世界、大人の社会科見学!

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フィリピン プライオリティパス・ラウンジ

2015 マニラ社会科見学12 マニラ・ニノイアキノ空港第3ターミナルでプライオリティパスが使えるラウンジをはしごした件

2017/01/14

セブパシフィック航空の成田行き5J5054便はマニラを早朝5:20に出発する。国際線の一般的なルールに従うと2時間前の3:20にチェックインということになるので、前日の最終LRT/バスで深夜空港に入っておくという選択肢もあるとは思うが、最終日も観光をしてゆったり休みたかった私は4時に空港に着く時間にタクシーでホテルを出ることにした。

初めてのフィリピンで価格とサービスと治安状況を考慮して私が選び抜いたオルティガスのチューンホテルから空港までは、深夜だったせいもあり渋滞は全くなく所要時間は30分、運賃も端数のチップ込みで200ペソで済んだ。観光案内所もスタッフもホテルのスタッフも「300ペソだと思っておいた方が良い」と言うけれど往復とも約200ペソで済んだのは、ラッキーだったのかな?

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さて、マニラ・ニノイアキノ空港第3ターミナルには、プライオリティパスで使えるラウンジが2カ所ある。ひとつはPACIFIC CLUB LOUNGE、もうひとつはSKY VIEW LOUNGEだ。出発まで少し時間が合ったので、今回もこの二つのラウンジをはしごしてみることにした。どちらのラウンジも出国審査を抜けたフロアの上の階にある。ラウンジへの案内が二つ仲良く並んでいるので、このサインに従えば良い。

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上のフロアの回廊に出ると、左がパシフィッククラブラウンジ、右がスカイビューラウンジとなる。まずはパシフィッククラブラウンジからのぞいてみよう。

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パシフィッククラブラウンジの営業時間は深夜1:30から夜21:30。プライオリティパスユーザは3時間まで利用できる。早朝のせいかまだ利用者は多くないが、食事は十分に用意されている。暖かいものも複数あり朝食には十分すぎる程だ。

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ぎりぎりまでホテルで寝て空港に来た私は腹ぺこだ。しかもこれから乗るセブパシフィック航空はLCCであり機内食は有料になる。有料の機内食には吉野家の牛丼というちょっと面白いモノもあるのだが350ペソと安くはない。つまり、ここで食べておかない手はない。

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シャワーこそ見当たらなかったがwifiも早いし食事も早朝から充実して悪くない。 ここで時間までのんびりしても良いのだが、せっかくなのでもう一カ所のスカイビューラウンジも偵察だ。

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パシフィッククラブにも人は少なかったが、こちらにはもっと人が少ない。というか私しかいない。こちらは24時間営業なので人が多いと思ったんだけれどな。個人的にはテーブルのある席がなくてPCや飲食物を横に置くのがいまいちな感じがする。ごはんを本気で食べにくいじゃないか!で、その食事なのだが、

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一応暖かい品もあるしそんなに悪くはないけれど、パシフィッククラブの方が少し良いかもしれない。どちらにも暖かいお粥があるから、私はうれしかったけれど。

ただ、トイレを借りて気がついたのだが、スカイビューラウンジにはシャワーがあった。タオルやアメニティは置いてはいなかったけれど、スタッフに言えば保ってきてもらえるのかもしれない。まぁ最近機内持ち込みサイズ貧乏スーツケースを愛用している私は鞄からタオルを取り出せば良いだけだけれど。って、国外の旅行で常に薄いバスタオルを持ち歩く私が少数派なのか。100均で売っている薄いバスタオルは、タオルのない安宿はもちろん毛布や膝掛けにもなって何かと便利だと思うんだけれどな。

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もうお約束なので書いておくけれど、私は年間400ドルもするプライオリティパスの会費など払っていない。他の日本人旅行者のほとんどがそうであるように、楽天プレミアムカードについてくるパスを使っている。一応プレミアムカードの部類にはいるのだけれど初年度は大抵1万円分くらいのボーナスがもらえるし、他のカードに比べて審査が大変に甘いという噂もある。もう少し具体的に書くと「原則として20歳以上の安定収入のある方」らしく、20代で持てるプレミアムカードなんてプレミアムじゃないと思わないでもないけれど、サービスを買うと考えれば海外に年複数回行く人に取ってはかなりお得なカードであることは間違いない。国際線エアサイドのそこそこのラウンジの利用料金は大抵3000-5000円くらいなので2回使えば元は取れる。もうほとんどの人が持ってるみたいで紹介するメリットはあまりなくなってきちゃったけれどね。

さて、マニラ・ニノイアキノ国際空港第3ターミナルについて言えば、プライオリティパスユーザの利用可能時間はどちらも3時間なので、二つ合わせれば合計6時間は空港過ごせる計算だ。この場合はパシフィッククラブの営業時間をちゃんと考えておかなければいけないのだが、チェックインさえ出来ていれば深夜空港に着いて出国し、搭乗までの時間ここで軽く飲んだりしながらゆったり過ごすという手もある。4:30にゲートに向かうとして前日の夜22:30にラウンジに入れば飲食とwifi、柔らかい椅子、(多分)シャワーを使うことができる。椅子で仮眠できるひとならメリットは大きいはずだ。満腹した私は、機内食のない5J5054のフライトを、ほとんど居眠りして過ごした。

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個人的な印象が良くなく長い間ずっと避けてきたフィリピンだったが、LCCのおかげで初めて体験することができた。スラムとゴミ捨て場、ショッピングモールだけを眺めるような旅行だったけれど、「フィリピンって意外と居心地の悪くない国だ」と気がつくことができただけでも悪くはなかった。今では、チャンスがあったら次はマニラ以外の場所にも行ってみようかと思っている。


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