世界、大人の社会科見学!

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スリランカ

旅のリアルタイムメモ スリランカ・ダンブッラの宿 サネムロヴィラがあまりにも素晴らしい件

2007年、東北をツーリングしているときに偶然見つけた山形のゲストハウスミンタロハットに出会った時の衝撃は、大変大きかった。

今日古いバイクブログ(SUZUKI GN125)をこちらに合流したのでここからもご覧いただけるのだが、それまで日本にはこういった高規格のゲストハウスは少なく、今読み返してもあの時の感動がよみがえる。あれから9年、ミンタロハットは頑張らないと週末や休暇期間にはなかなか予約の取れない宿となってしまった。ここまで安くて居心地の良い宿は、日本にもそうない。

それ以来、私は日本だけではなく海外でも上質で割安な宿を見つけると、「****のミンタロハット」と呼ぶようになった。今まで私がこの言葉で賞賛した宿はそう多くはない。が、今回スリランカで「ダンブッラのミンタロハット」と呼べる宿に出会うことができた。サネムロ ヴィラ(Sanemro Villa)だ。

 

ダンブッラはスリランカの文化三角地帯中心にある小さな町だが、市内徒歩圏内には世界遺産の石窟寺院があり、またスリランカ観光のハイライトでもあるシーギリヤ行きのローカルバスが出る街でもある。ポロンナルワやアヌラーダブラにも日帰り往復が可能で、文化三角地帯の観光基地に便利な場所だ。同じく各遺跡に日帰りのできるハバナラという街もあるけれど、ここには高級ホテルは多くても安めの宿は多くはない。

サネムロビラは、ダンブッラの街の中心、幹線道路が合流する時計塔のすぐ近くにあり、しかも表通りから1分だけ奥に歩いた場所にあるので騒音も少ない。ダンブッラについて有名ガイドブックには「旧市街の滞在だけで十分だ」などとあるけれど、これは大間違いだ。あんなところに泊まってたんじゃ、シーギリヤ行きのバスに乗るにも結構歩く羽目になる。

石窟寺院に近い南側の旧市街はには、安めのゲストハウスとゲストハウスの客を当て込んだ現地の人を全く見ないレストラン、あとは古めの商店が多少あるだけで、ここに滞在するメリットはない。地元の人で賑わう食堂やシーギリヤ行きのバス停、スーパーマーケットなどもある新市街に滞在するほうが絶対に便利だ。そしてサネムロビラはその新市街にある。時計塔の交差点からこの看板を入っていけばすぐだ。

 

天井の高い部屋は清潔で快適だ。この価格でエアコンもホットシャワーもあるし、机には電気ポットと紅茶のセットが用意されている。wifiも速く、ガラポンTVで日本のデレビが途切れることなく見放題だ。スリランカのネット事情について私はあまり詳しくないけれが、多分最高水準なのではないかと思う。快適な部屋で日本のテレビを見ていると、外に出るのが億劫になるほどだ。

 

また、この宿は奥さんのニシャンティさんの朝食が素晴らしい。

ボリュームのあるおいしい朝食は、日替わりで用意される。この日の朝食は水とマンゴのジュースに卵焼き、ソーセージ、アッパ、コロッケ、果物、などなど。これだけの品が日替わりで提供されるのはうれしい。ニシャンティさんは、前夜に「明日は何時に朝食にしますか?」と私に聞き、その時間にこの朝食を用意してくれる。

 

2016年のはじめに開業したこの宿は、2階に4部屋があるように見えるのだが、実は2部屋しか稼働していない。奥の2部屋はまだ内装工事が終わっていないのだ。

悠長なわけではない。オーナーのチャーラマさんは銀行からかなりのローンを借りて開業にこぎつけたのだが、まだ2階の4部屋全ての内装を終えることができず、出来ることは自分で行いつつ、2部屋からの収入を改装費用にあてているのだ。工事の様子を見せていただいたが、3部屋目は今月末には完成するけれど、4部屋目の完成は年末だろう、とのこと。とてもがんばっているのだ。

今月いっぱいは全2室、2月から年内は全3室しかないサネムロ・ビラ泊まるには、早めの予約が必要だろう。もし日程がわかっているのなら、すぐに押さえたほうが良い。もちろん「宿は現地で決める」というスタイルには共感できるし私もそれに近いのだけれど、シーギリヤやダンブッラの石窟寺院など文化三角地帯に滞在するなら、この宿をベースにするのが一番だと思うのだ。チャーラマさんやニシャンティは、周辺の観光地へのアクセスについても親切にアドバイスをしてくれる。

ダンブッラに泊まるならサネムロ ヴィラ(Sanemro Villa)。絶対に後悔はさせません!


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