世界、大人の社会科見学!

上の「世界、大人の社会科見学!」の題字をクリックすると記事一覧へ移動します。観光の王道から微妙に外れた、ちょっとへそ曲がりな海外・国内旅行記です。

スポンサーリンク

小三通 - 中国/台湾・金門島

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅28 「アモイ発の『福建土楼一日遊』ツアーを、多分最安値で買えた件。更には中国現地発ツアーを買う場合の注意点。」

 
中国のバスツアーは結構便利だ。

中国価格なので割安だし、交通の便が悪い場所にもバスに乗っていれば着くのはありがたい。ほとんどの場合見学地が多い上やたら土産物屋に寄るためせわしなく、特定の場所をゆったり見学したいという人には不向きだが、割り切ればなかなか便利で面白い。

北京から万里の長城と明一三陵へのツアーに参加した時には、どこぞのダム脇にある地味な遊園地に連行され1時間程途方にくれたが、このツアーでなければこんな遊園地に来ることもないと考えると、それはそれでまぁ…、なんとかぎりぎり関心が沸いた。本音を言えばここに寄る時間があるなら八達嶺や明一三陵にもっと時間を取って欲しいとも思ったが、ツアーの価格を考えると文句を言えない。遊園地からのキックバックなどで利益を出しているのだろう。今となっては気持ちの余裕もあるので、ツアー客頼りのあの地味な遊園地はまだ存在するのか、多少心配ですらある。

家族5人で昆明から石林へのツアーに参加したときには、マイクロバスがホテルから石林のゲートまで直行往復し我々を驚かせた。土産物屋に寄らないツアーだと言う話だったが、話半分に聞いて信用していなかったのだ。車はぼろぼろだし高速料金を払えないのか併走する旧道を走ったが、中国に単純送迎型のツアーがあることは新鮮だった。現地ではさほど面白くもない石林に5時間放置され、家族で時間を潰すのに途方に暮れたが。

ウルムチ発トルファン一日ツアーに参加したときには、やたら土産物店に連行された。「ぶどう園と民族舞踊見学」などと言うので油断していると実は干し葡萄の販売が本業の店だったりして戸惑いもしたが、別に購入は無理強いされる物ではないしいろいろな干し葡萄の試食は結構楽しかった記憶もある。観光バスが来るときだけ灯りをつけるべったべたの土産物屋にも寄ったが、異常に暑いトルファンで冷房の効いた中お茶や試食品を食べるのは良い休憩になったし、中国のローカル観光ビジネスを垣間見るのも中々面白かった。

hukken_dorou2_23.gif

この種の現地発人民ツアーを買うには、多少の注意が必要だ。

まず入場料が含まれているかいないか。

日本の常識だとツアーの場合見学地の入場料は料金に含まれているが、人民ツアーの場合そうではないことも少なくない。中には「一部含むが一部含まない」などというややこしいものも…

------------------------------(全文はここから)

中国のバスツアーは結構便利だ。

中国価格なので割安だし、交通の便が悪い場所にもバスに乗っていれば着くのはありがたい。ほとんどの場合見学地が多い上やたら土産物屋に寄るためせわしなく、特定の場所をゆったり見学したいという人には不向きだが、割り切ればなかなか便利で面白い。

北京から万里の長城と明一三陵へのツアーに参加した時には、どこぞのダム脇にある地味な遊園地に連行され1時間程途方にくれたが、このツアーでなければこんな遊園地に来ることもないと考えると、それはそれでまぁ…、なんとかぎりぎり関心が沸いた。本音を言えばここに寄る時間があるなら八達嶺や明一三陵にもっと時間を取って欲しいとも思ったが、ツアーの価格を考えると文句を言えない。遊園地からのキックバックなどで利益を出しているのだろう。今となっては気持ちの余裕もあるので、ツアー客頼りのあの地味な遊園地はまだ存在するのか、多少心配ですらある。

家族5人で昆明から石林へのツアーに参加したときには、マイクロバスがホテルから石林のゲートまで直行往復し我々を驚かせた。土産物屋に寄らないツアーだと言う話だったが、話半分に聞いて信用していなかったのだ。車はぼろぼろだし高速料金を払えないのか併走する旧道を走ったが、中国に単純送迎型のツアーがあることは新鮮だった。現地ではさほど面白くもない石林に5時間放置され、家族で時間を潰すのに途方に暮れたが。

