世界、大人の社会科見学!

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国内旅行2

2011熊本1泊2日、ラーメンと産業遺産の旅4 「万田坑 1」

 
万田坑ステーションで基本知識を仕入れ、いよいよ万田坑に向かう。100m程の距離だ。

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万田坑は鹿児島県大牟田市/みやま町、そして熊本県荒尾町にまたがった三井三池炭坑の一部であり、現在ここ荒尾町の万田坑と大牟田市の宮原坑の2カ所が国の重要文化財・史跡に指定されている。

万田坑は昨年より基本的に月曜日を除く毎日見学できるが、宮原坑は毎月第3土曜日のみの公開らしい。史跡としての因果さから言えば、三池集治監の囚人を働かせていた宮原坑もぜひ見ていたいのだが、日程の調整が難しい。

万田坑ステーションからは、10:00/12:00/13:30/14:00の1日4回(土日祝は11:30を含め5回)、「施設ガイド」と呼ばれているガイドツアーがある。このツアーに参加すれば効率良く見学できることは間違いないが、実は万田坑各所にいる係員に質問をしても、同じ内容の説明を受けることができる。万田坑ステーションで展示を解説してくれた係の方も「あちこちに係の物がおりますから、そこで話を聞いても同じだと思いますよ」とのこと。私の趣味からして自分のペースで満足するまで見学ができるこちらのほうがありがたい。

万田坑の第2縦坑は1997年(平成9年)まで稼働していた。もちろん採炭ではなく、坑内管理や揚水のためだ。敷地入り口には「万田増圧ポンプ所」の真新しい看板が残っている。

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万田坑跡入り口。

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この目を引く煉瓦作り建物が第二竪坑巻揚機室だ。大変良い面構えである。

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わくわくして中に駆け込んでしまいそうだが、ここ万田坑には周辺にも様々な施設が残されている。ここはぐっとこらえて、まずはツアーのルートを辿ることにする。その方が施設に対する理解も深まり…

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万田坑ステーションで基本知識を仕入れ、いよいよ万田坑に向かう。100m程の距離だ。

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万田坑は鹿児島県大牟田市/みやま町、そして熊本県荒尾町にまたがった三井三池炭坑の一部であり、現在ここ荒尾町の万田坑と大牟田市の宮原坑の2カ所が国の重要文化財・史跡に指定されている。

万田坑は昨年より基本的に月曜日を除く毎日見学できるが、宮原坑は毎月第3土曜日のみの公開らしい。史跡としての因果さから言えば、三池集治監の囚人を働かせていた宮原坑もぜひ見ていたいのだが、日程の調整が難しい。

万田坑ステーションからは、10:00/12:00/13:30/14:00の1日4回(土日祝は11:30を含め5回)、「施設ガイド」と呼ばれているガイドツアーがある。このツアーに参加すれば効率良く見学できることは間違いないが、実は万田坑各所にいる係員に質問をしても、同じ内容の説明を受けることができる。万田坑ステーションで展示を解説してくれた係の方も「あちこちに係の物がおりますから、そこで話を聞いても同じだと思いますよ」とのこと。私の趣味からして自分のペースで満足するまで見学ができるこちらのほうがありがたい。

万田坑の第2縦坑は1997年(平成9年)まで稼働していた。もちろん採炭ではなく、坑内管理や揚水のためだ。敷地入り口には「万田増圧ポンプ所」の真新しい看板が残っている。

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万田坑跡入り口。

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この目を引く煉瓦作り建物が第二竪坑巻揚機室だ。大変良い面構えである。

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わくわくして中に駆け込んでしまいそうだが、ここ万田坑には周辺にも様々な施設が残されている。ここはぐっとこらえて、まずはツアーのルートを辿ることにする。その方が施設に対する理解も深まりそうだ。

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塀で囲まれた敷地に入ると、まず左手に山の神が見える。炭坑は決して安全な場所ではない。

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第二竪坑櫓の裏手に回ると、安全燈室と浴室(旧扇風機機械室)が見える。

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炭坑の浴場なのに小規模なのは、「もともとここは扇風機機械室であり、採炭を辞め坑道の維持管理を行っていた時期に使われた施設だから」なのだそうだ。こういう話は敷地内の要所要所にいる万田坑ファンクラブの係員の方に教えてもらえる。

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大きな第二竪坑巻揚機室から道を挟むようにして、やはり煉瓦作りの建物がある。

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ここは閉坑までは扇風機室、昭和26年の閉坑からは事務室として使われた建物だ。閉鎖されていて入ることができないので、窓から中をのぞく。ロッカーくらいしか見えないが。

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とここまでで写真が20枚を超えてしまった。万田坑については、もう少しページが必要になるようだ。なにより作業員の出入り口と電気がない時代にも使われたエレベーターを見なくては、だ。

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