世界、大人の社会科見学!

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タイ/マレーシア/インドネシア/ブルネイ プライオリティパス・ラウンジ

クアラルンプール空港 LCCT プラザプレミアムラウンジを無料で使う

2017/01/14

世界の空港ラウンジを使うにはプライオリティパスが便利であること、しかし年会費399ドルを支払うのはもったいないので楽天プレミアムカードを入手するのが日本では一番安上がりなことは以前何回か書いた。これなら年会費は10000円だし、ほとんどの場合加入した年には同額程度のポイントがつくので、事実上初年度会費無料だからだ。

私はろくに使えもしない航空会社のマイルだけが貯まるカードから楽天プレミアムカードに切り替えて久しいが、無料でついてくる(ゴールドデスクに申し込んで手続きをしないと放置されるので注意)プライオリティパスにはずいぶん助けられた。ブログを旅行記中心にスタイル変更してから何度か空港ラウンジの様子をレポートしたが、今回はクアラルンプール/LCCTのプラザ・プレミアム・ラウンジのレポートだ。

中国でもアジアでも、中東でもヨーロッパでもプライオリティパスのラウンジには助けられたが、今回利用したクアラルンプール空港/LCCTのプラザ・プレミアムラウンジは、特に助けられた感が強かった。

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施設やサービスの内容が他の空港ラウンジと比べて特に秀でている訳ではない。日本のカードラウンジよりはさすがに良い、程度なのだが、プラザ・プレミアムラウンジはLCCTのチェックインカウンター脇と搭乗ゲート近くにある。このロケーションが絶妙なのだ。

クアラルンプール空港/LCCTは、"Low Cost Carri Teminal" つまりは激安航空会社専用ターミナルであって事実上エアアジア専用ターミナルビルだ。マレーシア航空や日本航空などのレガシーキャリアが使う旧来の空港ターミナル/KLIAとは強引に滑走路を突っ切って歩けばそんなに遠くないけれど、合法的に道路で移動すると20kmはある。エアアジア同士の乗り継ぎなら全てここで済むが、エアアジアから他の航空会社に乗り継ごうとすると、20km離れたKLIAまでバスに乗って移動しなければならないのだ。

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空港の端に作られた貧乏ターミナルではあるが、交通の便も悪くはないし店舗もいっぱいありそれほど不便な印象はない。24時間営業のマクドナルドや、ちょっと歩くけれど同じく24時間営業のフードコート(空港価格ではなく街中価格)など飲食施設には事欠かないし、市内へもたくさんバスが出ている。KLIAとは別の空港と考えれば、大変に分かりやすい。シンガポールのバジェットターミナルみたく隣接してくれていれば一番いいんだけど。

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話がまた横道にずれた。LCCTのプラザプレミアムラウンジだった。

上の事情から、ここは事実上エアアジア利用者のためのラウンジと化す。また日本からのエアアジア利用者はここで別の空港へ乗り継ぐことも少なくない。そしてラウンジが一番ありがたいのが、この乗り継ぎ時だ。
(*エアアジアは基本的に目的地から到着地までの2点間を請け負う航空会社なので、同じエアアジア同士であっても乗り継ぎ保証はないので注意が必要。)

プラザ・プレミアムラウンジは、国際線チェックインカウンターフロアの端、出国検査場入口エスカレータ横に…

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世界の空港ラウンジを使うにはプライオリティパスが便利であること、しかし年会費399ドルを支払うのはもったいないので楽天プレミアムカードを入手するのが日本では一番安上がりなことは以前何回か書いた。これなら年会費は10000円だし、ほとんどの場合加入した年には同額程度のポイントがつくので、事実上初年度会費無料だからだ。

私はろくに使えもしない航空会社のマイルだけが貯まるカードから楽天プレミアムカードに切り替えて久しいが、無料でついてくる(ゴールドデスクに申し込んで手続きをしないと放置されるので注意)プライオリティパスにはずいぶん助けられた。ブログを旅行記中心にスタイル変更してから何度か空港ラウンジの様子をレポートしたが、今回はクアラルンプール/LCCTのプラザ・プレミアム・ラウンジのレポートだ。

中国でもアジアでも、中東でもヨーロッパでもプライオリティパスのラウンジには助けられたが、今回利用したクアラルンプール空港/LCCTのプラザ・プレミアムラウンジは、特に助けられた感が強かった。

KL_LCCT_Plaza_premium_lounge_01.gif

施設やサービスの内容が他の空港ラウンジと比べて特に秀でている訳ではない。日本のカードラウンジよりはさすがに良い、程度なのだが、プラザ・プレミアムラウンジはLCCTのチェックインカウンター脇と搭乗ゲート近くにある。このロケーションが絶妙なのだ。

クアラルンプール空港/LCCTは、"Low Cost Carri Teminal" つまりは激安航空会社専用ターミナルであって事実上エアアジア専用ターミナルビルだ。マレーシア航空や日本航空などのレガシーキャリアが使う旧来の空港ターミナル/KLIAとは強引に滑走路を突っ切って歩けばそんなに遠くないけれど、合法的に道路で移動すると20kmはある。エアアジア同士の乗り継ぎなら全てここで済むが、エアアジアから他の航空会社に乗り継ごうとすると、20km離れたKLIAまでバスに乗って移動しなければならないのだ。

