2006.5 韓国旅行記 (Natsu4歳) 5 水原の安宿
2016/07/22
仁川空港からは、ソウルだけだはなく近郊都市、地方の主要都市に結構たくさんのバスが出ています。「ソウルはもう飽きた」という長男の意見で、今回はソウルから地下鉄で1時間ほどの場所にある水原市をベースにしました。
案内所でバス停を教わり7Aの出口を出るとそこは近郊都市へのバス乗り場。水原には10-20分置きにリムジンが出ています。ソウルに行くのと変わらない頻度。値段もW12000とリーズナブル。あっという間に来たバスに乗り80分ほどで水原のキャッスルホテル前に着きました。
入国書類には滞在先を"Castle Hotel,Suwon"などとぬけぬけと書きましたが、ここは水原で一番のホテル。ツインが20万ウォン以上します。でも韓国のこういう「良い」ホテルは、値段に中身が伴わないケースが多いのです。ロビーやサウナだけ妙に立派なのに、部屋は「20万でこんなもん?」という思いをもう嫌と言うほど繰り返してきたので、あまり泊まる気がしません。もちろん基本的に「お金がない」ためですが。(苦笑)
駅前の観光案内所で、この周辺に安い"荘旅館"はないかと質問すると、駅前の路地を示して、「ここに行けば道沿いにたくさん安い宿があります」とのこと。「お勧めの宿はありますか?」と聴いたところ「自分で見て判断して下さい」との返事。なるほど。家族連れの外国人旅行者に勧められるような宿はない、ということですね。よ~く分かりました。^^
韓国・水原・クリスタル荘旅館
路地に入ると早速左側に怪しい荘旅館があります。ここはどうだろうと外観を眺めていると、宿の人がたまたま飲み物を買って戻るのに出くわしまた。
「こどもいるの?洗濯機あるよ」
さすがプロ。子連れが洗濯機に弱いことを良く知っています。この言葉にぐらっときた私は「大きなオンドル部屋ありますか?」と質問。
「一部屋だけあるよ。1泊W50000」
どんなものかと部屋を見せてもらうと、典型的な安い荘旅館のオンドル部屋。ただ広さは12畳ほどあり、3畳程度のバスルームにはちゃんとバスタブもあります。お湯の出も悪くありません。場所もベストなので価格交渉を開始します。
「いくらでしたっけ?」
「1泊5万ウォンです」
「高いなぁ。安くしてもらえませんか?」
本当は高いとは思わないのだけれど、私は、アジアで何かの値段を聞くと、条件反射的に交渉モードに入ってしまうのです。
「高くないよ。普通の部屋でも4万ウォンだし」
「でも3泊するんだから、ちょっとまけて」
(中略)
「…じゃぁ3泊で13万ということで。」
この3で割り切れない値段に、緊迫した交渉の経過を感じて下さい。(笑)
ガイドブックなどでは「韓国の荘旅館は"MOTEL"と名乗ることも多く、安い宿泊施設でもあり、同時に連れ込み宿でもあることが多い。その境界線は曖昧で利用者はあまり気にしない」といったことが良く書かれていますが、もう一度外に出て宿の外観を見てみると、どう見ても連れ込み宿です。本当にありがとうございました。
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