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台湾

2012 スクートで行く週末台湾3 空港から桃園市内までバスで移動し、桃園の安ホテル・裕國賓館にチェックインした件

 
今回の台湾旅行の日程は3日間。往路成田発のスクートは13:45に台北/桃園空港着と悪くない時間帯だが、帰路の台北発は早朝6:50とかなり早い時間だ。チェックインの締め切りは出発の1時間前、つまり5:50なので、何があってもこの時間までに桃園空港に着かなければならない。

台北駅横から出発する空港行きのバス國光客運の始発が4:30と「何かトラブルさえなければ何とか間に合う」タイミングで、実際「このバスでスクートのチェックインに間に合った」という話も聞いたのだが、不安が皆無かといえば微妙だ。

また台北でどう過ごすか、という問題もあった。故旧博物館は何度行っても素晴らしいし、その辺の夜市を散歩するだけでもそれなりに楽しいのだが、個人的に「台北はちょっと飽きたなぁ」という思いもあった。今回はちょっと趣向を変えた旅行にしてみたい気もする。

そこで今回は、桃園市内に宿を取ることにした。台湾鉄道の桃園駅は桃園国際空港から約16km、深夜であろうと早朝であろうとタクシーは400台湾ドルの固定料金で移動できるし、移動時間も30分程度だ。それにいろいろ調べてみると、桃園を起点とするとなかなか面白い観光が便利にできる。今回のスクート週末台湾は「台北に行かない桃園だけの2泊3日旅行」に決定したのだ。

桃園国際空港から桃園駅(近く)までは、空港の8番バス乗り場から桃園客運の5059番バスに乗る。運賃は53台湾ドル(≒150円)。桃園客運も台湾観光協会でプレゼントしてくれる悠遊カードが使えるので、まずはチャージ。噂によると台北市内への空港バスには使えないらしく、ちょっと得をした気分になる。桃園客運5059バスの空港始発は朝6:30で、22:15の最終バスまで15-60分間隔で走っている。

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空港を出て40分程度で、バスは終点に到着した。桃園駅前ではなく、今日大飯店の裏手にあた…


 

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今回の台湾旅行の日程は3日間。往路成田発のスクートは13:45に台北/桃園空港着と悪くない時間帯だが、帰路の台北発は早朝6:50とかなり早い時間だ。チェックインの締め切りは出発の1時間前、つまり5:50なので、何があってもこの時間までに桃園空港に着かなければならない。

台北駅横から出発する空港行きのバス國光客運の始発が4:30と「何かトラブルさえなければ何とか間に合う」タイミングで、実際「このバスでスクートのチェックインに間に合った」という話も聞いたのだが、不安が皆無かといえば微妙だ。

また台北でどう過ごすか、という問題もあった。故旧博物館は何度行っても素晴らしいし、その辺の夜市を散歩するだけでもそれなりに楽しいのだが、個人的に「台北はちょっと飽きたなぁ」という思いもあった。今回はちょっと趣向を変えた旅行にしてみたい気もする。

そこで今回は、桃園市内に宿を取ることにした。台湾鉄道の桃園駅は桃園国際空港から約16km、深夜であろうと早朝であろうとタクシーは400台湾ドルの固定料金で移動できるし、移動時間も30分程度だ。それにいろいろ調べてみると、桃園を起点とするとなかなか面白い観光が便利にできる。今回のスクート週末台湾は「台北に行かない桃園だけの2泊3日旅行」に決定したのだ。

桃園国際空港から桃園駅(近く)までは、空港の8番バス乗り場から桃園客運の5059番バスに乗る。運賃は53台湾ドル(≒150円)。桃園客運も台湾観光協会でプレゼントしてくれる悠遊カードが使えるので、まずはチャージ。噂によると台北市内への空港バスには使えないらしく、ちょっと得をした気分になる。桃園客運5059バスの空港始発は朝6:30で、22:15の最終バスまで15-60分間隔で走っている。

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空港を出て40分程度で、バスは終点に到着した。桃園駅前ではなく、今日大飯店の裏手にあたる空き地横だ。他の乗客が全員降りたから終点だと分かったけれど、初めての客にはちょっと分かりにくい。

