ソウル最高の宿 ソウルタワービレッジ Seoul Tower Ville
以前ソウルへの激安チケットを紹介した時、航空券だけじゃ不安だという人のために強力におすすめした宿だ。
他のサイトへのリンクだけではちょっと不親切だったかもしれないと反省し、どういうところが良いのかを少し丁寧に書いてみる。
私がソウル最高の宿としておすすめしたのは、ソウルタワービレッジだ。
値段はシングル46000ウォン(約3443円)、ツイン56000ウォン(4285円)からと、経済的だ。
このあたりで検索すれば、似たような値段のホテルもあるにはあるが、大体日本円で3000円台のホテルは怪しげな使われ方もしているので、外から見えない=中からも採光が良くない傾向がある。
(ここで宿を予約するなら、一般的には予約できない日本円1000円クラスのバックパッカー宿か安いオンドル式旅館、そして直接予約するより代理店を通したほうが安い、本当の特級ホテルが良い。)
同じ価格帯のホテルに比べ、ソウルタワービレッジは極めて清潔で明るい。ついでに書いてしまえば、同じクラスのホテルより部屋も広い。
しかし、このソウルタワービレッジの良さは、同じ価格帯のホテルより広くて清潔なだけではないのだ。過去20泊以上この宿に泊まった私だから書ける、ソウルタワービレッジの魅力は……
以前ソウルへの激安チケットを紹介した時、航空券だけじゃ不安だという人のために強力におすすめした宿だ。
他のサイトへのリンクだけではちょっと不親切だったかもしれないと反省し、どういうところが良いのかを少し丁寧に書いてみる。
私がソウル最高の宿としておすすめしたのは、ソウルタワービレッジだ。
値段はシングル46000ウォン(約3443円)、ツイン56000ウォン(4285円)からと、経済的だ。
このあたりで検索すれば、似たような値段のホテルもあるにはあるが、大体日本円で3000円台のホテルは怪しげな使われ方もしているので、外から見えない=中からも採光が良くない傾向がある。
(ここで宿を予約するなら、一般的には予約できない日本円1000円クラスのバックパッカー宿か安いオンドル式旅館、そして直接予約するより代理店を通したほうが安い、本当の特級ホテルが良い。)
同じ価格帯のホテルに比べ、ソウルタワービレッジは極めて清潔で明るい。ついでに書いてしまえば、同じクラスのホテルより部屋も広い。
しかし、このソウルタワービレッジの良さは、同じ価格帯のホテルより広くて清潔なだけではないのだ。過去20泊以上この宿に泊まった私だから書ける、ソウルタワービレッジの魅力はまず立地だ。
ソウルの中心地である地下鉄明洞駅から、徒歩で10分弱。
大通りをはさんで明洞の反対側の住宅地にあるため、環境が良い。
この環境が良いというのは、静かだということだ。
以前私は明洞ではこのホテルを定宿にしていた。
場所はいいし、値段も昔は安かった。広いオンドル部屋には頼めば韓国風の薄い敷布団だけではなくマットレスも持ってきて来てくれたし、1日3本空港への無料送迎バスもあった。大変良いホテルだったのだ。
今もここは良いホテルだ。おかしなホテルに泊まるならここが良い。
しかし10年ほど前の改装と同時に値段がぐんと高くなり、今や20平米もないシングルですら10万ウォン前後、ツインで13万から19万ウォンもするようになってしまった。
そしてこのホテル、夜が少しうるさい。
これはホテルが悪いのではない。深夜まで大音量の音楽を流し続ける明洞の商店が悪いのだ。部屋によっては夜中まで地味にバスドラムの音が聞こえ続ける。
しかしソウルタワービレッジの周りは住宅だ。
南山のケーブルカー駅に向かう道からは10数メートル奥に入った路地にあり、明洞への道は歩行者専用の階段。うるさくなりようがない。
第2の魅力は部屋のバリエーションの豊富さだ。
この宿はもともとアパートだったようで、ロビーなどの公共スペースが一切ない。その分1部屋がホテルに比べて広く、そして様々な種類の部屋がある。
シングルからベッド6台の部屋までいろいろあり、ついでに1ベッドひとりなどと細かいことを言わないので、子連れ旅行者ならツインでもなんとかなってしまう。
ちなみにこの部屋でも1泊112000ウォン。前述のホテルの14平米程度のシングルと同じ値段だ。寝室は独立しているため、ソウルタワービレッジのサイトでは、「2家族4人まで宿泊可能」とある。もちろん添い寝の小さな子どもの追加料金など心配する必要はない。
更にこの宿、全ての部屋にキッチンと洗濯機がある。
これはもともとアパートだったことの重要な状況証拠だ。
ともあれ、その気になればしっかりしたディナーだって作ることができるが、せっかく韓国まで行って自炊する人は多くないかもしれない。せいぜいお茶やカップ麺を作るくらいだろうか。
ちなみみインスタントコーヒーやお茶、各種食器に洗剤なども用意されているので、わざわざカップや皿を買うこともない。
洗濯機は重要だ。
一人旅でも洗濯には困ることがある。
ましてや家族連れにでもなったら、洗濯は拷問に等しい重労働だ。「ホテルのランドリーサービスに出せばいいでしょ?」などという人が「とにかく安く旅行したい」などというブログを見るとは思えないが、コインランドリーのない国での洗濯は、旅行者にとって大問題なのだ。
しかしソウルタワービレッジに泊まる場合、この心配はない。
乾燥機はないが、そこは空気の乾いたソウル、寝る前に部屋のどこかに干しておけば、朝には気持ちよく乾いている。
ついでに書けば、普通のホテルで有料の歯ブラシや歯磨き粉なども、なぜか部屋にどーんと置いてある。
ご主人の高さんは、空港から電話をすると、頃合いを見計らって世宗ホテルの前まで車で迎えにきてくれる。ついでに、タイミングが合えば、市内の近場なら車に乗せてくれることも多い。
明洞からの道は、最後に50m程の階段を登ることになるので、空港に到着したら、素直に高さんに迎えに来てもらうほうが良い。重い荷物を背負っての階段は、深夜酔っ払って宿に帰るとき同様、なかなか厳しい。
場所はなぜかGoogleMapでは表示できない。
明洞にあるパシフィックホテルの左側を抜け、ミニストップの角を右折、直後の細い階段を登りきった所だ。