フェリーの割引とアップグレード
2016/07/22
フェリーは地味だがなかなか魅力的な乗り物だ。
陸路のショートカット的な、東京湾フェリーや伊勢湾フェリー、青函フェリーなどの短距離/連絡船は、道路の延長線的に考えるべきなので別扱いとして、やはり面白いのは長距離フェリーだ。
フェリーを積極的に利用する層がライダーだ。
私もバイクでツーリングに出かけることがあるが、北海道や九州などはフェリーを使う。高速代やガソリン代、そして労力と時間を考えると、宿代わりにもなるフェリーは結果的に安上がりで楽なのだ。しかも長距離線には2万㌧クラスの大型船が多く、想像以上に快適だ。
実は私は船が苦手だった。
しかし数年前北海道に行くフェリーを利用してから認識が変わった。今のフェリーは昔に比べかなり快適になっているし、最近の酔い止め薬は優秀で副作用も少なくなっている。
私は臆病なので、乗船前にアンプル剤を飲み、船内用に錠剤を持って行くのだが、錠剤は未だ飲む必要があった試しがない。
長距離フェリーで大切なのは、狭くても良いから自分の空間を確保することだ。2等の大広間も閑散期には安くてゆったりできるのだが、安心して眠るにはやや難がある。2000-3000円程度の差額でベッドがある場合には,絶対に確保するべきだ。安眠の度合いと疲れ方が違う。
さてこのフェリーだが、あまり割引システムがない……
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フェリーは地味だがなかなか魅力的な乗り物だ。
陸路のショートカット的な、東京湾フェリーや伊勢湾フェリー、青函フェリーなどの短距離/連絡船は、道路の延長線的に考えるべきなので別扱いとして、やはり面白いのは長距離フェリーだ。
フェリーを積極的に利用する層がライダーだ。
私もバイクでツーリングに出かけることがあるが、北海道や九州などはフェリーを使う。高速代やガソリン代、そして労力と時間を考えると、宿代わりにもなるフェリーは結果的に安上がりで楽なのだ。しかも長距離線には2万㌧クラスの大型船が多く、想像以上に快適だ。
実は私は船が苦手だった。
しかし数年前北海道に行くフェリーを利用してから認識が変わった。今のフェリーは昔に比べかなり快適になっているし、最近の酔い止め薬は優秀で副作用も少なくなっている。
私は臆病なので、乗船前にアンプル剤を飲み、船内用に錠剤を持って行くのだが、錠剤は未だ飲む必要があった試しがない。
長距離フェリーで大切なのは、狭くても良いから自分の空間を確保することだ。2等の大広間も閑散期には安くてゆったりできるのだが、安心して眠るにはやや難がある。2000-3000円程度の差額でベッドがある場合には,絶対に確保するべきだ。安眠の度合いと疲れ方が違う。
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さてこのフェリーだが、あまり割引システムがない。
有名なのは関西汽船の株主優待券だが、以前半額だったものが3割に、そしてあまりの悪評に4割にと迷走中だが、これ以外にさほど魅力的な割引がないという現実もある。
こういう時にこそ利用したいのが、旅行代理店による割引による割引だ。お盆などのピーク時にはあまり期待できないが、その他の時期にはけっこういろんなプランがある。
例えば名門大洋フェリーでは、平成21年5月7日(木)~平成21年7月16日(木)まで一等個室の貸し切り料金無料キャンペーンをやっているし、三井商船フェリーでは和洋室へのアップグレード料金の割引を行っている。またダイヤモンドフェリーの屋久島フリープランなどツアー的なパッケージも魅力的だ。
唯一の問題は「フェリーは時間がかかる」ということだ。飛行機なら1~2時間で移動できるところ、フェリーは一晩をかけて移動する。
このデメリットを補うには、最初からフェリーを宿代わりとして考えることだ。そうすれば、実はけっこう安上がりに効率良く移動できていることがわかる。キャンピングカーやバイクなど、愛車で現地を観光したい人は、みんな積極的にフェリーを使っている。
フェリーを利用したツアーや割引パッケージではクルーズシステムが老舗だ。
しかし最近になって新興勢力も、その資本の大きさとネットの力を借りて、クルーズシステムにはなかったタイプのプランを提示してきている。
フェリー会社に直接予約を入れるより、この種の代理店を通した方が安くなるのは、飛行機の切符を空港や航空会社で買うより、代理店を通した方が安いのと同じだ。あとは各旅行代理店のパッケージ内容を良く比較して、安上がりで得な物を選べば良い。
最近のフェリーは、燃料高騰で経営があまり楽ではない。運行停止になった路線も少なくないし、路線自体がなくなってしまった会社、会社自体がなくなってしまったところもある。
他にはない魅力が多い船旅が、日本からなくなってしまうことがなければ良いと思う。
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