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バス停からは裏側のくすんだ壁しか見えなかったけれど、それでもそこに書かれた「今日大飯店」の文字はありがたかった。ここは私が桃園で泊まろうと考えていた第1候補の宿だったのだ。近づいてみると、もう一方の壁にはいつ吊したものだか分からないけれど「宿泊800元起(から)、休憩300元起」の垂れ幕も下がっている。「休憩??」という印象はあって当然だが、台湾の安ホテルの場合これは避けて通れない。一般旅行客も多く使うし、あまり気にしないことだ。

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この今日大飯店、ホテルのサイトでは1100元からだ。

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「本日特優価、住宿980元起」

ほら、ホテルなんてものは、現地に行けば結構安く泊まれたりするんだよ。安ホテルとは言え朝食もバスタブもあるそこそこの宿が980元(≒2900円)なら、台湾としては悪くない。ここは日本人の評判も良いし。よしよしここに決めたとフロントに出向く。

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「ごめんなさいね、今日は満室なんですよ」

日本語が堪能なマネージャー氏が申し訳なさそうに言う。やっぱりホテルなんてものは、最初の一泊くらい予約しておくのが正解なのかもしれない。(´・ω・`)

桃園は駅前に三越もあるそれなりに大きな街だ。泊まる部屋がないということはない。ただ、個人的に1000元を超える宿は避けたいし、あんまり安くても極端に汚い宿も悲しい。「どこかに良い宿はないかなぁ」とぼとぼと桃園駅前を歩く。

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桃園火車站(駅)、新光三越前あたりを歩いていると、いくつかのホテルが目に入った。

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(一部の写真は翌朝の撮影です)

その中で一番真っ当そうに見えた裕國賓館で値段を尋ねてみる。御入口に書かれた「全室リノベーションしたよ」「高速インターネットが制限なしで無料使い放題だよ」の看板が背中を押した。

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「住宿(宿泊) 730/780」。

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部屋を見せてもらうとバスタブこそないけれど値段の割にはなかなかきれいだ。ケーブルテレビが引かれていて、NHKこそ映らないけれど日本語専門チャンネルが3つほど映るのも気に入った。50元で部屋の広さが倍近く違ったので、780元(≒2220円)の部屋を2泊お願いする。

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LANケーブルを借りてPCをネットにつないでみると、たしかに高速だ。値段の割には部屋もそこそこきれいだし、シャワーのお湯もしっかり出るし、ドライヤーなんかもあって、値段の割には結構良い宿だぞ、ここは。ファイスタオルは布なのにバスタオルがレイヨン製の使い捨てなことだけはちょっとポイント低いけれど。

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ここはそれなりに人気の宿のようで、日曜の朝(つまり土曜の夜)にはドアに満室の張り紙がしてあった。週末の夜なので、これは休憩系ご宿泊のお客様でいっぱい、ということなのだろう。繰り返しになるが、もちろん普通の旅行者や家族連れだってここには泊まっているんだけれど。

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台湾らしいなと思ったのは、バイクに乗ったカップルがホテルの入口にそのまま入ってきてチェックインしたことだ。1階フロント前には大きなスペースがあって、そこはバイク置き場にもなっている。

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スタッフは数人いるようだけれど、一番高齢の女性は少し日本語も話す。「日本人も泊まるの」と尋ねてみたところ、「今日は3人」との返事だった。秋の3連休とは言え、この宿に3人の日本人が泊まっていることに私は少し驚いた。日本人にも結構人気なのだな。

裕國賓館へは台湾鉄道・桃園火車站(高速鉄道の駅ではないので注意)を背に、三越前の大同路を左に折れ、民権路を右に見ながら歩いてすぐ、駅から200メートル程度、三越から100メートル程度の距離だ。宿の近くにはコンビニも食堂もいっぱいあるし、正面には24時間営業の軽食店もある。個室やエアコン、お湯シャワーが欲しい節約型個人旅行者にはお勧めの宿だ。


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