世界、大人の社会科見学!

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2007夏 北海道ツーリング

北海道2日目 帯広-納沙布-開陽台-知床 500km

 
北海道をバイクで走ることは大変に楽しい。
別に北海道が初めてではない。たぶん数十回来ている。家族で来た時にはレンタカーを借りるのが基本だ。北海道の道を知らないわけではない。しかしバイクは特別だ。景色が良い。信号が少ない。風が気持ちよい。もう笑っちゃうほど特別だ。
高揚した気持ちは未だ収まらず、朝の5時前に目を覚まし走り出してしまう。
今日の目的地は「一応」知床方面だが、まずは納沙布岬に行きたい。北方領土の島々を間近に見たかったし、それ以上に妙に端っこは押さえておきたいという気持ちがわくのだ。これも車で北海道を走っていたときにはなかった感覚だ。国道38号線を東に向かう。
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北海道をバイクで走ることは大変に楽しい。
別に北海道が初めてではない。たぶん数十回来ている。家族で来た時にはレンタカーを借りるのが基本だ。北海道の道を知らないわけではない。しかしバイクは特別だ。景色が良い。信号が少ない。風が気持ちよい。もう笑っちゃうほど特別だ。
高揚した気持ちは未だ収まらず、朝の5時前に目を覚まし走り出してしまう。
Gn125_obo_start.gif
今日の目的地は「一応」知床方面だが、まずは納沙布岬に行きたい。北方領土の島々を間近に見たかったし、それ以上に妙に端っこは押さえておきたいという気持ちがわくのだ。これも車で北海道を走っていたときにはなかった感覚だ。国道38号線を東に向かう。
GN125_r38.gif
8:30、厚岸駅で朝食。かきめし950円。
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この駅には特急列車は止まらない。従ってかなり有名な駅弁であるにも関わらず、ホームで売れる物はあまり多くなく、主にキヨスクなどで売れているらしい。ごはんに牡蠣の味が染みこむというレベルを超え、おそろしく濃厚な牡蠣エキスが「牡蠣だぁ、おまえは今牡蠣を食っているんだぁ!」と訴えかける。毎日食べたら嫌になってしまうかもしれないが、観光でたまに食べる分には大変においしい。駅の待合室にはほとんど人がいないので、ここで食べさせてもらう。
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10:30、納沙布岬到着。
入場無料の北方館・望郷の家で北方領土の歴史と現状についてお勉強。近くには入場料が900円もするタワーがあるが、当然素通り。
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根室市内ではキリル文字の書かれた標識が少なくない。地理的にロシアに近いからと言ってどれだけキリル文字が必要なのかとも思うが、北海道に上陸するロシアの貨物船は少なくないらしい。これは以前訪れた稚内でも同様だった。ちなみに稚内には「ロシア人専門店」なる店もあり、おもしろそうなので見学していたらやんわりと追い出されたことがある。この辺、調べてみればいろいろありそうだ。
GN125_nemuro_liriru.gif
13:00、野付半島。
ラムサール条約登録湿地でありトドマツの立ち枯れで有名な場所だが、どちらかというとそんなものより、どうやら私は、海に飛び出た細い砂嘴の道を走ってみたかったようだ。バイクに乗ると観光の価値基準も大幅に変わる。こち亀の本田を笑えない。
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13:45、中標津町「すしロード」にて昼食。
北海道の回転寿司は旅行者に人気だが、ここはライダーに妙に人気だ。ツーリングマップルに載っているせいもあるのだろうが、店側もそれを意識してか、ライダー用のノートなどを置いてある。普通においしい回転寿司の店、である。
Gn125_sushiroad.gif
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14:45 開陽台
開陽台は北海道を走るライダーに大変人気の場所だ。
標高は300mに満たないが、周囲に視界を遮る物がないので360度の展望が広がる。最近ではかなりメジャーな観光スポットになっており、ライダー以外どころか観光バスも訪れる。
Gn125_kaiyoudai.gif
しかし開陽台がライダーに人気である本当の理由は、この展望地に無料でキャンプができるからだ。トイレや水に全く困らず、景色が良く風が涼しい。展望台の1階には店や自動販売機もある。ここには長期キャンプするライダーも少なくないと聞く。無料は大変に安いと私も思う。
GN125_kaiyoudai_tent.gif
開陽台から農道を北上し、知床半島を目指す。
日本に「サイハテ」を自称する場所はいろいろあるが、文句なしに日本一の「サイハテ」は知床だろう。何せ半島の先端には一般人は行くこともできないし、熊も鹿も元気いっぱい暮らしている。その辺のサイハテとはサイハテ度が桁違いだ。
北方領土を右手に見ながら国道335号を羅臼まで向かい、さらに行けるところまで行ってみる。
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お・し・ま・い。
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行き止まりの地、相泊は小さな漁村だった。
納沙布岬や宗谷岬より最果てポイントは高い。日本では与那国島や波照間島あたりの最果て感も高いが、ここはバイクで到着できるので、心理的最果てポイントが大変に高い。「ここまできたんだなぁ」としみじみ感じる。
さらなるサイハテ感を求めてバイクを降りて少し歩いたのだが、あっという間に立ち入り禁止になっていた。
gn125_aidomari_endsign.gif
相泊到着が17:40頃。
朝5時に帯広を出て相泊まで17時間、距離にするとおおよそ500kmのツーリングとなった。これは関東-青森下道耐久ツアー700kmに次ぐ一日移動の記録となった。しかし景色も道も良いせいか、あまり疲れを感じていない。
この500kmで全く違和感を感じさせなかった中華GN125Hは偉い。
Gn125_HKD_2nddayroute.gif
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