2015 2泊3日弾丸ソウル13 機内食のないイースター航空に乗る前に、プライオリティパスのラウンジで朝ご飯をいただいた件
2017/01/14
仁川国際空港にサテライトが完成したのは2008年になる。サテライトとは何かというと、メインのターミナルビルから離れた「衛星」、というより離れ小島のようなターミナルで、利用者にとっては若干不便だ。仁川の場合もメインターミナルからスターラインという無人交通に乗らなければいけないので、ゲートは遠くなる。不便な分空港使用料が安くなるのかは知らないけれども、イースター航空もこのサテライト端にある131番ゲート出発だった。
安い運賃で運んでくれるLCCなので不満はないのだが、このサテライトにはプライオリティパスが使えるラウンジがない場合もある。例えば香港国際空港のサテライトはバスに乗っていくのだが、ここにはラウンジがないため、メインターミナルのラウンジを使ってから搭乗時刻のかなり前にゲートに向かうことになる。ラウンジのスタッフは「ここからサテライトのゲートまでは30分かかる」と言っていたし、搭乗までゆったりと、という訳にはいかない。時間も早いし仁川も同じだろうよ思い込みつつ、プライオリティパスの使えるメインターミナル出国後すぐのアシアナビジネスラウンジに向かう。水しか出ないイースターに乗る前には、ぜひお腹を膨らませておきたいじゃないか!
ラウンジの入口でプラ折りティパスとイースター航空の搭乗券を見せると、スタッフが意外なことを言った。
「こちらのゲートでしたらサテライトにもラウンジがありますよ?」
あれ、そうだったのか。知らなかったぞ!
と言うわけでスターラインに乗ってサテライトに向かう。この無人交通システムは5分毎の運行で香港のそれよりは運行間隔が長い。バスよりはいいけどね。香港のバスは乗り場に行列ができていることもあるので、冗談じゃなく30分みてかないといけないもんな。
メインターミナルにあるアシアナラウンジスタッフの説明だと、サテライトのラウンジ入口は119番ゲートの近くにあるらしい。お、ここだここだ。プライオリティパスが使える仁川のラウンジで、朝6時台にオープンしているところとなると、SkyhubやMatinaラウンジが朝7時からの営業のため、事実上アシアナビジネスラウンジ1択になってしまう。それがサテライトにもあったというのは朗報だ。いつできたのかな?
中には書斎風とダイニング風の2つのエリアがあり、結構小綺麗で広い。まぁ、アシアナにしてみれば地元の空港だし、あんまり貧相だとみっともないものな。
シャワー。使いたいときにはスタッフに声をかけるようになっている。その方が清掃がしっかりするので嫌いではないけれど、いつも完璧に清掃されていて自由に使えたらもっと良いのにな、ともあちこちで思う。
そして私に取って今最も大切なミール。
"Break Fast 7:30AM - 9:30AM"
Hot Meal will be served at 7:30AM, 9:30AM
Thank You."
そうですか、そうなんですね。
まぁ搭乗前に何か食べさせてくれるだけでも、私としてはありがたい。私は空港でお金を払って食事をするつもりは毛頭ないのだ。
相変わらずカップ麺だけは常備されているのもこの国らしい。いつでもありそうだな。
少しすると、サラダやパスタの冷製も運ばれてきた。この時間がこんなものなのかな。
正直ものすごく充実したミールではないけれど、少なくとも少なくともおにぎりやサンドイッチも切れている成田のKALラウンジよりは100倍マシだ。満腹した私はZE601便に搭乗した。お腹もいっぱいだし、早起きもしたし機内じゃ寝なくちゃね。