2016パース6 宿のあるパース駅北側”North Bridge”は歓楽街と言うより中華街で、徳興焼鴨店の焼鴨飯が極めて秀逸だった件
2017/08/30
宿のあるパース駅北側 "ノースブリッジ"エリアは「パース一番の繁華街」、あるいは「歓楽街」と聞いていたのだが、実際に行ってみるとこんな場所だった。
えっとですね、こんなの「繁華」でも「歓楽」でもないですから。
店が多く人出が多いという意味では、明らかに駅南の方が繁華街だ。バーやナイトクラブも少しありはするけれどこれを「歓楽街」と呼ぶには無理がある。ただの飲食店の多い駅裏商店街、程度の言い方がお似合いだ。
むしろここは、繁華街や歓楽街である以前に、中華街なんじゃないかとも思う。ノースブリッジでは他のエリアより明らかに中国系スーパーやレストランが多い。
ハウスアコモデーションから一番近い小型スーパーも中国系の店で、中華、アジア、そして日本の食材が比較的安く手に入る。物価の高いオーストラリア、宿で自炊をする身にはなかなかありがたい。
レストランも比較的リーズナブルな値段で味も本格的だ。
そんな中、今回一番おいしかった店がここ。徳興焼鴨店。焼鴨とは言っているけれど、実際には叉焼なんかも置いてあり、香港の燒臘店だと思っておけば間違いがない。
店頭には奥で焼かれたうまそうな鴨や鶏、豚が吊されている。地元のみなさんの人気も高く、早い時間から人が集まり、週末の夕飯時にはかなりの待ち時間が発生する。
お値段は焼鴨飯で11.5AUD(≒1000円)。パースではダブルワッパーミールが13.80AUDだったから、これは素直に「安くておいしい」と言って良い。
あまりのおいしさにもう1回行ってみたらこんどは待ち人数が多すぎたので、テイクアウトにしてみた。テイクアウトも結構な行列で、この店の人気が分かる。
今回のオーストラリアでは、この店が一番おいしく、しかも安上がりだった。ノースブリッジで中華を食べるなら徳興焼鴨店(Good Fortune Roast Duck House)。きっと後悔はさせません!