香港YMCAスイート徹底解説 (2007.1 10回目の香港家族旅行 4)
2016/07/22
ノースウェストの香港便は夜遅く到着する。
空港から市内へは高速鉄道もあるが、この鉄道は結局終点で各ホテル行きのバスに乗り換えなければならないのであまりメリットはない上に高い。我が家は5人家族なので、こんなものに乗るならタクシーにした方がましだ。
しかしタクシーもあまり安くはない。そこで毎回空港バスに乗ることになる。尖沙咀のYMCAまでは"A21"のバスに乗ればHK$33と安上がりだし、深夜12時を過ぎても"N21"バスに乗ればちょっとだけ遠回りになるがもっと安くつくことが出来る。なによりこのバスの2階最前列に乗ると、「ああ、香港に来たんだ」という気分が盛り上がる。
尖沙咀のYMCAは観光客には最高のロケーションにある。
個人的には新界や全湾のホテルでもいっこうに構わないし、それはそれで面白みがあるのだが、スターフェリー乗り場も近く、最近では中国本土に向かうKRC鉄道の駅も近いので使い勝手は大変良い。
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香港YMCAスイート徹底解説
(2007.1 10回目の香港家族旅行 4)
ノースウェストの香港便は夜遅く到着する。
空港から市内へは高速鉄道もあるが、この鉄道は結局終点で各ホテル行きのバスに乗り換えなければならないのであまりメリットはない上に高い。我が家は5人家族なので、こんなものに乗るならタクシーにした方がましだ。
しかしタクシーもあまり安くはない。そこで毎回空港バスに乗ることになる。尖沙咀のYMCAまでは"A21"のバスに乗ればHK$33と安上がりだし、深夜12時を過ぎても"N21"バスに乗ればちょっとだけ遠回りになるがもっと安くつくことが出来る。なによりこのバスの2階最前列に乗ると、「ああ、香港に来たんだ」という気分が盛り上がる。
尖沙咀のYMCAは観光客には最高のロケーションにある。
個人的には新界や全湾のホテルでもいっこうに構わないし、それはそれで面白みがあるのだが、スターフェリー乗り場も近く、最近では中国本土に向かうKRC鉄道の駅も近いので使い勝手は大変良い。
YMCAのレセプションでチェックイン。
「禁煙室で良いか?」と質問されたので、こういう場合には当然「いや、困る」と答える。私は喫煙者だがホテルの室内ではバスルームでしか煙草を吸わない。それ以上に「禁煙室でよいか」という質問には『ファミリースイートには今禁煙室しか空きがない』という意味も隠されているのだ。
米系で到着しこの問答をすると、なぜか毎回部屋がハーバービュースイートにアップグレードされる。過去数回利用しているが確立は今のところ100%だ。別にあてにしていた訳ではないが、今回もやはりハーバービュースイートにアップグレードされた。
ファミリースイートとハーバービュースイートは、フロアが違うだけで同じ造りの部屋なのだ。ちなみにメンテナンスがしっかりしているホテルなので、喫煙室でも部屋がたばこ臭いということはない。
さて、そのハーバービュースイート(ファミリースイート)の詳細だ。
スイートなのだから当然リビングとベッドルームに別れている。決して広くはないが、香港としてはまずまずの部類だし、価格を考えるとむしろコストパフォーマンスは良い。
こちらがリビングルームだ。
真ん中のソファは夜はソファベッドとなる。Queen Sizeとまではいえないダブルサイズだ。
寝室はこちらだ。ホテルのルームプランには"King Size"とあるが、これがアメリカメインランドなら"Queen Size"と言われてもしかたがないと思う。
この二つの部屋がドアなしで隣接している。スイートの場合ドアがあることが多いが、家族連れにはドア無しの方が何かと便利だ。
バスルームは1個所。
二つの部屋をスイートにリノベーションしたホテルなどでは2個所あったりするが、この部屋はもともとスイートとして設計されていたらしく、寝室の奥にしかない。特に豪華ではないが十分に広くて清潔だ。
スイートだけなのかウェルカムフルーツが毎日置いてあった。またコーヒーや紅茶も4人分用意sれている。もちろんこれらは無料だ。
さて問題の部屋からの光景だがこんな感じだ。
多分ハーバービューでは一番下のフロアなのだろう。目の前の香港文化中心が若干目障りではある。しかし海が見えないよりは良い。
昼間はぱっとしない印象もあるが、夜になるとこれがなかなか悪くない。
マウントデービスのユースや重慶マンションも良いが、やはりYMCAのスイートは価格と内容のバランスが取れていると思う。しかし、どんなにきれいな部屋でも我が家が占拠するとあっというまに生活感に溢れる。長女が宿題を始めると長男もあわてて宿題に取りかかる。宿題のない次女まで雰囲気に飲まれ宿題ごっこを始める。あっという間に我が家のリビング並の荒れ方だ。まぁこうしてリビングを荒らして宿題ができるのもスイートならではなのかもしれない。