吐魯番葡萄溝風景区 (ウルムチ発トルファン日帰り人民ツアー 6)
夏のトルファンの風物詩と言えば葡萄棚、らしい。
確かにこの雨の少ないこの地では葡萄栽培もうまくいくだろう。正直わざわざシルクロードの街までやってきて、そんなに熱心に葡萄棚を見たいとは思わないのだが、ここは吐魯番葡萄溝風景区というたいそうな観光ポイントとなっていて、「なにもそこまで」と思うような立派な門まで立っている。
読みにくいが日本語もある案内図
「ボドウ溝の風景区の風景区の全景を示す地図」と書いてある。
「ボドウ」ではなく「ブドウ」だ。立派な石版、作る前に調べて欲しい。
中国はウルムチ、トルファンといった新疆ウィグル地区を、チベット同様、殊更に観光地として整備していこうと考えているような気もする。もちろん葡萄畑だけでは観光地として弱いと感じたのか、他の見所もある。
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夏のトルファンの風物詩と言えば葡萄棚、らしい。
確かにこの雨の少ないこの地では葡萄栽培もうまくいくだろう。正直わざわざシルクロードの街までやってきて、そんなに熱心に葡萄棚を見たいとは思わないのだが、ここは吐魯番葡萄溝風景区というたいそうな観光ポイントとなっていて、「なにもそこまで」と思うような立派な門まで立っている。
読みにくいが日本語もある案内図
「ボドウ溝の風景区の風景区の全景を示す地図」と書いてある。
「ボドウ」ではなく「ブドウ」だ。立派な石版、作る前に調べて欲しい。
中国はウルムチ、トルファンといった新疆ウィグル地区を、チベット同様、殊更に観光地として整備していこうと考えているような気もする。
もちろん葡萄畑だけでは観光地として弱いと感じたのか、他の見所もある。
19世紀、ここで生まれた阿凡堤なる人物の家。
そんな奴知らない。
解放前の豪農の家。
目くじらを立てるほど豪華な家でもない。
これらの家は、葡萄畑に近い。
一回り歩くと、休憩所のような場所に出る。
一応入場料を取る観光施設だ。休憩所くらいあって当然と油断していると、スイカと葡萄が振る舞われ、ご家族でやっているような地味なダンスのショーが始まる。
こ、これは…と思っていたら、やはりここも実演販売の店だった。
ただし売り物は干し葡萄。怪しげな土産物よりよほどマシだ。
中国人民の皆さんも結構買い込んでいる。
私には干し葡萄の適正価格は分からないが、それほど高いものではない。もっとも安いから人民の皆さんが買っているのかというと、必ずしもそうではない。もちろん馬鹿高い物にはなかなか手は出さないが、それでもこの種の人民ツアーでは、中国人は結構いろいろ買っている。高度成長期の日本のバスツアーもこんな感じだったような気がする。
それはさておき、干し葡萄にもいろいろな種類がある。
試食は自由なので、一通り味見をしてみる。
酸味の強い物、甘みの強いものなど、それぞれ個性があって楽しい。それに干し葡萄の味比べなんてそうそう出来る物ではない。とはいえ、ここで買い込んで荷物を増やす程の物でもない。味見で十分だ。
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