2016パリ17 レンヌ/モンサンミッシェル2泊3日③ レンヌから朝一番のバスでモンサンミッシェルに向かった件
2017/04/14
レンヌ駅前のバスターミナルからモンサンミッシェルまでのバスは、1日4便だ。
パリからのTGVの乗り継ぎを考慮した出発時間となっており、まとめるとこうなる。
TGV パリ発 | 7:04 | 9:08 | 10:08 | 14:08 |
バス レンヌ発 | 9:40 | 11:35 | 12:35 | 16:45 |
モンサンミッシェル着 | 10:50 | 12:45 | 13:45 | 17:55 |
私はバス停から歩いて3分のホテルでぐっすり寝てから9:40のバスに乗ったが、朝パリからレンヌに来てこのバスに乗ろうとした場合、7時までにはパリのモンパルナス駅に着きTGVに乗る必要がある、ということだな。(チケットは通しで買えるらしい)
じゃぁ、モンサンミッシェルからパリへはどう戻るのかというと、こう。
モンサンミッシェル発 | 9:05 | 11:05 | 14:35 | 17:30 |
レンヌ着 | 10:15 | 12:15 | 15:45 | 18:45 |
パリ着 | 12:55 | 15:22 | 18:22 | 21:11 |
「駆け足で」ということなら日帰りでも最大7時間はモンサンミッシェルに滞在できることになるが、これはあくまでお高いTVGを使った場合だ。安いバス利用者は、地下鉄があるかも怪しい超早朝便を利用、ということになる。
だったらお高いパリのホテルを1泊減らして、パリより安いレンヌのホテルに泊まるのも悪くないんじゃないか、と思う。私はそうしたわけだが。今回私は駅前のカンパニールに泊まったけれど、同じ駅前には同価格帯で朝食付きのIbisもあり、こちらも駅に近く悪くなさそうだった。朝ご飯、宿で食べると高いしなぁ。
話をバスに戻そう。実はこのレンヌからモンサンミッシェルに行くバスはなかなかお高い。片道15ユーロと、パリからレンヌまでのFlex Busより高いのは正直きつかった。
まぁFlex Busは価格競争をしながら生き残ろうとする会社で、連絡バスは競争相手のいない観光路線、同じ視線で比較するには無理があるのだが、それにしても安くはない。パリからモンサンミッシェルへは、交通費だけで片道25ユーロ、ということになる。
バスのチケットはターミナルですぐに買える。乗客が多いときには増車もするので、ぎりぎりに来れば良いと前日に聞いていた。
バスはブルターニュの農村地帯や村ををのんびりと走る。その距離は約66~83km。これだけの距離となると、15ユーロという金額も納得がいかないじゃない。Flexが安すぎたんだよな。
約1時間10分でモンサンミッシェル手前のバスターミナルに到着するので、この先は無料のシャトルバスを利用することになる。ちなみにこのバスターミナルには観光案内所があり日本語のパンフレットももらえる。
ちなみに、その日本語パンフレットに書かれている「無料で利用可能」な「渡し船」がこれだ。
これはどうみても「渡し船」じゃない。こういう乗り物のことを、日本では「バス」と呼ぶ。そろそろ誰か教えてあげてもいいんじゃないか?
バスは10分程でモンサンミッシェル手前にある橋の半ばに着く。シャトルバスですら、公共の交通機関は島内には入れない。ここからモンサンミッシェルへの1-200mは、目の前に広がる光景を楽しみながら歩くことになる。
観光案内所でうろうろしていたせいもあり、ここに到着したのが11:30分頃。朝一番のバスで来てもこんな時間になってしまう。
モンサンミッシェルには島内にもかなりお高いホテルが数軒あり、更には観光案内所周辺にももう少し安めの宿が結構あるのだが、これは日の出や日没、夜のモンサンミッシェルを見たい人のためにあるのだな。次はこの辺に泊まって、日没や夜景を眺めるのも悪くないかもしれない。
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