2017スリランカ2 家電販売店の列を横目で見ながら入国し、DialogのSIMを購入した件
2017/09/13
夜行便になった上に機材がA330に変更と、踏んだり蹴ったりのエアアジアAK43便でコロンボに向かう。
エアアジアには国ごとにいくつかの会社があり便名が違う。その総数は9社あり、便名もAK、QZ、FD、I5、Z2、DJ、D7、XJ、XTと様々だ。AK43便はマレーシアのエアアジアが使う便名なのだが、機材はインドネシアエアアジアXからのレンタル機材だった。
スリランカ便の乗客が増えていることを受けての機材リースなのかもしれないけれど、正直朝便のA320の方が良かった。今ではAK43便も朝便に戻っていて「な、そうだっただろ」と言いたくなる気分だぞ。
AK43便がコロンボについたのは定刻の夜10時。ゲートからQICに向かう。この通路は到着客と出発客が混在するタイプで、その気になればプライオリティパスのラウンジも使えそうだ。早く宿に入りたい私にはあまり必要はないけれど。
さすが仏教国スリランカ、通路の突き当りにはブッダ像が乗客を迎えてくれる。ここで記念写真を撮る観光客は少なくないようだが、自分撮りをしたい人たちがブッダ背にしてしまうようで、像の前には「仏像に背を向けて写真を撮らないでね」との注意書きがあった。まぁ、他国の人にはわかりにくい習慣ではあるよな。
結構時間のかかる入国審査を終えると、
その先はちょっとした電気店街だ。入国時の免税店はよく見かけるけれど、家電中心の店が連なるのは初めて見た。多分、国内で買うと関税などが高いのだろうな。やっと国に戻ってきて冷蔵庫や洗濯機を担いで帰るのは結構大仕事だと思うのだけれど、その価値があるからこれだけの店があるのだろうな。
洗濯機も冷蔵庫も買わずに現地通貨を両替し、やってきたのはここ、到着ロビーのDialog SIM販売ブース。
そこそこの客がいるのにも関わらスタッフは一人で、列が全然進まない。10人程度の客をさばくのに1時間以上かかる。待ちきれず列を離れる人もいるのだけれど私はそうはいかない。宿に電話をして空港まで迎えに来てもらわなければならないのだ。到着ロビーのどこかに公衆電話があるはずなのだか見つからなかったし、コインもない。SIMを買えばお釣りにコインがあるのかもしれないけれど、それじゃ意味ないしなぁ。
1時間少し待って、やっと私の順番が回ってきた。SIMはRs.1300(”$10”とあるけれど実際には940円ほど)で1か月有効、時間帯によって4から5Gのデータ量と100分の現地通話、Rs325の国際電話とSMSサービスが利用できて、この値段は悪くない。悔しいけれど1時間待つ価値はある。もちろん時間に余裕のある人は、街で買えばいいのだけれど。
APNの設定も全てスタッフがやってくれる。っていうか、分かりやすいマニュアルを1枚作って売るときに配れば、列もずいぶん短くなると思うんだけどな。
よしよし、これでネットも使えるし電話も使える。早速宿に電話だ。
私「もしもし、予約していた者です。空港までお迎えお願いします」
宿「わかりました。空港を出て郵便局の前で待っててください」
どうやら、もうすぐベッドにありつけそうだ。