KL_LCCT_Plaza_premium_lounge_02.gif

空港の端に作られた貧乏ターミナルではあるが、交通の便も悪くはないし店舗もいっぱいありそれほど不便な印象はない。24時間営業のマクドナルドや、ちょっと歩くけれど同じく24時間営業のフードコート(空港価格ではなく街中価格)など飲食施設には事欠かないし、市内へもたくさんバスが出ている。KLIAとは別の空港と考えれば、大変に分かりやすい。シンガポールのバジェットターミナルみたく隣接してくれていれば一番いいんだけど。

KL_LCCT_Plaza_premium_lounge_03.gif

話がまた横道にずれた。LCCTのプラザプレミアムラウンジだった。

上の事情から、ここは事実上エアアジア利用者のためのラウンジと化す。また日本からのエアアジア利用者はここで別の空港へ乗り継ぐことも少なくない。そしてラウンジが一番ありがたいのが、この乗り継ぎ時だ。
(*エアアジアは基本的に目的地から到着地までの2点間を請け負う航空会社なので、同じエアアジア同士であっても乗り継ぎ保証はないので注意が必要。)

プラザ・プレミアムラウンジは、国際線チェックインカウンターフロアの端、出国検査場入口エスカレータ横にある。

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ここはLCCTを利用する他の航空会社のビジネスクラスラウンジも兼ねていて、入り口には大変見慣れた気がする航空会社のサインが出ている。ビーマンなんかは昔バンコクで「もう一国のフラッグキャリアとしての意地です」的な極小ラウンジを維持していたけれど、まぁこれが正解だよなぁ。

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プライオリティパスやインビテーションを持っていない場合、利用料金は2時間でRM118(約3000円)、5時間でRM158、10時間でRM178。深夜12時を過ぎるとナイトパッケージということになり少し安くなる。マンガ喫茶か、である。 プライオリティパス保有者の場合何時間利用できるかを確認するのを忘れてしまったが、私は3時間くらい利用して何も言われなかった。それに後述する2ラウンジ利用システムもある。

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施設やサービスは平均的だ。この日の新聞・雑誌はマレー語と英語のみ。

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PCは4台。

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テレビは1台。静かでいいや。

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朝食。飲み物にパン各種、シリアル、お粥、焼きそば、卵、ビーンズ。贅沢ではないが十分だ。

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冷蔵庫にあったJAZZというビール。「イスラム教徒は飲んじゃだめだぞ」との親切なコメント付きだ。

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JAZZ BEER、150cc瓶。このサイズの瓶入りビールを見たのは初めてかもしれない。

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一応シャワーなんかもある。空港のトイレにもシャワールームはあるけれど、ラウンジ内の場合ちゃんと掃除が行き届いていてトイレ臭がないのがうれしい。朝速くてシャワーを浴びることができなかったので、ここで身繕いなどをする。シャワーはオプションで有料であることも少なくないが、ここではタオル貸し出しを含めて無料。

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シャワーを浴びて自前のネットブックを使っていたら、メニューがランチに切り替わった。3時間くらい経っていたようだ。機内食を予約してない身としては、貧乏性も手伝い昼食に突入してしまう。どこかでブログ用の写真を撮ろうと思っていたカンもあるなぁ。朝食よりは料理も少し増え、アイスクリームも登場した。

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あーおなかいっぱい。これで羽田まで何か食べたいとは思わない気がする。

このLCCT / プラザ・プレミアム・ラウンジ、実はLCCTのここだけではない。搭乗ゲート近くにもある。てか、ここのお隣がゲート側のラウンジだったりする。室内のガラス窓からゲート側のラウンジが見えるんだもん。

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このラウンジでは、出国検査前のここがメインラウンジで窓の向こうのゲート脇はウェイティングエリアなのだそうだ。メインラウンジ利用者はウェイティングエリアの利用も無料、というか、2カ所合わせてプラザ・プレミアムラウンジ、ということらしい。

という訳なので、出国後そのウェイティングエリアに行ってみる。

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メインラウンジとの違いは、狭いこと、専用のトイレがないこと、飲食物が若干少ないことくらいだろうか。少ないと言ってもこれだけあれば十分だ。メインラウンジを全く同じメニューだけど。

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メインラウンジのスタッフは「あっちは狭いですから」的に謙遜していたけれど、出国前と出国後両方居場所があるのは、良いシステムだと思う。ガラス越しに双方が見えるので、ウェイティングエリアに行ったら「メインラウンジにいたお客様ですね」とチェックインも要求されなかった。あ、そのためのガラスだったのかな?

このラウンジ、チェックイン時に搭乗券の提示を要求されなかった。もしかしたらクアラルンプール空港LCCT到着時にも使えたのかもしれない。だとしたら往路の乗り継ぎ時、もったいないことをしたなぁ。

なんだかんだ言って楽天プレミアムカードは海外の空港ラウンジ関してだけは未だ最強だ。プライオリティパス無料入会のサービスがなくなったら、私は直ちに解約する。
ちなみに入会ボーナスの1万ポイント(≒1万円)目当てに入会と退会を繰り返すことは不可能だ。年間10500円の年会費を支払って継続するかどうかは、入会1年後にしっかりと考えれば良い。正直付帯する海外旅行保険の内容だけなら、もっと補償内容の充実したカードもある。このカードの魅力は空港ラウンジとネットショッピングなのだとしっかり認識して活用したい。

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