2006.5 韓国旅行記 (Natsu4歳) 10 水原民俗村
2016/07/22
「水原民俗村」
前日のエバーランドの疲れも多少残っていて、ゆっくり朝寝坊。今日は民俗村に行く日です。なぜ今日なのかというと、5月5日は韓国でも子どもの日で、こんな日にエラーランドに行ったが最後行列祭りになってしまうから、また、民俗村は見学型のイベントが多いので、ある程度混んでいる方が面白いからでした。
水原駅前の観光案内所で入場券を買うと、民俗村までのシャトルバスが無料になります。入場料は大人W11000とエバーランドの1/3。でも、大人にはエバーランドより楽しめる場所かもしれません。
園内には韓国各地から運ばれた古い民家が展示されています。実際に使っていた建物だから生活感がいっぱい。そして、その一部では、鍛冶屋、木工店、製絹などが実演されています。我が家は私も含め、蚕の繭を煮て絹糸を紡ぐ場面を初めて見ました。あまりに面白く他のお客さんが行ってしまってもずっと居座っていたら、繭を煮ていたおばさんに日本語で話しかけられ、雑談モードに。
「今は韓国だってこんなことやってないよ。やってるのは民俗村だから。」
なるほど。そうだろうなぁ。
「中の蚕はおいしいよ」と頂いたのですが、私にとって韓国の蒸し蚕は世界3大食べられない料理の一つ。子どもたちに勧めたら、父の様子を見て引いていました。子は親の背中を見て育つって本当だな…、違うか。
出来たばかりの絹糸は全くシルキーではなくまるで馬の毛のよう。これがあのつるつるした布になるのだから、人間の知恵ってすごいとあらためて感心します。
こういう本気の見学を3時間も続けると、やがて私の脳は飽和状態になり「なんか何見ても一緒だぁ」と、情報吸収活動を中止してしまいます。若い頃は8時間はもったのに… そして民俗村で脳が飽和状態になった時には、奥の観光市場で食事をするのが一番。^^
民俗村の市場=食堂はクーポン制なので、事前にどれがおいしそうかをチェックしておかなければなりません。我が家は全員揃って「ジョン」が好きなので、パジョン、キムチパジョン、ビンデドック、牡蠣のジョンなどを注文。テーブルは「お好み焼き大会」となります。
牡蠣は卵焼きに近く、キムチのパジョンは少しぺったりした食感。ビンデトックは「貧乏人の餅」と言う意味で緑豆から作るらしいのですが、これも「まぁまぁ」。やっぱり一番人気は毎回パジョン。ちょっと海産物も入っていたから「ハルメパジョン」ということになるのかな?どこで食べても極端なはずれのないメニューです。お酒はトンドン酒しか置いておらず、酔うと子どものケアができなくなる私は飲酒を断念。まぁ昼間だからいいんだけれど、ちょっとだけ寂しいかな?
民俗村の中には、いつのまにか小さな遊園地も出来ていました。大人も幼児も乗り放題W7000。小ぶりで使いやすそうな場所でしたが今日は子どもの日、こんなところに近寄っちゃいけません。目を輝かせた次女にデパートの屋上にあるような歩くパンダなんかに乗せてお茶を濁し、閉園の駐車場渋滞が始める前に水原駅に戻りました。
連日で帰路渋滞を結構気にしていますが、韓国で渋滞にはまると結構きついのです。バスなんかもお客さんを忘れたかのような強引な割り込みをしたりして見物ではあるのですが。
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