ウルムチ発トルファン一日ツアーに参加したときには、やたら土産物店に連行された。「ぶどう園と民族舞踊見学」などと言うので油断していると実は干し葡萄の販売が本業の店だったりして戸惑いもしたが、別に購入は無理強いされる物ではないしいろいろな干し葡萄の試食は結構楽しかった記憶もある。観光バスが来るときだけ灯りをつけるべったべたの土産物屋にも寄ったが、異常に暑いトルファンで冷房の効いた中お茶や試食品を食べるのは良い休憩になったし、中国のローカル観光ビジネスを垣間見るのも中々面白かった。

hukken_dorou2_23.gif
画像にもリンク張ってみました。

この種の現地発人民ツアーを買うには、多少の注意が必要だ。

まず入場料が含まれているかいないか。

日本の常識だとツアーの場合見学地の入場料は料金に含まれているが、人民ツアーの場合そうではないことも少なくない。中には「一部含むが一部含まない」などというややこしいものもある。この場合有料見学地の追加料金を払わなかった場合、周囲に何もない国道沿いの駐車場に容赦なく1時間位放置されたりもする。

hukken_dorou2_24.gif
画像にもリンク張ってみま…

食事の有無も確認したい。

八達峯のように手軽な飲食施設がある場所なら良いが、とんでもない郊外の店で別料金ということになるとかなり厳しい。結局その店で食べるしかないため結構割高なメニューに耐える必要が出てくる。もし事前に分かるなら食事の内容も知っておきたい。場合によってはかなり貧相なのだ。

hukken_dorou2_25.gif
画像にもリンク(略)…。

そして最も重要なのが価格だ。

アモイから出発する「福建土楼一日遊」のツアーは、市内のあちこちで売られている。深センからのバスが到着した浜南バスターミナルにもあるし、私の宿泊した如家酒店の入り口にも旅行代理店はあった。街をあるいていれば必ず目に入る、と言っても良い。

浜南バスターミナルや市内の旅行代理店での価格は、300元台半ばが多かった。

hukken_dorou2_19.gif

日本円にして約4200円。現地で支払えば50元の入場料も込みだし、八菜一湯の食事もつく。アモイから途中の永定までが約300km、バス代が約70元。永定でバスを乗り換え更に40km程走る(料金不明)ことをあることを考えると、それほど高くない気もする。

しかしここはぐっとこらえて、もう少し安い物を捜したい。というより捜すべきだ。

アモイ駅の代理店で、268元。条件は全く同じだ。

hukken_dorou2_17.gif

写真では電光掲示板が流れてしまったが、如家酒店前の代理店で168元。
ちなみにここに置いてあるパンフレットには348元とある。電光掲示板を指差さないとこの「得恵価格」が案内される保証はない。

hukken_dorou2_22.gif

そして宿泊していた如家酒店のフロントで158元。

hukken_dorou2_01.gif

hukken_dorou2_20.gif

食事について「八菜一湯」の表記はないが、入場料込み。実際にはちゃんと八菜一湯の食事があったし、何より同じバスには上の338元のパンフレットを持っている客もいた。ついでに書くと、アモイ駅代理店のチラシは、前の席に座っていたご夫婦に見せていただいたものだ。「二人で参加するという条件で178元にディスカウントしてもらった」とのことだった。

hukken_dorou2_18.gif

と言うわけで、福建土楼日帰りツアーに関しては「宿のフロントに頼むのが一番安上がり」という、チルチルミチルの青い鳥的結論となった。

ホテルのフロントで申し込むメリットはまだある。

フロントのスタッフが代理店に連絡して予約状況や送迎時間を確認してくれるし、当日は例によってお粥の朝ご飯でも食べながらホテルで送迎スタッフを待てばよい。最悪寝坊していたって起こしてくれる。 時間を気にしながら街の集合場所に出かける必要もない。これで158元(約1980円)なら文句はない。何より最安値で買ったという満足感があるし、当日どんなぼろバスが来てもがっかりしないというものだ。繰り返しになるが、個人で行けば途中の永定までのバス代だけで往復140元程、現地の入場料は一人50元なのだ。

ちなみに日本の大手旅行代理店でオプショナルツアーとして申し込むと、日本語も通じるだろうしツアーの質も高いのだろうが12600円からだ。現地代理店の日本語ツアーは6人以上集まれば一人640元、ひとりしか申し込みがない場合は1800元らしい。

158元の人民ツアーの場合、日本語はもちろん英語もほとんど通じないが。

 人気ブログランキングへ
↑↑ ランキング絶賛下降中です。クリック投票していただけるとうれしいです (´д⊂) ↑↑

アドセンス関連コンテンツ

応援投票クリックしていただけるとうれしいです! → にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村 本日のランキングはこちら

 
関連記事と広告


-小三通 - 中国/台湾・金門島

スポンサーリンク