2016初めてのイラン46 カタール航空のドーハ無料市内ツアーに参加した件
2016/08/22
カタール航空では8時間以上のトランジット客に、カタールのビザ代航空会社負担でなかなか良いホテルと食事を提供してくれるが、乗り継ぎ時間が8時間以下の場合にはホテルは提供されない。しかし、その代わりに無料の市内ツアーが用意されている。
一応ツアー参加には条件があって、カタール航空のページには「当ツアーへのご参加はドーハへ04:00~19:00(現地時間)の間に到着されるお客様で、かつ、接続便への乗継のお時間が5時間以上、12時間未満の方が対象となります」とある。12:30に到着して深夜1:10に出発する私は、タイムスケジュールでは12時間40分の乗り継ぎとなってしまうのだが、スタッフに「一応頼んでみてはいかがですか?」と言われていたこともあり、試しにツアーカウンターに行ってみた。
トランジット時間が規定の12時間未満を超える私は、このツアーに参加できないと、半日を空港で過ごすことになる。空港は嫌いじゃないけれど、半日12時間いるのはかなり嫌だ。恐る恐る「あのぉ、成田便の乗客なんですけれど、ドーハの市内ツアーに参加したいんですが」と搭乗券を見せると、「今からだと、16:00のツアーですね」と、意外とすんなり受け入れてもらえた。かなりほっとする。ちなみにツアーは1日4便、バスの定員までの先着順だ。
「ツアーは16:00出発ですけれど、カタールに入国する必要がありますので、1時間前の15:00にはここに来てくださいね」と、スタッフは言う。ちなみにツアーは08:00、11:00、16:00発が06:00から受け付け開始、20:00のツアーのみ16:00受け付け開始となる。早い者勝ちなので、その気がある人はドーハ到着後すぐに来た方が良さそうだ。
15:00にカウンターに集合した参加者は、スタッフの案内で入国審査を受ける。100カタールリヤル(≒2920円)のビザ代はカタール航空が支払ってくれる。私はこの旅行で、カタール航空に3回ビザ代を支払ってもらったことになる。9000円近くのビザ代、申し訳ない。
スタッフに誘導されて観光バスへ。乗り込むと水が1本配られる。うれしい気配りだ。
市内ツアーのコースは、基本的に、ザ・パール、カタラ文化村、イスラム美術館、スーク・ワキーフの4カ所になる。まずは、イスラム美術館。前回のトランジット時に行こうとして行けなかった場所だ。中には入らず、外観を眺め、駐車場から周辺の景色を眺めるだけだったけど。
ま、海岸だし夕陽はきれいだな。
続いて、カタラ文化村。人がいない。ツアー客しかいないぞ、ここ?塔の穴は鳩のためにあるのだそうだけれど、人間を呼ぶ工夫も欲しい気がする。
人口島、ザ・パール。駐車場観光にも慣れてきた。
バスは夕暮れのドーハを走る。ちなみにこのツアーのガイドと運転手はネパール人で、日本語も少し話した。カタールには他国からの労働者が多い。いろいろな国からいろいろな職種についているのだが、唯一原則パキスタン人しか就けない仕事があり、それは警官なのだそうだ。理由は「イスラム教徒でなければ警官は任せられない」ということらしいのだが、治安を守る公務員が外国籍というのも、日本人にはちょっと驚きだ。
(アルジャジーラの送信アンテナ、だそうだ。こういうのをもっと見せてくれよぉ)
そして、スーク・ワキーフ。
正直、「やっと人の集まる場所に来た」と思う。
レストランあるじゃん! 老舗のようで、紹介された新聞記事を飾っている。
薬局だって、ペルシャ風抜罐療法治療院もあるぞ。
そうそう、私はこういう場所が見たかったんだ。日中は出歩かない中東気質もあるだろうけれど、今まで回ってきた場所にはあまり生活感はなかった。しかし、ここには人混みの賑やかさと生活感がある。基本人混みは苦手な私だけれど、3連続で駐車場観光をさせられば、こういう場所に来たくなる。
今日訪問した4カ所は、ドーハを代表する観光スポットなのだそうだけれど、多分それは本当だ。ドーハって、なんていうんだろう、どうしても見たい、といった場所が多くなかったので、私にとってこのシティーツアーと、前回トランジット時の生活エリア散歩で、なんていうか、「ドーハはお腹いっぱい」と感じた。「ドーハには何もない」というのはさすがに違うとは思うけれど、「ドーハにわざわざ観光に訪れる場所があるか?」と言われれば、好みの問題はあるだろうが、私の嗜好では正直「そうだ」とは言いにくい。物価の高さも、ちょっと厳しいな。
ツアーの所要時間は2時間45分。
もしかしたら、ドーハ観光はこのシティツアーで十分なのかもしれないな。
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