香港の秋葉原・シャムスイポ - 香港/中国 (2006.9-10 父一人旅アジア周遊65)
マカオはのんびりして居心地が良いが刺激は少ない。気がついたら数日経っていた、ということもありそうだ。そこで帰国便の出発地である香港へ、旅行最後の刺激を受けに向かう。フェリーもあるが主流はジェットフォイルだ。運賃は平日143パタカと週末より50パカタほど安い。
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香港の秋葉原・シャムスイポ - 香港/中国
(2006.9-10 父一人旅アジア周遊65)
マカオはのんびりして居心地が良いが刺激は少ない。気がついたら数日経っていた、ということもありそうだ。そこで帰国便の出発地である香港へ、旅行最後の刺激を受けに向かう。フェリーもあるが主流はジェットフォイルだ。運賃は平日143パタカと週末より50パカタほど安い。
ボーイング社のジェットフォイルは香港へ水の上を走る。速い。1時間もしないうちに香港の街並みが見えてくる。
到着したのは、マウントデービスユースホステルへのシャトルバスもでる信託センターだ。ちょうど昼食時だったので、ビルの食堂街で私の大好きな鮮蝦雲呑麺セットの昼食。ランチタイムのみ飲み物と油菜がついてHK$20。うまい。
我が家は香港に頻繁に来る。多分もう20回以上来ているのではないだろうか。この街は独特の空気を持つ特別な街だ。私は未だにこの街の持つエネルギーに惹かれる。
九龍側に"Shamu Sui Po"(深水歩)という街がある。
ここは電子機器やPC等を扱う店が入っているビルがいくつかある「香港の秋葉原」的な街だ。家族できてしまうとさらっと見ることしかできないので、今回ひとりであることを幸いにじっくりと見学する。地下鉄Shamu Sui Po駅のD出口を出ると、その目の前に電脳ビル高登電脳中心はある。
D出口の目と鼻の先にある「黄金電脳商場」「高登電脳中心」がもっとも大きい建物で、内部も充実している。Windows 3.1が発表された直後は、ここでPC本体を買ってきて日本でWindowsをインストールすると、日本の半額近い値段でPCを組むことが出来た。今ではPCに関しては金額的なメリットはない。現在ではここから50キロも離れていない中国広東省あたりで作られる、怪しい電子グッズを見ることが目的だ。
ここでは様々な電子機器が扱われているが、PC関連以外で充実しているのはゲーム、MP3/4プレーヤーだ。特に、中国オリジナル規格に近い"AMV"形式の動画を再生できる"MP4プレーヤー"がやたら充実している。
いろいろ見て回り、一つだけ記念にMP4プレーヤーを購入する。
ASK-8260、HK$460。2Mのメモリを持つMP3/4プレーヤーで、横長のAMVファイルも詰まることなくスムースに再生できる。ノキアのバッテリーを流用したものなので、電池が消耗した時に交換できるのも、なかなか香港に来ることができない身としては魅力だ。日本語を含む多言語対応で、ラジオ、テキストビューワ、ボイスレコーダ、画像ビューワ、それになぜかテトリスもある。
中国製のこの種の機器には必ずと言っていいほどテトリスがついてくる。なぜだ?
高登電脳中心から地下鉄の線路を跨ぐ感じで西に少し向かうと、電気製品や怪しいがらくたを売る露店が軒を連ねる。
白色LEDとレーザーを備えたキーホルダーHK$10、握る発電式LED懐中電灯HK$10など、くだらないおもちゃがほしい男心を微妙にくすぐる品揃えだ。軽く見物だけするつもりが、いつの間にかキーホルダーを3つ握りしめていたのは、Shamu Sui Po の魔法にかけられたのかもしれない。
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