2006 韓国旅行記(Natsu4歳)1 ソウルの定宿
2016/07/22
準備1 「ソウルの定宿」
宿選びに困る街があります。
一つは良い宿が多くてかえって「もっと良い、安いところを」と欲が出て迷う街。バンコクなどが代表例です。そしてもう一つが安くて良い宿があまりない街。残念ながらソウルは後者にあたります。
ここ十数年、韓国には最低年に一度は行っています。普通はGWの定番お出かけ先なのですけれど、たまには花火見物とか連休の気分転換とかにも行ったりしました。
福岡-釜山の船に乗ってみたくて日帰りしたり、ユナイテッドのボーナスマイル欲しさに福岡に行くのに入国せずにソウルを経由して、尋問されたこともあったなぁ。(苦笑)
それやこれやで韓国にはご縁が深いのですが、ソウルにはどうも 「家族で使いやすい安くて良い宿」 が多くありません。試行錯誤を重ね、ソウルだけでも新羅クラスから街の旅館まで、多分20以上の宿を試しているはずです。
とりあえず広いオンドル部屋を取れば家族全員同じ部屋で眠ることはできるのですが、我が家はオンドル部屋がやや苦手です。床を暖める時期が結構長いためGWでも空気が乾いて暑苦しいこと、韓国の敷き布団が薄いので背中が痛くなることにちょっと馴染めないのです。唯一布団の下にマットレスを敷いてくれた Savoy Hotel も、リノベーションの時に予備のマットがなくなり、ついでに大幅値上げしてしまったし…
そんな中、数年前に知ったのがこの宿 "Seoul Tower Village"。明洞駅から南山側に10分弱歩いたところにある、もともとアパートだった(らしい)宿です。
http://www.seoultowerville.com/jp-charge.html (公式サイト)
ベッドルームが二つあり、キッチンやリビングもあり、何よりも大きな洗濯機がバスルームにあります。5人家族の我々には、この洗濯機の存在は大きいのです。部屋が大きいので大量の洗濯物を干す場所にも困らないのがまた良ですね。^^
難点はバスタブがないこと、内装がやっぱりホテルには劣ること、時々蚊が飛び交うこと、酔っぱらって帰る時宿まで100m弱の石段を登らなければならないこと、くらいでしょうか。しかしそれを差し引いても、この部屋と価格はソウルの中心部としてはかなりお買い得な部類に入ると思います。