2015 アメリカ西海岸と国立公園ドライブ7 モニュメントバレーを普通のセダンで走った件
2016/07/28
アメリカのレンタカーは、未舗装路の走行に保険を適用しない。
しかしここモニュメントバレーの内部(バレードライブ)は全てが未舗装路だ。レンタカーでここを走ることにはいろいろ意見があるようで、「あなた、アメリカのレンタカーは未舗装路走行禁止なんですよ!!もし何かあったらあなたに責任が取れるんですか!」と脅す人もいる。そこまでは言わなくとも、モニュメントバレーを走るならSUVの4WDを借りるべきだとかいう人もいる。実際はどうなのか気になる人は多いようで、ネットでもいろいろな話があった。
じゃぁ実際はどうなのか、という話なのだが、まずはこれを見てほしい。モニュメントバレーの道は、メインのルートを外れない限り、だいたいこんな感じだ。
大きなぬかるみでもない限り、普通のセダンでも走ることはできる。というか、私よりずっと車高の低い車がどんどんトレイルに入っていく。車で入るのは当然で、ここは歩いて回ることはできない。入場料を支払って車で入るしかない。石で車体が傷ついたりすると面倒なので低速走行になるけれど、モニュメントバレーを巡るバレードライブは普通車でも走ることができる。
全長27㎞のバレードライブにはいくつかのビューポイントがあり、駐車スペースがある。確かにそこからの眺めは素晴らしいけれど、実際はどこを走っていてもその光景には圧倒される。
モニュメントバレーの地形は、台形型のメサとそれが侵食されて塔のようになったビュートで構成される。ナバホの聖地であるこの土地が一番美しく見えるのは、太陽の位置が低く光と影が交錯する夜明けと日没に近い時間帯だ。ここで夜明けを迎えれば美しい光景が見られるのだろうが、暗闇を通行する車のヘッドライトが興をそぐだろうし、何より本当に車の保険が心配になる。天候に関わらず、ここを暗い時間にレンタカーで走ることは、リスクを背負ってセダンでここを走った私にも無理だ。
バレードライブを道なりに走ると、やがてホテルのあるビジターセンターに戻る。なるほど、The View Hotelはこんな感じで建てられていたのか。
バレードライブのもっと奥を見たい人には、現地でツアーに参加すればミステリーバレーと呼ばれるエリアに入ることができる。昔人が住んでいたのに突然いなくなったため「ミステリー」なのだそうだが、私はここに住むナバホの住居を見られることの方に魅力を感じるけれど、お一人様$50以上するらしいので参加したことがない。
予算的に The View Hotel に泊まっただけでいっぱいいっぱいなんだもん。
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