旅のリアルタイムメモ デリーで極めて清潔で快適な中級ホテル Bloomrooms に宿泊している件
昨日デリーの Bloomrooms Railway Station Delhi にチェックインした。
インドには安宿や高級ホテルは山ほどあるが、「清潔で快適な中級ホテル」となるとこれがなかなかなかった。これがタイあたりなら3000~5000円も出せば良いホテルがよりどりみどりなのだが、インドだと「すごく高くて完璧などんなに安くても$100はする高級ホテル」か「$10以下とお安いけれど子どもを連れて行くのはためらわれる安宿」に2極化する傾向が強かったのだ。しかしここBloomroomsは、インドには珍しい「快適で清潔な中級ホテル」だ。
デリーに2軒あるこのホテルの室内はきわめて清潔で、お湯も途切れることなどなく、無料のwifiは日本のテレビを見るのに十分な速さだ。フロアには無料の飲料水もあり、インドで最も猥雑なデリー駅前にありながら、ホテルの中は別世界になっている。それでいて宿代は2000ルピー代からなのだから、「インドには行きたいけれど高級ホテルにばっかり泊まってもいられないし、かと言ってお湯も途切れるような安宿は嫌だ」という人たちにはベストの選択肢の一つだと思う。弱点は窓が小さかったりなかったり、あるいはあると外の騒音がうるさかったりするあたりかな?
インド、しかもデリーの駅前でこんなホテルに泊まると、「時代は変わったんだな」としみじみ思う。ホテルだけじゃない、航空券だってものすごく安くなった。今回私の利用した中国東方航空のデリー往復格安チケットは、航空券の最も高い年四年末であったのにもかかわらず、税金やサーチャージ込みで一人当たり往復61630円だった。お金のない学生時代にデリーまでの往復航空券代約30万円を分割払いで買ったことなど夢のようだ。
(画像の金額は私と娘の二人分)
ちなみにこの中国東方航空は現在LCCを除けば最強の格安航空会社と化していて、探せばいろいろ非常識に安い航空券がある。たとえばGWのど真ん中、5/3-5/6の香港往復なんか、往復45120円(税・チャージ込み)で売られている。上海乗り継ぎだけれど夕方には香港につくし帰国便もゆったりした時間なので、米系なんぞより使いやすい。これはGWの値段じゃないだろ??
航空券やホテルもネット販売が増えたおかげで「掘り出し物」が増えた。対面販売や電話での販売なら係りの人が「これは安すぎるのでは?」と確認作業を行うが、ネットではその手順がなくなるので掘り出し物に出会う可能性も増えたのだ。昔ユナイテッドの航空券でやたら安いものがあった時、予約課の人が「こういうのはどんどん取っちゃった方がいいんですよ」と教えてくれたことを思い出す。