世界、大人の社会科見学!

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東南アジア周遊

ハノイの安くて旨い物 - ハノイ/ベトナム (2006.9-10 父一人旅アジア周遊56)

 

ベトナムは食べ物が旨いと言われる。
あんなきつい性格なのに本当かとも思うが、これは本当だ。ベトナム人は性格はきついがその分仕事はきっちりしているので、料理も旨い。また、日本人の嗜好に近いという側面もある。

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ハノイの安くて旨い物 - ハノイ/ベトナム
(2006.9-10 父一人旅アジア周遊56)

ベトナムは食べ物が旨いと言われる。
あんなきつい性格なのに本当かとも思うが、これは本当だ。ベトナム人は性格はきついがその分仕事はきっちりしているので、料理も旨い。また、日本人の嗜好に近いという側面もある。

ついでにいうとタイも食事が旨い。
穏和な性格で仕事はだらしないくせに、なぜか料理は旨い。こちらは仕事としての料理がきっちりしているというより、タイ人の享楽志向のせいもあるのだろう。イタリア人みたいだ。

ではその中間に位置するカンボジアはと言うと、これがまた見事なくらいぱっとしない。米を主食にするアジア食なので受け入れやすいが、これだというものを食べた記憶がない。だからついいつも安い日本食ばかり食べてしまう。チャレンジしてもことごとく敗北していたのだ。タイとベトナムに挟まれているのにこの有り様であることは、ある意味大変なことかもしれない。何をやってもぱっとしない、私の大好きなカンボジアだ。

ベトナム料理にももちろん地域性はある。
金を出せばいくらでも旨い物が食べられるが、1泊$2のエアコンを節約している身としてはそうそう金は出せない。どうしても「より安く、より旨い」ものを探すことになるが、ベトナムでは意外と簡単に見つけることができる。人だかりや行列を探せばよい。

日本で「行列の出来る店」というと、良い店も多いが、テレビに出たから」というタイプの物も多く油断できない。しかしベトナムの場合、後者のようなケースは少ないように感じる。人が多い店のものはほぼ間違いなく旨い。ここで少し、ハノイで食べた物を紹介してみる。

フォー

日本ではベトナム料理の中でも人気の品だが、私はとりたてて好きではない。決してまずい訳ではないが「普通にまぁまぁ旨い麺」といった認識だ。しかし「ベトナム → フォー」の図式は頭に刷り込まれているようで、ついうっかり食べてしまう。ハノイでは5000ドンから10000ドン程度。具によって値段も変わる。

hanoi_foo.jpg

コムビンザンのアラカルト

コムビンザンとは「大衆食堂」の意味だ。できあいのおかずやスープがケースなどに陳列されていて、その中から好きな物を選ぶ。大抵の人がご飯も注文する。

コム・ビン・ヤン_view.jpg

ただしそこはベトナム。観光客の多いエリアで値段も確認しないで適当に料理を選ぶのは地味に怖い。「これいくら?」といちいち価格を確認してからおかずを選んだ。たとえば下のような料理で、ビール抜きで20000-40000ドン程度になる。

コム・ビン・ヤンup.jpg

コム・ビン・ヤンup2.jpg

ビヤホイ

一応世間では「生ビール」ということになっている。「自家製ビール」と解説しているものをどこかで読んだ気もするが、私は自家製は飲んだことがない。店にタンクが運び込まれる場面は何度も見ているのだが。

「こんなの瓶ビールの飲み残しを集めたんだろ」と、誰もが想像することを口にしてしまった旅行者がいたが (お前だ、読んでるか? ^^;)、私は2000ドン出せば瓶や缶などに入れなければタンクから小売りできると信じたい信じている。

瓶ビールが8000-10000ドンする中、ビヤホイはグラス1杯(約400-500cc)僅か2000ドン、大雑把に10000ドン75円で計算するとこれは一杯15円だ。ちなみに、タイでこれだけビールを飲むと約60-70バーツ(200円前後)、シンガポールで飲むと500円前後になる。

だ。私の宿のそばでは、Classic2ホテル前の交差点の角それぞれ4ヶ所に、1~3軒(客は露天)のビアホイ屋があり、毎日通った。ちなみに一度言った店の隣の店に行くと、前回行った店の主人に睨まれる。

ビヤホイ.jpg

そして私が鼻息荒くお勧めしたいのが、この「ノム (NOM)」

これはスパイシーな干し肉のサラダだ。タイのヤムヌアはソテーした牛肉を使っているが、こちらでは薄い紙状の干し肉をはさみでチョキチョキ切って作る。ヤムヌアほど刺激的な辛さではなく、むしろ酢が利いていて辛みより酸味が前面に出る。

味の決め手はタレだけなので店の善し悪しが明確になり、人々に支持される味のブレンドに成功すると行列ができる。ハノイでは水上人形劇劇場裏手の路地で、バイクで買いに来る人が待つほどの人気店を見つけた。大変に旨かった。ハノイでは10000ドンベトナムに行ったら是非とも食べて欲しい料理だ。

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