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台湾

2015スクートで行く台中4 私が台中でしたかった3つの事その② 921地震教育園区に行く

2016/08/22

 
 桃園経由台中弾丸旅行の忙しい2日目はちょっと早起きをする。まずは台中市郊外にある921地震教育園区に行くためだ。ここは朝9時にオープンするので、バスの所要時間約1時間強を考慮すると、8時頃にはバス停にいたい。台中駅前などからいくつかのバス路線があるけれど、路線によっては921地震園区から1km程離れた光復新村が終点となるので、ここは921地震教育園区が終点となる50番のバスに乗りたい。新民高中を始発とするこのバスは台中駅前も通るが、Kiwi Express 台中2から近い民権繼光街口のバス停も通る。

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921地震教育園区は台中市の霧峰区・光復新村にある。2400人以上の犠牲者を出した台湾・921大地震で倒壊した光復中学を中心としたエリアに作られた、地震の記録と防災教育を目的とした施設だ。園区は5つの展示館と野外展示からなっている。バスが少し早く着いたとしても、9時まで開かないのは展示館で、野外展示は朝6時から見学が可能だ。水曜日の朝9-10時は無料で見学もできるので、覚えていて損はないかもしれない。休館は月曜と旧正月の大晦日と元日。中華圏だなぁ。

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921地震教育園区を作るにあたっては、他にも候補地はあったらしい。どうしてここ台中市霧峰が選ばれたのかというと、公式サイトには「断層のずれ、校舎の倒壊、河床の隆起など、記念館建設における複数の候補地の中で地震発生直後の様子の保存状態がもっともよいことから、ここを「地震記念博物館」の建設地に決定しました」とある。学校ではあったけれど地震が起きたのが深夜1時47分でここで犠牲者はでていない。

展示館には断層展示、地震工学、映像、防災教育、再建記録の5つのテーマのものがある。入場料50元を支払い、まずは断層の展示を見る。

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確かに地層にはずれがある。正直素人にはピンとこない部分もあるのだが、これは私があまり賢くないからかもしれない。素人には地震体験や再現映像などのシアターの方が分りやすいかもしれないな。921地震教育園国には真情シアター、大地シアターと地震体験シアターの3つがあり、料金は入場料に含まれている。

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地震計。日本統治時代から使っていそうな年季物だ。

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展示館には、遠足の子ども達が興味を持ちやすそうな「防災西遊記」というコーナーもある。やっぱり中華圏だなぁ、だ。

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館内の展示もなかなか興味深いが、やっぱりここでは地震の爪痕を見なければならない。地震の激しさを今に伝える倒壊した中学校などを見るため、野外展示に向かう。

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