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国内旅行

2017バニラで行く函館24時間5 ベイエリアで洋館を眺め歩き、八幡坂で「函館」を体感する

2017/06/26

函館市北方資料館は、べイエリアの基坂通にある。

電子工作が趣味の人だと基板と間違えかねないこの名前は、函館から札幌に向かう函館本道の起点であり距離を測る元標があったことからつけられた。なぜ起点になったのかというと、この坂の上に役所があったからで、昔は「お役所坂」などとも呼ばれたようだ。

今ではお役所こそ別の場所に移転してしまったが、残されたり移築されたりした洋館や教会が、このエリアを「The函館」的観光ポイントにしている。

 

7.元町公園周辺の洋館群を見る。

北方民族資料館から基坂を登ると、左手に旧イギリス領事館が見えてくる。

ここは1913年(大正2年)に建てられ、1934年(昭和9年)まで実際に領事館として使われていた。現在では開港に関する有料展示がされているが、1階のカフェと土産物店だけなら入場料なしで入ることができる。300円が惜しかった私は、館内を少し見られればいいやと、売店だけをのぞく。

ちなみに、現在北海道の諸外国の領事館は全て札幌にあり、他所にあるのは事実上一般業務を行わない「名誉領事館」だけだ。

執務室や領事一家の生活ゾーンは見られないけれど、私にはこれで十分だ。博物館的展示に関しては、旧金森洋品店と北方民族資料館で脳がいっぱいいっぱいになっている。それに、ちょっと中に入るのに全ての施設で300円を支払っていてはキリがない、という気もしないではない。

 

 

旧イギリス領事館の前には、「ペリー提督来航記念碑」なるものがあるのだが、

美術や彫像に興味があるのでもなければ、前に回るだけ時間の無駄だ。

 

坂を登り切った元町公園には、1910年に建てられた旧函館公会堂と、1909年竣工の北海道函館支庁庁舎を利用した観光案内所がある。

もちろん観光案内所は入場無料だが旧函館公会堂は入場料300円。確かにそれなりに価値のある建物だとは思うけれど、正直「また300円かよ」と思う。旧金森洋品店のガイド付で100円という入場料は、ものすごく安かったのだなぁ、などと思いつつ、ここは外観の見学だけで通過。

入場料に関するこの辺の問題は博物館が集まるエリアでは良く起きる現象で、場所によってはロンドンパスとかぐるっとミュージアムパスとかさっぽろセレクトとか、顧客の財布の紐を緩める工夫をいろいろ行っている。

函館でも函館市旧イギリス領事館・旧函館区公会堂・函館市北方民族資料館・函館市文学館の4館が、2館520円、3館720円、4館840円の共通入場券を扱っているのだが、正直、割安感は低い。

せめてさっぽろセレクトくらいのお買い得感がないと、「ついでにうちにも来てよ」的集客は難しい気がしないでもない。あっちは大倉山シャンツェとテレビ塔と開拓の村に入れて1350円と約3.3割引、しかも値引率の差以上に、見学地の魅力の格差は大きく、函館ピンチ、と思わないでもない。北方民族資料館はともかく、1館300円という価格設定に無理があるんじゃないか、とも思う。

分かってる。私がケチなんだ。施設が欲深な訳じゃない、はずだ。

 

元町公園前には、旧相馬邸という、1908年に建てられた元豪商かつ議員の邸宅があるのだが、

こちらは入場料800円、いや、それ以前に17:00で営業は終っている。まぁこの程度の史跡は日本中いたる場所にあるので、どうしても初代相馬哲平の屋敷が見たい、という人以外は外観からの見学で十分かもしれない。

また、ここは基本的に民間企業で、重要文化財の指定を受けようといろいろがんばっているらしい。でも、補助金欲しさと誤解されてしまいそうだし「そういうことのは自分から言うべきものじゃない」と考える人もいるかもしれない。本当に保管・保全をしたいだけならば市や国に寄付する、という手もあるとも思うのだけれど。あと税金はどの程度払っているかも気になる。

 

そして八幡坂。

8.八幡坂から函館港を見下ろす。

 

 

この計算され尽くされたような光景は、何なんだろう。もう、「これが『ザ・函館』ですか?」とツッコミを入れたくなるような、見事な光景だ。観光地の良くある「良い景色」に鈍感な私ですら、見惚れる。

繰り返された大火による延焼をふせぐための30mの幅、視界を遮らず海までまっすぐ続く様子、そしてその先に広がる函館港と、これも「わざとかよ」と思う場所に係留保存された青函連絡船摩周丸。基坂から元町公園、そして八幡坂に至るルートは、函館ベイエリア観光のハイライトと言っても良い気がする。

 

ここまで、空港から20分のシャトルバスを15:10に降りて、2kmも歩いていない。ゆっくりと観光をして、食事をして、18:30の日没にあわせて八幡坂に立つのは、バニラで函館に着いた初日としては、なかなか悪くないと思う。

ちなみにこのコースは、もう1本東の大三坂まで行って、カトリック元町教会やハリストス正教会、東本願寺函館別院を見ながら坂を下り、レイモンハウスでカールレイモンのレシピによるホットドックをいただくのが定番になる。しかし、事前調査の不足でレイモンハウスのホットドックは17:30で店じまいになるとを知らなかったことは、ここではあまり詳しく書かない。

 

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