世界、大人の社会科見学!

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2007夏 北海道ツーリング

ログ由縁

 
北海道ツーリングも6日目となった。
正直、北海道観光はもうどうでも良い。
別に北海道など来たい時に来ることができるし、正直観光は家族連れでさんざんやっている。「もうね、ぼくね、この信号と交通量の少ない道をただ走れればいいの、あはは」的感覚が、風景に馴染むほどに大きくなってしまっているのだ。もう狩勝峠程度の風景ではいちいち感動していられない。
GN125_karikati_view.gif
となると、自然と走ること以外の興味関心は、ご当地グルメと宿に絞られてくる。特にライダーハウスの面白さに私はずっぽりとはまってしまった。ライダーハウスは、日本国内では最強のコストパーフォーマンスを誇って良い、特殊なゲストハウスだと感じる。
ライダーハウスは宿主さんのご厚意で運営されている、という話を良く聞く。
確かにその通りだとも思わないではない。
特に草創期のライダーハウスはそうだったのだろう。だから泊めてもらうライダーもきちんと感謝の気持ちを持って泊めていただいただろう。「ライダーハウスで食べていけるわけではない」というのは真実だ。
しかし、中にはきちんとビジネスとしてやっていこうと考えているところもないではないような気がする。もちろん通年営業で利益は見込めないし、季節営業ではあるが、貴重な収入源と考えているところも、決してゼロではないはずだ。
昔のユースホステルが、ユースという看板があってこそ集客が可能だったように、ライダーハウス、あるいはゲストハウスという看板と営業スタイルがなければ客が寄りつかないという現実もあるのではないだろうか?国内でも海外でもゲストハウスやドミトリーが好きな私は、そんな性格の悪さを露呈する考えも浮かぶ。
ともあれライダーハウスが、国内最強のゲストハウスであることは間違いない。そんな中、もしかしたら北海道のライダーハウスでも最強の宿の一つが、ここ富良野のログ由縁だ。
Gn125_yukari_view.gif


 
北海道ツーリングも6日目となった。
正直、北海道観光はもうどうでも良い。
別に北海道など来たい時に来ることができるし、正直観光は家族連れでさんざんやっている。「もうね、ぼくね、この信号と交通量の少ない道をただ走れればいいの、あはは」的感覚が、風景に馴染むほどに大きくなってしまっているのだ。もう狩勝峠程度の風景ではいちいち感動していられない。
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となると、自然と走ること以外の興味関心は、ご当地グルメと宿に絞られてくる。特にライダーハウスの面白さに私はずっぽりとはまってしまった。ライダーハウスは、日本国内では最強のコストパーフォーマンスを誇って良い、特殊なゲストハウスだと感じる。
ライダーハウスは宿主さんのご厚意で運営されている、という話を良く聞く。
確かにその通りだとも思わないではない。
特に草創期のライダーハウスはそうだったのだろう。だから泊めてもらうライダーもきちんと感謝の気持ちを持って泊めていただいただろう。「ライダーハウスで食べていけるわけではない」というのは真実だ。
しかし、中にはきちんとビジネスとしてやっていこうと考えているところもないではないような気がする。もちろん通年営業で利益は見込めないし、季節営業ではあるが、貴重な収入源と考えているところも、決してゼロではないはずだ。
昔のユースホステルが、ユースという看板があってこそ集客が可能だったように、ライダーハウス、あるいはゲストハウスという看板と営業スタイルがなければ客が寄りつかないという現実もあるのではないだろうか?国内でも海外でもゲストハウスやドミトリーが好きな私は、そんな性格の悪さを露呈する考えも浮かぶ。
ともあれライダーハウスが、国内最強のゲストハウスであることは間違いない。そんな中、もしかしたら北海道のライダーハウスでも最強の宿の一つが、ここ富良野のログ由縁だ。
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ライダーハウスは非常識に安い値段で泊めていただける代わりに、宿泊者のニーズに全て応えることは難しい。しかしこの宿には恐ろしいほど死角がない。
まず寝室だ。
基本的にライダーハウスとしては男女別のドミトリーなのだが、寝具が用意されているだけではなく、ホテル仕様のマットレスを使っていて大変快適に眠ることができる。男部屋は床にマットを置いてあるが、女部屋はベッドだ。ユースの2段ベッドよりよほど快適だ。
GN125_yukari_mensdomi.gif
(男性用ドミ)
GN125_yukari_ladys_domi.gif
(女性用ドミ)
更にここには個室もある。
基本的にはここはログハウス形態の「コテージ&ライダーハウス」であり、風呂やキッチン付きの4人部屋でも1泊10000円で泊まることができる。オーナーさんが10年ががりで作った、極めてコストパフォーマンスが高いコテージでもあるのだ。
2階建てのライダーハウスは、1階がキッチンとダイニングになっていて、2階がドミだ。寝場所と生活の場所がきっちり別れているところが良い。キッチンや冷蔵庫も自由に使うことができる。
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風呂のないライダーハウスも少なくない中、ここにはオーナーさん手作りの露天風呂もある。もちろん男女別だ。
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更に驚くべき事に、ここにある洗濯機数台と乾燥機数台は、宿泊者は無料で使うことができる。コインランドリーで洗濯すれば600円くらいはかかってしまうのに、ここでは無料だ。あまりの申し訳なさに、宿泊者は洗濯機だけ借りて、雨の降らない時には宿の前に洗濯物を干す人がほとんどだ。乾燥機は電気代が高い。親切なオーナーさんの負担を少しでも減らそうという、利用者のせめてもの心配りだ。なんだかこういうの、とても好きだ。
この死角なしの最強ライダーハウス、ログ由縁、1泊1000円で泊めていただくことができる。私が今までに泊まったライダーハウスは、全て口コミで一定の評価を得ている所ばかりだったので、毎回「泊めていただくことができる」と思うのだが、ここはもう申し訳ないくらい「泊めていただく」感が強い。
少しお話させて頂いたオーナーさんの人柄の良さが、そのまま宿になったような場所だ。
あまりの居心地の良さに、月単位で住み込む人もいる。
中には例によって「ヌシ」と化しかけてる人もいるが、うざければスルーすればよろしい。「ヌシ」でも親切で面倒見の良い人もいれば、何かを勘違いしている馬鹿もいるのは、国内・国外同様だ。私が泊まった時には「お風呂沸いてますから、よかったらどうぞ」と言ってくれる、たいそう人柄の良いヌシさんだったので、気持ちよく過ごすことができた。
このログ由縁は通年営業だ。
ちょっと移動することになるが、恐ろしく安いスキー宿として冬に利用することもできる。
ただ聞いた話によると、オーナーさんはライダーハウスとしての営業について、最近やめてしまおうかと思うことが少なくないようなのだ。どうも、一部のライダーのマナーが悪く、近所から苦情が来たり、オーナーさんが悲しい思いをすることがあるらしい。
初めに、オーナーさんのご厚意によるライダーハウスばかりではないはずだ、などど性格の悪いことを書いたが、ここはまさにご厚意の塊を利用させていただけるような宿だ。
感謝の気持ちとマナーを持って、私もまた利用させていただきたいと思う。
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