レンタカーについて
2016/07/22
赤ちゃん・子どもとの旅行とレンタカー
レンタカーはとても便利な旅の道具です。
赤ちゃんや子どもとの旅行では、国内での旅行同様、海外でも車はとても便利です。プライベートな空間が確保できるので、授乳やおむつの交換などにも困りませんし、車内でこどもをゆっくり眠らせることもできます。国によって交通法規やマナーに違いはありますが、積極的に活用したい道具の一つです。ただし、一つ間違えれば大きな事故につながるので、様々な注意や配慮が必要になってきます。
北米の家族旅行では、レンタカーは最強の道具です
アメリカは車社会です。車がなくては生活できない、といっても言い過ぎではないでしょう。旅行者のための施設も自家用車の利用を前提にしたものが多くなります。例えばモーテル。郊外のチェーンモーテルなら、クイーンサイズのベッドが二つある家族4人に十分な部屋が1泊50ドル以下でたくさんあります。街中のホテルに泊まることを思えばかなり安上がりです。タクシー代や宿の差額、更に国内での飛行機代などを考えると、レンタカーを借りた方が安上がりに旅行ができると言って良いでしょう。
保険には絶対に入りましょう
我が家では、アメリカでは必ずと言っていいほど、また、カナダ、タイ、韓国、インドネシアなどでも数回レンタカーを利用しました。大手から小さな業者まで様々な会社で借りましたが、どこで借りる場合でも必ず最大限の保険に加入しました。特にアメリカでは、事故を起こすと特に対人では莫大な賠償請求が発生する恐れがあるので、注意が必要です。
アメリカやヨーロッパ、オセアニアの大手レンタカー会社で借りた場合、州によって上限は違いますが、常識的な対人・対物保険はレンタカー代の中に既に含まれています。例えば、2006年の5月ロサンゼルス空港で1週間小型車を借りた場合、大手Avis社の一番安い料金は週で169ドルですが、この中に対人・対物保険は既に含まれている、ということです。金額が不十分だと思う場合には、日本国内で加入する海外旅行保険のなかにレンタカー特約が可能なものもあります。
ところが、借りた車の車両損害保険(LDW)や同乗者傷害(PAI)、携行品保険(PEC)などはこの料金には含まれていません。借りた車を事故で壊して損害賠償が発生するケースや、同乗する家族の怪我に備え、これらのオプションを契約しない訳にはいきません。
ですが、この車両損害保険(アメリカではLDW、オセアニアではAER、ヨーロッパではCDWといいます)がばかにならない金額なのです。例えばやはり大手であるHertz社の場合、州や車のクラスによりますが最低で1日11ドル、最高で26ドルです。1週間車を借りた場合は最低でも77ドルレンタカー代の半分近くの追加料金になります。
また、搭乗者傷害保険(PAI)と携行品保険(PEC)は普通セットになっていて、これも1日6ドル弱かかります。つまり、最低必要な追加の保険だけで、1日17ドルから32ドルかかることになるのです。2週間車を借りれば、追加保険料だけで238ドルから448ドル。結構な金額になりますが、加入しないで車を弁償するリスクを考えればやむを得なません。
右側通行は大丈夫?
初めて日本以外で車を運転する人の不安は、なんといっても右側通行でしょう。日本の左側通行に慣れている状態で、左ハンドルや右側通行をうまくクリアできるのか。心配になるのは当然です。しかし、これは思ったほど難しくはありません。多くの場合30分もすれば当たり前のように運転できるようになっています。交差点では右側に小さく、左側に大きく曲がることが当たり前になれば、特に心配はありません。ただ、私の場合ウインカーを出すつもりがワイパーを動かしてしまうことがしばらく続きましたが。
小さなレンタカー会社を使う場合
アジアの観光地では、「For Rent」と書かれたサインのある車をよく見かけます。多くの場合安上がりで、ちょっと借りる分には便利なのですが、中には保険に全く加入していないものもあります。個人店舗や小さな店で車を借りる場合には、必ず保険の有無を確認しましょう。また、「大丈夫」といわれてもそれだけでは不十分です。保険証書、あるいは保険金の領収証を確実に受け取っておきましょう。最悪、保険料を受け取っておいて実は加入していない、というケースも考えられるからです。領収証があれば、責任は貸し手側の問題だと明確になります。
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