2016初めてのイラン25 「沈黙の塔」にバイクで登る若者を一瞥した件
2016/08/22
低い方の沈黙の塔は女性と子どものためのものだった。
造りはほとんど変わらないが、鳥葬を行う最上部の敷石がもう一つのものより多く残っていて当時の様子を伝えてくれる。
どちらの塔も、鳥葬場跡だからといって何かおどろおどろしいわけじゃない。歴史と年月と文化を感じるだけだ。個人的には、歴史の時間に習っただけの「ゾロアスター教」「拝火教」という言葉に、幼ない頃なんとも言えない不思議なな印象を受けていたので、そんな懐かしい記憶を整理する場所でもあった。旅行っていいよなぁ。景色もいいぞ。
しかし、この低い方の塔は、最上部近くまで道がけっこう平坦になっているため、近所の若者が小型バイクでオフロードごっこをやっていることがあり、これが大層うるさく迷惑だ。私もバイクに乗るし、こんな道があれば登ってみたくなる気持ちも分らないでもないけれど、まぁ、正直迷惑だな。
意外と愛想は良いし暴走族とか不良とか言うわけでもなさそうだが、大変お行儀の良い皆さんというわけでもない。テクニックを競ってはいるのだけれど、マナーは競ってないな。極東に外国人は、ご先祖さまが悲しみと共に運ばれた山道をバイクで走るのはどうか、と思うのだが、特に取り締まられている様子もない。こういうのも土地柄なのかもしれないな。
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