2013台湾猫見旅3「台湾の猫村」こと侯硐の駅で猫駅長に会った件
侯硐(ホートン)は何もない場所だ。
かつては瑞三礦業が掘り出す石炭の集積所があったが30年ほど前に操業停止となり、今では集積所の廃墟と猫を売りにした観光地としてほそぼそとやっている、そんな集落だ。観光客が来なかったら一日の乗降者数は絶対100人以下だと確信を持って断言できる。そんな侯硐だからこそ「たくさんの猫に会えること」をとても大事にしている。駅だって猫だらけだ。
ネコ駅長なる方もいらした。
駅の売店も猫売店と化していて、猫関係の物ばかり売っている。普通の売店としては機能していないと言ってよい。黄色と黒の「猫出没」の文字は、北海道の「熊出没注意」のデザインを彷彿させるが、猫じゃ「注意」とはいかないわな。
こうなってくるともう何でも猫装飾にしてしまえ、で、郵便ポストまで地味に猫装飾がされている。「幸福郵筒」なのだそうだ。
わかった、わかった。この猫村で、1-2時間遊んでやろうじゃないか。