2015バンコクアパートお試し暮らし6 ラチャプラロップマンションの設備3、というよりドンムァン空港のSIM事情
2016/08/22
ホテルだろうとアパートだろうと、個人的にとても重要なのはネット事情だ。タイのネット事情が日本よりよろしくないのは仕方ないとは思うが、現在2015年11月の時点ではDL15Mbps/UP1.5Mbpsで599バーツが相場というか底値の気がする。日本円にすると約2000円ということになるが、カオマンガイが30バーツ(約100円)という物価を考えると、決して安くはない。
ましてや短期旅行者がアパートにネット回線を引く訳にはいかず、アパートが提供するサービスを利用するか携帯でテザリングするかの2択となるのだが、ラチャプラロップマンションの場合、DL3Mbps/UP256Kbpsの回線が1日で70バーツ、30日で550バーツ、もっと速いDL6Mbps/UP768Kbpsの回線に至っては1日180バーツ30日1550バーツと、かなりお高い。
私はタオ島でダイビングのライセンスを取る予定もあってここのwifiも1日100バーツした。これはもう自前の携帯でテザリングするしかない。ドンムァンの到着ロビーでは上に書いたTrueのSIMを(多分)24時間買うことができる。場所は、この写真で分かるかな?
Trueのエリアマップを信じる限り、ではあるけれど、事前の調査ではタオ島でも3Gならそこそこ行けるようで、ブッダビューもエリアに入っている。売れ筋はSIMは下の二つのようだ。
"3G Unlimited Speed 1.5GB + Free Call 100B" が7日有効で299バーツ
"4G Unlimited Speed 4GB + Free Call 70B" が有効期間の指定なしで579バーツ、となる。
7日間を超える滞在の場合4GのSIMを買うしかない。
半月の滞在で4GBという容量はテザリングをする人には微妙だが、4Gを超えても128kbpsで一応低速通ができるらしい。日数制限のない4GのSIMだと永久に128kbpsで通信できるのか?などとも思ってしまうが、まぁ世の中それほど甘くはないだろう。ついでにどうしても容量を追加したければ、その辺のTrueの店でチャージ(Top up)してもらえば良い。4Gも3GもSIMは同じで、4G契約で3Gも送受信できる。
ちなみにドンムァン空港ではセブンイレブンでも "Happy" ブランドの "Tourist SIM" を売っていて、なぜか中国人を見かけるとやたら客引きをしている。
"Happy"などと言っているが、これはタイ大手 DTAC社のトラベラーズパッケージで、怪しいものではない。7日までの3G(1GB)が229バーツ、3GBが429バーツ、4Gと3Gの6GBが700バーツと、まぁこれもありだな。
という訳で私は島でもバンコクのラチャプラロップマンションでもTrueの4Gを使ったのだが、その速度は実に微妙だった。使えないことはないけれど、動画は結構詰まる、という感じだろうか。Trueはテレビで "4Gなら動画も止まらずサクサク"的CMを流しているのだが、そのCMの3Gで動画が詰まる場面が、私の4GSIMでも頻繁に見られた。
(写真は話題に関係なく、前回張り忘れたラチャのクリーニング屋さん)
どうしてもバンコクで高速通信したい場合には、マクドナルドやバーガーキングなどに行くのも悪くない。どちらも常時日本のテレビがストレスなく見られる速度だった。特にマクドナルドの場合9バーツ(約30円)のソフトクリームでネットが使える。wifiのパスワードはレシートに書いてあるので、捨ててはならない。