フィジー/ニュージーランド/オーストラリア(/シンガポール) プライオリティパス・ラウンジ
2014フィジー8 シンガポールの街を散歩してから空港に戻り、トランジットホテルに連泊した件
2017/01/14
閉鎖されたバトルボックスにがっかりし、見応えのあったシンガポール国立博物館を出てもまだ太陽は高い。私は博物館から世界三大がっかりと名高いマーライオンまで、シンガポールの街を歩くことにしてみた。
途中ホーカーズがあったので、遅い昼食にする。油そば風の雲呑麺が4シンガポールドル(約350円)。シンガポールの物価は高いけれど、交通費とホーカーズでの食事だけは納得できる金額だ。通おうと思う程ではないが、味もまずまず悪くはない。
このあたりはシンガポールでも都心だ。博物館裏のバトルボックスが閉鎖になっていたフォートカンニングパークのもひとつ裏手はシンガポール最大の夜遊びスポットと呼ばれるクラークキー、そして川沿いに歩くとラッフルズシティ、ちょっとだけ西に行くとチャイナタウンなどがある繁華街なのだが、昼間から賑わうという程じゃない。はっきり書いてしまえば、退屈で暑い散歩だ。基本明るい時間に来る場所じゃないのだけれど、個人的には夜に来ても別になぁ、でもある。
シンガポールには5つのマーライオンがあるが、ここマーライオン公園にあるものは「世界三大がっかり」の称号を得た元祖のマーライオンだ。マーライオンの名誉のために書き加えると、ここから7km離れたセントーサ島にあるマーライオンは高さが37メートルもあり内部に入れるし目も光る。が、まぁ、こちらも、その、なんだわな…。
他の世界3大がっかりは、小便小僧と人魚姫の像ということのようだが、たかだか石像の類に特別な期待をする方が間違っている、という気もしないではない。シンガポールのマーライオン公園は、最近ではマーライオンを見る公園と言うより、マリーナベイやシンガポールフライヤーの夜景を見る場所、として認知されている気がする。
夜に来ればそれなりに魅力的な夜景を見ることができるらしいのだが、日没まではまだ結構時間がある。今回のシンガポール観光はここまでにして、空港に向かった。ラウンジで,無料の食事をいただき、明日の朝のフライトに備え、今夜もお安いトランジットホテルに泊まらなければならない。
さて、ここからが本題の「シンガポール空港内トランジットホテル連泊」なのだが、これには多少の条件がある。
(1)先にも書いたが、このホテルは空港出国エリア内にあるのに極めて割安なので人気があり、予約は必須だ。そして予約はここのフォームから出来るのだが、そこはトランジットホテル、到着便と出発便を記入しなければ予約ができない。深夜の到着や早朝の出発で空港で眠りたい人もいると思うのだが、少なくとも予約フォームはそこまで配慮はしてくれていない。1日目の深夜0:05に到着し翌日の朝7:05に出発する私は、それだけではやっかいなので、初日の早朝発深夜着のシンガポール/クアラルンプールの往復便の便名を記入しておいた。多少ひっかかるところはあるけれど予約が取れないのは困る。
(2)更には、翌朝7:05のフライトのチェックインが前日にできないと、シンガポールを出国できず、トランジットホテルにはたどり着けない。要は搭乗券がなければということなのだが、シンガポールのチャンギ空港の場合「うちの空港は施設がこんなに充実しているから、もうね、どんどん早く出国して!もちろん、搭乗券も到着時とか都合のいい時間に渡しちゃうから!!」的なアーリーチェックインというシステムがあり、かなりの航空会社が「出発の2時間前から」などとケチなことは言わず、もっと早いチェックインを可能にしている。このリストを見れば分かるように、「2-3時間前から」と言う方が少ないくらいだ。出国エリアのトランジットホテルに泊まり翌朝一番のフライトに乗るには12時間前にチェックインすれば十分だが、私が翌日利用するシンガポール航空に至っては48時間前にチェックインすることも可能だ。まぁ、シンガポール入国時にチェックインも済ませちゃったんだけれどね。
(3)そして中1日のシンガポール観光の場合、マレーシアやインドネシア、あるいは空港でシンガポールを出国しないようにしなければならない。これは私の体験ではないが、シンガポールは1日2回の入国を原則認めていないらしいのだ。例の空港から参加できるフリーシンガポールツアーから戻り出国エリアに入ってしまい、「さぁこんどは自分のペースで観光を」と思ったら入国できなかった、という話もある。陸路国境の場合は扱いが違うのかもしれないけれど、一応気をつけた方が良い。
(4)手荷物もできれば、全て機内持ち込みにした方が良い。特に到着時、トランジットホテルに直行するとバッゲージクランに行くことができず、荷物は放置、ということになる。(←禁止事項、という訳ではないらしいが)。また、ホテルに持ち込んだ手荷物は、出国エリアに手荷物預かり所があるので、観光時にはそこを利用するのが良い。
と、以上4点に気をつければ、シンガポール・チャンギ空港のトランジットホテルの連泊は可能だ。ホテル代の高いシンガポールの街中で泊まり、早朝高いタクシー代を支払って空港に来るより、この方がずっと経済的でよろしい。
もちろん夕飯はプライオリティパスでラウンジ食だ。シンガポールの空港で,プライオリティパスを使わない手はない。今回は、ラウンジと言うよりもはや食堂と化しているグリーンマーケットの様子を見てみる。
シャワーなし、ビジネスデスクなし。本当にレストランだな、ここは。まぁたまにはこういう場所も良い。実際目的は夕飯だし、と思ったのだが、
「ビールはオプションでS$14になります」
いくら空港の中とは言え、たかだか一杯のビールに1200円は出せないわい!
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