同じく龍岩市から、Haobao GN125。
Haojue(豪爵)ではなく、Haobao(豪豹)であることにご注意いただきたい。この会社のサイトによれば「摩托车生产商,国家批准的全国摩托车定点生产的目录企业,现产品为中国著名品牌“豪豹”HB125系列摩托车,年生产能力30万辆」なのだそうだ。
まだまだ龍岩市、LONSIN LX-125。
龍岩市ではGN125のコピーバイクを1ヵ所で集中して見てしまったので、それなりに中国に理解があるつもりでいた私も、多少目眩がしそうになった。この国に新幹線の技術を売ったJR某社は、新幹線もGN化することをどこまで考えていたんだろう、とも思う。ついでに言えば、中国でパクリ/コピー物のメーカーで開発(?)をするのは、笑っちゃうくらい気楽な仕事なのだろうか、などとも考える。部品の耐久性とか、あんまり意識しないんだろうなぁ。
その隣にあった、SUZUKIの覆面を被ったHaojue。
SUZUKIのふりをする、というよりHJのオーナーさんが使い回しの効くGN125用タンクカバーをつけた、って事なんだろうけれど。どうなんだろう、このタンクカバーって便利なのか?この左右のポケットはこんなにみっともなく個性的になってまで使いたい物なのだろうか? おっさん臭い不格好工事現場的バイクは大変に私の好むところなのだが、さすがの私もこれは少し嫌だ。
更に龍岩市、DY-125、SUZUKI覆面つき。
頼むから覆面取ってDYのロゴ見せてくれや。
言うまでもなく龍岩市、LX125、SUZUKI覆面。
ちょ、おまw、レッグシールドって仲間ですかそうですか! でもレッグシールドにポケットをつけるというそのアイディア、私にはありませんでしたから。自分の上を行くバイクを見て、あまりのうれしさに背中が痒くなってくる。
こんなのもあったけれど、もうどうでも良くなってきた。
もう脳が中国化してしまったのだ。どんなコピーものやパチモンを見ても「別に、てか普通じゃん」とスルーできるようになってしまったのだ。ライセンス生産のGN125を買う人間が、とんでもない金持ちか道楽者に思えて来かねない。
ではカーテンコール。
えっと、なんてかね、今日も中国は中国してました。(´・ω・`)
よろしかったらクリックお願いします ^^
にほんブログ村 バイクブログ