世界、大人の社会科見学!

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2007夏 北海道ツーリング

国道294号線、都心から新潟への下道

 
大洗からのフェリーは取れなかったが、新潟発の新日本海フェリーで無事往復2等寝台を確保できた。やはりウェブサイトで10分ごとにリアルタイム表示・予約できる新日本海フェリーは使いやすい。
ということで、北海道に行く前にまず首都圏から新潟まで走らなければならない。その距離大雑把に300kmだ。遠いと言えば遠いが、青森まで1日で走ったことを思えばなんでもない。
これが自家用車なら素直に関越自動車道を使うことになる。
渋滞さえなければ、都内から新潟までおおよそ3時間ちょっと言ったところだろうか。しかし我が愛車GN125は高速道路を走ることができない。
だからといって、関越自動車道に併走する下道の国道17号を走るのもちょっと考え物だ。
なにしろ国道17号線には渋滞情報でお馴染みの「税務大学校前」もあるし、私の愛する「水曜どうでしょう」ではカブとは言え都内を朝に出発しての1泊目が湯沢だった。深夜はともかく、日中の幹線国道は信号も多いし結構渋滞するのだ。
そこで今回は、前回の東北ツーリングで上り線だけ走破した国道294号線を北上し、会津若松から国道49号線で新潟に向かうルートを取った。17号線よりはやや遠回りにはなるが、このルートには信号や渋滞ポイントが少なく快適に走れることを確認済みだ。
GN125_TOKYO_NIGATA_ROUTE.gif


 
大洗からのフェリーは取れなかったが、新潟発の新日本海フェリーで無事往復2等寝台を確保できた。やはりウェブサイトで10分ごとにリアルタイム表示・予約できる新日本海フェリーは使いやすい。
ということで、北海道に行く前にまず首都圏から新潟まで走らなければならない。その距離大雑把に300kmだ。遠いと言えば遠いが、青森まで1日で走ったことを思えばなんでもない。
これが自家用車なら素直に関越自動車道を使うことになる。
渋滞さえなければ、都内から新潟までおおよそ3時間ちょっと言ったところだろうか。しかし我が愛車GN125は高速道路を走ることができない。
だからといって、関越自動車道に併走する下道の国道17号を走るのもちょっと考え物だ。
なにしろ国道17号線には渋滞情報でお馴染みの「税務大学校前」もあるし、私の愛する「水曜どうでしょう」ではカブとは言え都内を朝に出発しての1泊目が湯沢だった。深夜はともかく、日中の幹線国道は信号も多いし結構渋滞するのだ。
そこで今回は、前回の東北ツーリングで上り線だけ走破した国道294号線を北上し、会津若松から国道49号線で新潟に向かうルートを取った。17号線よりはやや遠回りにはなるが、このルートには信号や渋滞ポイントが少なく快適に走れることを確認済みだ。
GN125_TOKYO_NIGATA_ROUTE.gif
このルートは、昭文社 ツーリングマップルR 東北 '08で、「賀曽利隆が選ぶ東北の国道10選」のトップにある国道294号線と「賀曽利隆が選ぶ東北の街道10選」越後街道をつなぐルートだ。私は別に賀曽利さんの親族でもなんでもないが、大型トラックの排気ガスを吸いながら500mごとの信号停止する片側2車線の幹線よりは、よほど楽しく北上できる。
国道16号と6号が交差する呼塚交差点から始まることになっているが、地元の人間もそんなことは知らない。294号線は「茨城に入ってすぐ取手で国道6号線と分岐する、確か東筑波の方に行く、あってもなくても良い道」なのだ。茨城の人、ごめん。
10:09 取手市にて国道6号から国道294号に入る。
片側2車線の国号6号線を左折すると、片側1車線の国道294号線に入る。狭い歩道と生活感溢れる光景が3桁国道らしくて和む。この道の先に北海道が待っているという気が全くしない。最初のうちはいっちょまえに信号待ちや短い渋滞を見せることもあるが、これは3桁国道の見栄だ。それだけの実力が伴わない294号線は30分もすると息切れしてその先渋滞らしい渋滞を見せることはない。(連休などについては鵜呑みにしないように)
GN125_294_IN.gif
11:01 映画「下妻物語」の舞台ともなった「貴族の森」通過。
下妻に住む桃子が必要以上に代官山の洋服に憧れる気持ちが理解できるような気がする、潔いほどなにもない北関東の光景が広がる。ちなみに「下妻物語」は邦画をあまり見ない私ですら何度か繰り返して見た傑作なので、まだ見ていない人は急いでレンタルビデオショップに走ろう。
GN125_KIZOKU.gif
11:44 真岡市内通過。
この辺まで来れば、あとはやりたい放題である。
GN125_MOUKA.gif
12:52 湯津上村通過。
この辺まで来れば日本の道路交通法は適用されない。嘘だ。ここまでなんとか片側一車線を意地で保ってきた294号線も、このあたりになるとかなり息切れするようで、ついに車線という存在がなくなる。
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13:20 福島県白河市突入。関東地方にお別れである。
GN125_SIRAKAWA.gif
国道沿いにある地元で人気の白河ラーメン店、朝日屋で昼食。
やや不便な場所にあるため観光客はほとんどいないが、なかなかおいしい典型的な白河ラーメンだ。
GN125_SIRAKAWARAMEN.gif
GN125_UP_SIRAKAWARAMEN.gif
14:27 国道4号線を北にわたり、天栄村通過。
この辺は走っていて大変気持ちの良い道だ。294号線は、ルート通りに白河市内に入ると駅前の市街地をうねうね走ることになるので、4号線に出たらちょっと南下してショートカットするのが良い。
GN125_MAKINOUTI.gif
15:07 合図若松市、国道294号線終点。
直前は緩い峠道になっていて、トンネルなどもある。このT字路の先が国道49号線、昔の越後街道だ。会津若松の市内はこの先になる。ここまで柏市呼塚から241kmだ。
GN125_294END.gif
国道49号線に入ってからも大きな渋滞などあまり考えられない道が続く。
16:19 新潟県阿賀町突入。
約6時間で取手市から新潟県に着いた。
GN125IGATAIN.gif
ここからは阿賀野川などを眺めつつ走る。
新潟市内が近づくにつれ忘れていた近郊渋滞が蘇るが、まぁたいしたことはない。GN125は車体が細いので、短い信号待ち程度ではあまり苦しまない。
17:16 新潟駅前到着。
GN125_NIGATA_STA.gif
約7時間で新潟駅前に到着した。
ちなみにこの日は8月中旬の金曜日。休日や祝日の場合多少渋滞状況は変わるのかもしれない。
このルートは大変快適だ。
新潟のみならず、都内東部から東北方面に向かう時にも、6号線を走るより快適で楽しいと思う。が、3桁国道にはデメリットもある。このルートを走る時には、ガソリンの残量にだけは気を付けて欲しい。夜はもちろん、昼間ですらなかなか開いているスタンドが見つからないこともあるのだ。特に新潟経由で北海道に向かう人は、1500円位で売っている500ccのガソリン携行缶位は持っていった方が良いと思う。
こっちで心機一転してみました。^^
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