2013 タナトラジャ/ジョグジャ23 ジョグジャカルタからクアラルンプールまでのエアアジアで、ついうっかり機内食を食べてしまった件
ジョグジャカルタからクアラルンプールまでは、例によってエアアジアのフライトとなった。別にエアアジアでければいけない訳じゃないのだが、この日程での最安がエアアジアだったのだから仕方がない。ジョグジャカルタの市内から空港まではトランスジョグジャというBRT(bus rapid transit)が運航されている。
一般にBRTは「大量輸送型の都心軌道系交通をバスで代用する」ものなので専用道路を走ることも少なくないのだが、トランスジョグジャの場合「停留所の代わりに簡易駅舎を作ったただの市内バス」にしか見えない。同じインドネシアはジャカルタのトランスジャカルタは専用レーンを走るので渋滞知らずだが、トランスジャカルタは人力車や馬車と仲良く走るので、単なるバスと所要時間が全く変わらない。っていうか、ただの市内バスだろ、これ??
しかし一応駅舎があって職員が常駐しているので、乗り込んでから慌ただしく行き先と運賃を尋ねることはしなくて済む。「空港?だったら次のバスに乗って終点ね。3000ルピアだよ」 便利なことこの上ない。私はバイクで行ってしまったけれど、プランバナン遺跡やバスターミナルにもこれに乗っていける。マカッサル、スラバヤと、現地の物価からすれば割高な空港バスを使わざるを得なかったことを考えると、3000ルピアで市内に出られるのは大きい。ジョグジャカルタの空港には鉄道駅が隣接してて、バンコクのドンムァン程度には列車が走っていて駅前の安宿街に出るのには結構便利なのだが、トランスジョグジャはその上を行く。
空港着。おなかが空いたが、ジョグジャカルタの空港には割高な店しかない。敷地前の踏切を渡った先に数件ある安食堂でナシ・チャンプルー10000ルピア。安い。でも焼きそばがのったナシチャンプルーは生まれて初めて食べたぞ。「おかずをいろいろ混ぜてご飯に載せたもの」という定義からは外れてはいないけれどさ。
さて、毎度お馴染みエアアジア。
困ったことに、私は機内でもまだ空腹だった。私はLCCの機内で食事をとったことがほとんどない。LCCに乗るからには意地でも節約したい、という訳じゃない。LCCの機内食は味の割には割高で魅力を感じないのだだから大抵食事は搭乗前か到着後にするのだが、このおなかの減り方はただ事じゃない。ナシチャンプルーが前菜になってしまったようだ。そこで、Uncle Chin's Chicken Rice なるものをオーダーしてみる。
まずいとは思わない。いや、おいしい。でも、このミールが15リンギット(≒480円)というのはどうだろう?事前予約しなかったから3リンギット割高だった上に水も付かず、6リンギットの紅茶まで買ってしまい、大散財だ。KLダウンダウンTunehotels近くの安食堂なら、4リンギットで水付きのターリーが喰えるぞ?だいたいUncle Chinって誰だよ??