2015タイ/タオ島9 タオ島でダイビングのライセンスを取ってみた件4
2016/08/22
ブッダビューダイビングリゾートは港から約2km、タオ島の南端にある。
タオ島で一番賑わっているのは、多分ロンプラヤのカタマランが到着する港の周辺だ。この界隈には離島としてはまずまずのレストランやゲストハウスなどがある。それに対してブッダビューは島の南端、2kmとはいえ繁華街を離れた静かなエリアだ。南端に見える岩だかなんだかがブッダに似ているということから、この辺りをブッダビューと呼ぶようになったらしい。
静かなエリアとは書いたが、ダイビングショップを始めリゾートホテル、レストランやマッサージや、ぼったくりの薬局、果ては24時間営業のセブンイレブンもあったりして、タイのうかつな田舎街よりよほど便利な環境にある。
特にセブンイレブンの存在は大きい。物によってはバンコクの1.5倍程度の離島価格だが、それでも十分に良心的な値段で様々な物を旅行者や住民に提供してくれる。ブッダビューの講習は朝7時台に集合なのだが、周辺にはこの時間に開いているレストランや屋台は多くはなく、朝食はセブンイレブン、ということは多い。そりゃメインランドから船に乗り継いでやってくるけれど、セブンイレブンがある島を「離島」と呼んで良いのかとすら思う。
もう少し遅い時間になれば、宿に隣接する数軒の商店も開き、果物や飲み物なども買える。疲れた日にはここでカップ麺とビールを買って夕食にしたこともあった。徒歩1分の距離だから、お湯を入れて貰って部屋で食べることもできる。
これだけでもダイビングのライセンスを取るのには十分な環境なのだけれど、それに加えて例の「和食店」があるため、食環境だけは離島としては破格に良い。ブッダビューのスタッフはここを「ジャパンガーデン」とか「ジャパニーズガーデン」とか呼んでいた気がする。タオ島にとても近いダイビングスポットと同じ名前、というか、その名をつけたんだろうな。
この店では冷えたビール大瓶が70バーツ、氷代は無料だ。バンコクのコンビニで買うのとあまり変わらない値段で冷たいビールが飲める。更に、誰かが教え続けたんだろうな、和食メニューもあり、これもなかなか悪くない。
ちなみにこれはカツ丼。タイの離島でカツ丼が食べられるのはなかなかうれしい物だ。明日もがんばるぞ、という気持ちが湧いてくる。