列車内の食事環境 (2007.1 チベット青蔵鉄道旅行記 14)
チベット青蔵鉄道は中国の看板列車だ。
食堂車が現役の中国の他の列車同様、立派な食堂車があり、朝から夜まで連続して営業している。
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列車内の食事環境
(2007.1 チベット青蔵鉄道旅行記 14)
チベット青蔵鉄道は中国の看板列車だ。
食堂車が現役の中国の他の列車同様、立派な食堂車があり、朝から夜まで連続して営業している。
料理はやはり街よりは高い。
味は悪くはないが、街のレストランの5割り増しから倍といったところだろう。まぁ高度4000mを超えるところを走り、ご飯を炊くのにも普通の3倍の時間がかかる環境だ。あまり贅沢は言えない。また、料理の種類も10-20種程度と、やはり街の食堂に比べると少ないと言える。
成都/ラサを走るT22次列車、アラカルトの夕食。
青椒牛肉絲が25元、野菜と木耳の炒め物が20元、ご飯5元、ビール5元。味は悪くない。
こちらはラサ/北京西での「多菜」。
出来合いの料理によるワンプレート夕食だ。一皿25元。
もちろん食堂車以外でも食事は出来る。
車内では飲み物、スナック、カップ麺、果物などを頻繁に売りに来る。カップ麺は5元。街のスーパーの安売りで2.5-3元なのでけっして暴利ではない。自分でカップ麺などを持ち込む乗客も多いが、売り子から買う乗客も少なくない。お湯は洗面所の給湯所を利用する。
また弁当の販売もある。
成都/ラサ間では、料理を何種類か入れたワゴンで皿におかずを載せた「丼(?)」を売りに来るが、ラサ/北京間の列車では容器に既に盛られた弁当の形で売りに来る。どちらも15元だ。
食堂車も悪くないが、通路のテーブルで15元の弁当を食べるのも楽しい。
また「駅弁」もある。
青蔵鉄道の停車駅は少ないが、それでも駅のホームには売店があり、トイレットペーパーから弁当まで様々な物を売っている。価格でいうとこれが一番安いし、ホームに降りて気分転換をするのも悪くない。
駅のホームで売っていた弁当は10元。
一見味気ないぶっかけ弁当だが、実は鶏の腿肉がまるごと入っているなど、車内売りの弁当より内容は充実していた。
チベット青蔵鉄道に限らず、お金さえあれば中国の列車で飢える心配はない。
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