世界、大人の社会科見学!

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韓国

2016大邱3 評判が良いと思って泊まってみたら、大邱の駅前ホテルはやっぱりあれだった件

2017/07/17

韓国には ホテル名に"Good Stay" の8文字がつく宿がかなりある。正確には180ある。

これはチェーンホテルでもなければ、流行ものでもない。韓国観光公社と文化体育観光部という公共の組織が指定した公認マークのようなもので、その趣旨はこうある。

‘Good Stay’ AccommodationThe ‘Good Stay’ logo is the Korea Tourism Organization’s promise of reliable and affordable accommodation. Only motels and inns whose facilities and operations meet our high standards are awarded the ‘Good Stay’ endorsement. To date, over 180 establishments nationwide have received our seal of approval, ensuring everyone from backpackers to business travellers know where to go for a comfortable stay in Korea. Make sure you book all reservations in advance to avoid disappointment.

http://visitkorea.org.au/travel-essentials/accommodation/

要は、韓国観光公社と文化体育観光部のお墨付きである、一定の基準を満たした宿、ということだ。うろ覚えなのだが、確か2002年のサッカーの日韓ワールドカップの時、観戦客の宿を紹介するためにできたシステムだったと思う。そのためか、Goodstay認定を持つ宿はそのほとんどが韓国会場であった都市にある。

2011年にはこのブランドを持つ宿のうち40軒教を紹介したとして、韓国観光公社があのagodaを表彰したという話があるけれど、agodaで最低の経験をした私には、なんだかなぁ、でもある。その後このブランドの扱いは謎で、部屋のチェックなど年に何回行っているのか、もしかして2002年(?)の認定時に行っただけなのか、その辺もよく分からない。

そんなブランド管理の実情も分からない、かなり昔からの”Good Stay” だが、一度認定された宿がそのブランドを捨てたという話は聞かない。”Good Stay”ブランドを受けた宿の多くは、モーテルや小規模ホテルなので、せっかく手に入れたブランドを返上する意味はないし、むしろ未だ集客のため宿の名に”Good Stay”の文字を漬けている。

今回私が大邱で泊まったのも、そんなGood Stayブランドの宿だった。

グッドステイ ニューグランドホテル

ホテルの安くはない韓国で5000円台で泊まれ、それなりに広い部屋にwifiやら冷蔵庫やら大型テレビなど全てのアメニティが付き、簡単な朝食がつき、ロビーに無料のエスプレッソマシンがあり、駅から徒歩2分で、グッドステイで、ニューで、グランドだ。ネットの評判もまずまずなので、まぁ、予約をしてみたわけだ。

まぁね、本当はわかっていたんですよ。例によっての韓国名物半ラブホ宿だって。

韓国で安い割には設備が充実していたり、部屋が広かったり、旅行者、特にラブホ文化のない国からの旅行者の評価が高かったりする宿は、結構な確率でこういう宿だ。

昔から「韓国ではそういう宿の境界が曖昧なので、旅行者は気にしないで利用すれば良い」とよく言われているが、私は娘との旅行では絶対に避けていた。父との二人旅の思い出が、ロビーではなく駐車場奥の不自然に厚いカーテンの奥でチェックイン、とか、ありえませんから。

 

しかしまぁ、部屋や設備は、ということになると、これは悪くはない。

 

ウォシュレットが感動すら覚える安全装置なしの旧タイプだったり、

外気と光と入れようと窓を開けると、目の前が壁だったり、

いろいろあるっちゃいろいろあるけれど、バックパッカー上がりとしては十分快適な空間だ。ちなみにこの上のクラスの宿は、1泊1万円にかなり近くなるし、東大邱のモーテルもネット予約がしにくい割に、ものすごく安くはない。事前に予約できてこの内容なら、韓国の場合”Good Stay” に値する。

 

ちなみに、こういう作りの宿に拒絶感のあるみなさまには、繁華街側にノボテルもあるが、お値段は3倍ほどになる。もし、私が、娘と二人で大邱に泊まるとしたら、ノボテルもいいけれど、もしかしたら、ここが穴場かもしれない。

 

大邱国際空港内にあるこのホテルは、空港から街が近いせいもあってか、あまり人の気配がない。空港ホテルなのだから早朝便利用者などが使うのだろうか。大邱の始発便は朝5時10分の北京行きで、もしそれに乗るなら私はここに泊まる。

ロビーもGood Stayとは次元が違う。お値段は、まぁ、公式には3倍なのだが、

実は、これくらいにしてくれるそうだ。

小さな地方空港でビル内に店がない、空港としては近いとは言え飲食店に行こうとすると結構不便で選択肢が少ない、街に出るまで30分かかる、というデメリットはあるけれど、怪しげな空気がなくてノボテルの半額以下というのは、それなりに魅力でもある。

とりあえず、フロントに声をかければ、ラックレートは半額以下になると、何かに備えて覚えておいても損はない。しかもシングルなら、Good Stayとそう変わらない金額だ。面白味には欠けるかもしれないけれど。

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