2016高雄ツーリング15 高雄駅と宿に近いコインランドリーとマッサージ店に喜んだ件
今回高雄ではいろいろな候補がある中から華宏飯店(HWA HONG HOTEL)に泊ったわけだが、鉄道駅、地下鉄駅、バスターミナル、レンタルバイク屋、牛肉面に排骨飯などの他、「これは地味に便利」という他の店も徒歩圏内にあった。1つは24時間営業のコインランドリーだ。
今まで台湾を旅行中に洗濯で困ったことはないのだが、子連れや家族連れの旅行では、このコインランドリーの有無は大きい。洗濯する側のことを考えずに厚手のジーンズなど持ってこられて日には、洗濯機なしでは指の皮がむける。
このコインランドリー、以外といろいろな国にあることはあるのだが、旅行中に都合良く見つけられない場合も少なくはない。クリーニング店なら多少見つけやすいのだがお値段は高めだし、ホテルのランドリーザービスはもっとお高い。私は今まで、「洗濯機がある」という理由で宿を選んだことだって、少なくない。しかし高雄のこのエリアには、徒歩圏内に数件のコインランドリーがある。
ちなみに台北駅に近くて使いやすい中級ホテルの定番、天成大飯店の場合、一番近いコインランドリーは私の知る限り約2km離れた場所にしかない。どこにでもある、という訳ではないのだ。状況によっては、「コインランドリーが徒歩圏内にある」ことは、恐ろしく重要になることもある。
ちなみに洗濯1回のお値段は、小型洗濯機で1回40元(≒140円)。バンコクのアパートにあったコインランドリー、というよりコイン投入式縦型洗濯機が1回30バーツだったから、タイとそんなに変わらない。ちなみに台湾では、アパートや安めのホテルの月貸しも一月15000円程度からある。この辺の価格帯もタイとそう変わらない。台湾はPCのマザーボードやスマホなどを設計/作成する先進国、という印象が強いのだが、物価は以外と高くないというのが、私の印象だ。老後、台湾でアパートを借りてゆっくり旅行するのも、悪くないかもしれないな。
そうそう、宿の近くにはこんな店もあった。
中国語で「按摩」とある場合、場合によっては怪しい店であるのだが、ここは極めて健全なマッサージ店だ。私は台湾や香港で観光客に任期の足の裏マッサージは苦手なのだが、普通のマッサージは好きだ。1日台湾南部を走り回った体をここでリフレッシュしてもらうのは、悪くない。
ここの(多分)ご主人である男性は、日本語を話す。ちなみにお値段はこの通りだ。
1時間の全身マッサージで600元(≒2130円)。日本語を話すご主人は、この価格設定がご自慢のようで、私に「日本じゃこんな値段でマッサージはできないでしょ?」と、ちょっと得意気に言う。
確かに日本では、少し前までは「マッサージは1時間5000円」という時代が長かった。しかし、最近では「リラクゼーション」をうたった「資格のある専門家ではないけれど、マッサージのような店」が人気で、その相場は1時間2980円、更には日本語を母国語としない施術者のみなさんによる、更に安価な店なども登場し、高雄のこの店より安い値段で「マッサージ」をしてくれる。
「日本だと、今マッサージ1時間いくらなの?」、ご主人が言う。
「そうですね、安いところだと、1時間2000円ですね」、私が答える。
「そ、それは安いね…」
ご主人は昨今の日本マッサージの価格破壊に驚いたようだ。しかし、安心して良いよ、ご主人。腕前はあなたの方が、何倍も上だから。 信安按摩は、華宏飯店から徒歩1分、原郷牛肉面に行く途中にある。
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