世界、大人の社会科見学!

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ホテルおおるり

1泊2000円! あのホテルおおるりチェーンの湯治宿

2019/03/19

 
ソウル発の航空券について書いている途中だったが、とんでもないニュースが入ってきたので速報を。

私の愛するあの価格破壊温泉宿「ホテルおおるりチェーン」がまたすごいことを始める。

以前も書いたが、ここは平日だろうとGW・盆暮れだろうと一部屋4人以上なら基本的に一人5000円で宿泊でき、しかも片道150円で鬼怒川、草津、塩原など全ての宿で送迎までしてくれる、同業者が腹を立てるほど大変な宿だ。そのおおるりチェーンのサイトのトップページに、こんな記述があった。

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昔ながらの湯治の宿復活!!2008年5月10日オープン!

おおるりグループでは、湯治専用の宿として、下記の2ホテルを5月10日にオープン致します。塩原温泉行きの送迎バス「湯けむり号」も首都圏より毎日運行中です。

素泊まり専用 塩原温泉 ホテル 蓬莱閣 1泊素泊2名様以上 2,000円
自炊の宿 奥塩原温泉 ホテル 八汐 1泊素泊2名様以上 2,200円
詳しいお問合せ・ご予約は、フリーコール 0120-582-856

新規オープンではない。
蓬莱閣も奥塩原の八汐も、以前はちゃんとしたおおるりチェーンのホテルで、1室4名/1泊2食5000円をやっていたのだ。

しかしこの2軒はちょっと宿が古くて規模が小さかった。
よほどの繁忙期でもない限り、なかなか客が集まらなかったのかもしれない。それにどちらも至近距離に同じおおるりチェーンの新しくて大きめのホテルがある。

おおるりのサイトには、サイト新規オープン以来この2軒の記述がなく、規模も小さいし閉館したのかとすら思われていた。しかし、それがこういう形で蘇った。

蓬莱閣も奥塩原八汐も、1室2名以上でそれぞれ1泊2000円、2200円だ。あのね、これね、もうユースホステルの素泊まりどころか、その辺のライダーハウスより安い。しかも個室で24時間入れる温泉もある。

ここまでやるのか、ホテルおおるり!!!

片道150円の送迎バス、湯けむり号で塩原温泉に行く。家族や友だちなど2人以上で6泊1週間過ごす。それで一人あたり12300円だ。同業他社の悲鳴が聞こえてきそうだ。

蓬莱閣は塩原温泉の中心にある、古くて小さな宿だ。風情があるというより、うらぶれた駅前旅館のようであることは否めない。

しかし奥塩原八汐はパンフレットにも載っていた。
こちらはおおるり愛好家である私の資料庫にファイリングされていたので、ここで紹介しよう。(ただし湯治宿になるのは八汐別館の方だけになるかもしれないが。)

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奥塩原八汐は、その辺の民宿や国民宿舎には負けない程度の施設だ。

温泉は連泊が良い。
お湯に浸かって休むことを繰り返してこそ、体の中に隠れている疲れ玉が割れ、中のどす黒い疲れ汁が流れ出し、やがて体内から排出される。1泊程度では疲れ玉がちょっと割れるだけで疲れるだけだ。疲れ汁の毒気に当たって一度ぐったりし、ぐっすり眠って休んで汁を排出してこそ温泉デトックスは完成するのだ。

湯治というのはそういうものだ。と、思う、多分。

この2軒なら1万ちょっとで1週間湯治ができる。
夏休み帰省先がない人たちには、子どもを1週間くらい地方で遊ばせるための最高の施設になる予感がする。

旅行会社をして「あそこは公共の宿と同じ感覚ですね」、同業者をして「(あまりに対抗出来ないので) あんな宿、あんな宿、きぃぃ!、宿も安ければ客も貧乏だ、きぃぃぃ!」とまで言わしめるおおるりはまだまだ前進するつもりだ。

20年近くおおるりを愛好してきた私も目が離せない。

ついでと言ってはなんだが、【予告】ホテルおおるりチェーンの全貌についても資料を添えながらここで粘着質に詳しく紹介していくことにする【乞うご期待】

# すみません、ソウルで買う航空券の話は、また次回に… ^^;

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