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国内旅行

2016春秋航空日本で行く佐賀(周辺)24時間②、謎の「トンカラリン」を探検する

2017/08/11

実は三池炭坑三川は佐賀県ではなく福岡県大牟田市にある。

佐賀県の補助金をたっぷり受けている佐賀空港を使い、これまた佐賀県の補助金を受けて1000円レンタカーを借りて、福岡県に行くとは何事だ!と言われてしまいそうだが、この点については佐賀県もある程度諦めているようで、「佐賀空港は、北部九州の中心!レンタカーを利用した九州周遊旅行の起点として便利です!」と腹をくくっている。無料乗り捨てポイントも、佐賀県内以外に福岡県や熊本県に設定してる程だ。ここは素直に佐賀県に感謝をして、利用させてもらおう。

 

2.三池カルタ・歴史資料館を見学する。

 

大牟田には大牟田市立三池カルタ・歴史資料館という図書館に併設されている施設がある。

これは大牟田が日本のカルタ発祥の地であるとされることによる展示で、日本最古の「天正カルタ」を始め様々なカルタが見られる施設だ。話によると「真田丸」に使われた資料もあるらしいのだけれど、大泉洋が好きな私もドラマはあまり見ないのでよく分からなかった。でも、ありがたいことに入場無料、駐車場も無料になっている。残念ながら内部は撮影禁止なので、入り口の画像だけ貼っておこう。

 

ここではカルタの歴史だけではなく、大牟田の歴史資料も展示されている。三川坑から僅か2kmの場所にあるので素通りするのはもったいない。5時には閉館なので、時間を意識しながら訪問、だな。

 

3.謎の「トンカラリン」を探検する。

 

「トンカラリン」と言われて何のことか分かる人はそう多くないだろう。私も最近までなんのことだかさっぱりわからなかった。どう説明すれば良いのかちょっと迷うところなので、日本語版ウィキペディアの記述を引用していみる。

トンカラリンは、熊本県和水町にある隧道(トンネル)型遺構である。

江田船山古墳(国の史跡)がある清原(せいばる)台地に位置し、全長は464.6メートル、自然の地隙や人工の石組暗渠で構成されている。「トンカラリン」の名称は、穴に石を投げ込むと「とんからりん」という音が聞こえることからつけられたという説と、朝鮮語由来という説がある[1]。また、考古学者の吉村作治によりエジプトのピラミッドとの共通点もいくつか指摘されている。石積みが布石積みという日本では珍しい工法であり、これはエジプトのピラミッドと同じものである。

トンカラリンに関しては民間伝承もなく、排水路説、古代人の信仰遺跡説、道教由来説、古代朝鮮由来説などの諸説があるが、未だに定説はない。熊本県教育委員会は1974年に現地調査を行い、1978年3月に「近世の排水路」との調査報告書を一旦は発表したが、用水路説と信仰遺跡説も検討すべきと将来の検討にゆだねている。2001年に同教委と当時の菊水町教育委員会が再調査し、「排水路」にしては不都合な点が多すぎるとして、現在は再び「謎の遺跡」とされている。

この調査では第2のトンカラリンが2001年に発見され、さらに第3、第4のトンカラリンが埋蔵されている可能性も指摘されている。
1975年5月にトンカラリンを訪れた作家の松本清張は、『魏志倭人伝』の一節からトンカラリンが邪馬台国の卑弥呼の鬼道であるとの説を唱え、同説の発表によりトンカラリンの存在が広く知られるきっかけとなった[5]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%B3

まずは車を熊本県和泉町まで走らせる。トンカラリンの訪問は明るい時間でないと難しい。日の長い時期なら7時過ぎでも明るいけれど、冬は時間的に空港から直行しないと厳しい、かな?ナビに「トンカラリン」と入力しても反応はないと思われるので、ここは「道の駅きくすい」を目標にすると良い。カルタ資料館からだと、約40分のドライブだ。

 

道の駅きくすい前のホテルAZ熊本和水店を左に見ながら道を南に向かうと、「トンカラリン」の看板がある。

 

ここから先は細い道になる。「トンカラリン」をたどる。

 

道を行くと、トンカラリンについての解説版と案内板がある。トンカラリンの各遺構と位置関係についての情報はここにしかないので、ゆめゆめ見逃してはならない。

地図のアップも、需要はあるかな?

 

この怪しい遺跡は、1974年の県教育委員会調査で「近世の排水路」とされたのだが、2001年の再調査で「排水路とするには不都合な点が多すぎる」とされ、信仰遺跡説が有力になってきている。だいたいこの土地は、シャーマンだったと考えられる人たちの変形頭蓋骨が3体、近隣からもう3体掘り出されたという場所なのだ。発見されたのが1994年であり、この発見がトンカラリンの信仰遺跡説を後押しし、2001年の再調査につながったと言っても良い。

トンカラリン、「7段の階段」にでる。

ここはトンカラリン全長445mの中間地点で、トンネルの開口部分だ。東側37m、西側15mの暗渠の石壁はアーチ状に丁寧に積まれている。正直、こんな水路はない、と思う。

歩いて行くと結構な暗渠が見えるのだけれど、

熊本地震の影響で、こうなっていた。

 

トンカラリンの全貌については、和水町によるこの動画が一番分かりやすい。

著名人による無責任なコメントが結構あるのもこのトンカラリンで、有名な推理小説作家はここを「邪馬台国の卑弥呼の鬼道」と言い、有名なエジプト考古学者は「日本にある地下ピラミッド」と言った。いきなり邪馬台国の位置が特定されたり、地下回廊がピラミッドだったりとか、著名人の話は私には難しすぎる(笑)まぁ、それだけロマンを感じる場所であるのだな。

 

トンカラリンの少し上には、菅原神社がある。名前からして道真公を祀ったと思われるのだけれど、由緒などの案内がない上に「トンカラリンの上部」的ロケーションが、「昔はなんだったんだろう」的空想を促す。更にはここには「人を囓っている狛犬」などという不思議なモノもあり、空想はどんどん重度の妄想に変わっていく。私も無責任なコメントをしてしまいそうだ。

この周辺には古墳も多く、特に江田山古墳から出土した92点は一括国宝として東京国立博物館に保管されていて、そのレプリカが肥後民家村の中の歴史民俗資料館に展示されている。肥後民家村も素晴らしいことに入場無料なのだが、夕方の5時には閉まってしまい、今回の訪問は不可能だった。トンカラリンと肥後民家村、そして(多分弥生時代のシャーマンの)変形頭蓋骨が出土された重要な古墳のあるこの場所は、弥生時代に思いを馳せる穴場だ。バーゲンの安売りチケットで佐賀空港からの24時間をゲットしたとき、訪問するのは悪くないと思う。

その気にならないと一生行かない場所だしね。

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